産後の肩こりはなぜ起こる?原因と楽にするためのセルフケア方法
2025年03月24日
赤ちゃんのお世話に追われる毎日。
ふと気づくと、肩が重い・痛い・だるい…。
そんな「産後の肩こり」に悩むママは非常に多く、西宮でも整体院への相談が増えています。
今回は、産後に肩こりが起きる理由と、症状を軽減するための具体的な対策、
そして整体や楽トレ(EMSトレーニング)を活用したケア方法までを詳しくご紹介します。
目次
産後に肩こりが起こる主な原因
1. 授乳・抱っこによる姿勢の負担
産後のママは、授乳や抱っこなど前かがみの姿勢を長時間とることが増えます。
特に授乳時には背中を丸め、首を下に向けることが多いため、肩周りの筋肉が常に緊張状態になり、肩こりを招きます。
2. 骨盤の歪みによる姿勢の崩れ
出産により骨盤が歪むと、全身のバランスが崩れます。
その影響で無意識に猫背や巻き肩になり、首や肩に負担がかかりやすくなります。
骨盤の不安定さが上半身の不調にも直結しているのです。
3. 筋力(特に体幹・インナーマッスル)の低下
妊娠・出産を経て腹筋や骨盤底筋が弱ると、姿勢を支える体幹の力が不足します。
結果として肩周辺の筋肉が必要以上に働き、疲労がたまってコリを感じるようになります。
4. 睡眠不足と疲労の蓄積
産後は夜間の授乳やおむつ替えで睡眠が断続的になり、疲れが取れません。
ストレスや自律神経の乱れも加わり、肩こりの症状が悪化しやすくなります。
肩こりを楽にするセルフケア方法
1. 授乳・抱っこの姿勢を見直す
- 授乳時は背もたれのある椅子に座り、授乳クッションで赤ちゃんの位置を調整しましょう。
- 抱っこは左右交互に行い、片側に負担がかからないように意識しましょう。
2. 肩甲骨まわりのストレッチ
- 肩回し:両肩に指を乗せ、肘で大きな円を描くように回す。前後20回ずつ。
- 胸を開くストレッチ:背中で手を組み、肩甲骨を寄せるように胸を開いて深呼吸。猫背や巻き肩の解消に効果的です。
3. 温めて血行を促進
肩や首のコリが強い時は、ホットタオルや湯船で温めるのがおすすめです。血流が良くなることで、筋肉のこわばりが和らぎます。
根本改善には楽トレ(EMS)で体幹を強化
「マッサージしてもすぐ戻る…」と感じている方には、
楽トレ(EMSトレーニング)がおすすめです。
楽トレとは?
電気刺激で深層筋(インナーマッスル)を鍛える機器で、特に腹横筋や骨盤底筋、多裂筋など、体の中心を支える筋肉を効率よく鍛えることができます。
肩こり改善に効果的な理由
- 姿勢を正す筋力がつく:猫背や巻き肩が改善し、肩への負担が軽減されます。
- 負担のかからない体を作れる:インナーマッスルが強化されることで、肩周囲の筋肉が過度に緊張しなくなります。
- 産後の筋力低下にも対応:自分で動かなくても筋肉に刺激を与えられるため、産後の体にやさしく、継続しやすい方法です。
専門家の施術も併用するとさらに効果的
セルフケアや楽トレと合わせて、
西宮で骨盤矯正や産後整体を提供する院でのケアもおすすめです。
骨盤や姿勢の歪みを整えることで、肩こりの根本改善が期待できます。
まとめ
産後の肩こりは、抱っこや授乳などの姿勢だけでなく、
骨盤の歪みや筋力の低下といった全身のバランスの乱れが原因です。
日常の姿勢を見直し、ストレッチで血流を促し、
楽トレで体幹を鍛えることが、肩こりの根本改善につながります。
つらい肩こりを我慢せず、早めにケアを取り入れて、
育児をもっと快適に、笑顔で過ごせる体をつくりましょう。