【筋肉痛は年齢のせいではありません】西宮の骨盤整体院が紹介

2023年08月17日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

激しい運動をした後や、普段使わない筋肉を使った時に発生する筋肉痛は、皆さまも何度も経験したことがあると思います。

 

今回は、筋肉痛が発生する原因についてご紹介いたします。

また、

  • 筋肉痛と年齢には関係があるの?
  • 筋肉痛がある時に運動してもいいの?

など、筋肉痛にまつわる疑問も解説しております。

 

  • 久しぶりに運動をしたら筋肉痛になった
  • トレーニングを始めて筋肉痛のケアを知りたい

という方におすすめです。

是非最後までご覧ください。

 

筋肉痛になる仕組み

筋肉痛は、運動中や運動後に筋肉に生じる痛みを指します。

筋肉痛のメカニズムは、完全には解明されておりませんが、現在では、「運動によって損傷した筋肉を修復する過程で炎症が起こり、痛みが発生する」と考えられています。

そんな筋肉痛は、

  • 即発性筋肉痛
  • 遅発性筋肉痛

の2種類に分けられます。

 

即発性筋肉痛

運動した直後や早ければ運動中に生じる筋肉痛です。

 

強度の高い運動によって、筋肉に大きな負荷がかかったり、筋肉の過度な緊張状態が続いたりすることで筋肉内の血流が悪くなります。

そうすると、筋肉の代謝物である水素イオンが溜まり、筋肉内が急激に酸性に傾きます。

筋肉の活動に適しているのは弱アルカリ性から中性と言われているため、激しい運動をして筋肉内が酸性の状態に陥ると、痛みやダルさを感じます。

 

遅発性筋肉痛

運動をして数時間から数日後に生じる筋肉痛で、多くの方がよく経験する筋肉痛はこちらの遅発性筋肉痛になります。

 

普段使わない筋肉を使ったり、重いものを持ったりすると、筋肉を構成している筋繊維に微細な傷がつきます。

その傷を修復しようと炎症が起こり、その際にヒスタミンやプロスタグランジンなどの痛み物質が生成されるため、痛みが発生します。

 

歳をとると筋肉痛が遅く発生する?

“歳をとると筋肉痛が遅れて来る”と聞いたことがあるかもしれませんが、現在のところ、筋肉痛と年齢に関係はないとされています。

しかし、強度の高い運動を行うと筋肉痛の発生が比較的早く、強度の低い運動を行うと筋肉痛の発生が遅い、と言われています。

 

歳をとると、筋肉に大きな負荷をかける運動よりはウォーキングなどの強度の低い運動をするようになりますよね。

そのため、「筋肉痛が遅れて来た=歳をとったから」と感じるのです。

 

筋肉痛のケア

痛みが強い期間

筋肉痛が発生して間もない、痛みが強い期間は、炎症を抑えるために患部(痛いところ)を冷やします

痛みが強いのにも関わらず無理をすると、筋肉へのダメージが大きくなり、怪我にもつながります。

筋肉の修復には48時間から72時間かかるので、痛みが強い期間は出来るだけ安静に、筋肉を休めてあげましょう。

 

痛みが落ち着いてきたら

痛みが落ち着いてきたら、お風呂にゆっくりと浸かって筋肉を温めることが効果的です。

温めることで筋肉内の血行が良くなるので、筋肉の修復が促されます。

 

筋肉痛がある時の運動

筋肉痛がある時は、ストレッチ軽めの有酸素運動を行いましょう。

この2つは、血液の循環を促進させるため、筋肉痛からの回復に効果的です。

 

筋肉痛についてのまとめ

いかがでしたか?

 

今回は筋肉痛についてご紹介いたしました。

ちなみに、運動不足が続いていると筋肉が衰えている可能性があるため、少しの運動でも筋肉痛になりやすいです。

健康のためにも運動習慣をつけていただくことが一番ですが、もし久しぶりに運動をするという場合には、準備体操やクールダウンを忘れずに行ってください。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみや姿勢の悪さが気になる方
  • 慢性的な肩こりや腰痛でお困りの方
  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

【腰痛のセルフケア】効果的な方法を西宮の骨盤整体院が紹介

2023年06月6日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

腰痛の種類

腰痛でお困りの方、痛みが出たり強くなったりする動作は、どんな動作ですか?

腰痛には、

  • 伸展型腰痛
  • 屈曲型腰痛
  • 回旋型腰痛

という3つのタイプがあります。

そして、タイプごとに痛みを引き起こしている原因が異なります。

そのため、痛みの改善にはご自身の腰痛のタイプに合ったケアをすることが大切です。

 

今回の記事では、腰痛のタイプごとにその原因やセルフケアをご紹介いたします。

  • ご自身の腰痛について詳しく知りたい方
  • 腰痛改善のために行っているセルフケアで効果が実感できていない方

是非最後までご覧ください。

 

伸展型腰痛

腰を反ることで痛みが増す場合は、伸展型腰痛に分類されます。

 

伸展型腰痛の原因は、

  • 腹筋群
  • 腸腰筋(股関節の動きに関わる筋肉)
  • 大腿四頭筋

といった、身体の前面にある筋肉の柔軟性不足が考えられます。

 

腰を反る動作は、腰椎の伸展と骨盤の後傾が合わさった動作です。

しかし、上記の筋肉の柔軟性不足によって、腰を反る時に骨盤の後傾ではなく、骨盤の前傾が増強します。

身体を正しく動かすことができていないため、腰に負担がかかり、腰痛につながります。

 

伸展型腰痛になりやすい方の特徴としては、

  • 骨盤が前傾している(反り腰)
  • 胸郭の動きが悪い
  • 太ももの前面が張っている

このようなものがあります。

 

屈曲型腰痛

腰を曲げることで痛みが増す場合は、屈曲型腰痛に分類されます。

 

屈曲型腰痛の原因は、

  • 腰背部の筋肉
  • 殿筋群(お尻の筋肉)
  • ハムストリングス

といった、身体の後面にある筋肉の柔軟性不足が挙げられます。

 

上記の筋肉の柔軟性不足は、腰を曲げる時に必要な腰椎の屈曲や骨盤の前傾を制限します。

その結果、腰に負担がかかり、腰痛が発生します。

 

屈曲型腰痛になりやすい方の特徴としては、

  • 骨盤が後傾している
  • 長時間座っていることが多い

このようなものがあります。

 

回旋型腰痛

身体を左右に捻ることで痛みがでる場合は、回旋型腰痛に分類されます。

 

回旋型腰痛の原因は、

  • 体幹の筋肉の緊張不足
  • 左右の筋肉のアンバランス

などが挙げられます。

 

体幹の筋肉の緊張不足があると、身体を捻った時に体幹が不安定になり、腰に負担がかかります。

また、日常生活やスポーツで偏った身体の使い方をしていると、左右の筋肉の強度に差が出てしまい、身体を捻る動作に支障をきたします。

 

野球やゴルフ、テニスなど身体を捻るスポーツをしている方は、回旋型腰痛に注意が必要です。

 

腰痛のタイプ別セルフケア

今回は、

  • 伸展型腰痛
  • 屈曲型腰痛
  • 回旋型腰痛

それぞれに合ったストレッチをご紹介いたします。

 

伸展型腰痛のストレッチ

伸展型腰痛のストレッチ

  1. うつ伏せになります
  2. 片方の膝を曲げます
  3. 足の甲を手で持ってお尻に近づけます
  4. そのまま30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

 

屈曲型腰痛のストレッチ

屈曲型腰痛のストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 片方の膝を抱えてお腹に近づけます
    膝は90度程度で深く曲げすぎない
  3. そのまま30秒キープしましょう
  4. 反対側も同じように行います

 

回旋型腰痛のストレッチ

回旋型腰痛のストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 片方の膝を曲げて身体を捻ります
  3. 反対側の手で膝を床に近づけます
  4. そのまま30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

 

腰痛の3つのタイプについてのまとめ

いかがでしたか?

 

あなたが抱えている腰痛はどのタイプに当てはまりましたか?

一口に腰痛と言っても、痛みが出る動作によって原因やケア方法が異なります。

間違ったエクササイズやストレッチは、痛みを悪化させかねません。

 

お身体の症状に合わせて、適切なケアをするためにも、今回の記事を参考にしていただけますと幸いです。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみや姿勢の悪さが気になる方
  • 辛い腰痛を少しでも早く治したい方
  • 西宮で骨盤矯正が受けられる整体院をお探しの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

腰痛の原因は股関節だった!?長年の腰痛が改善された症例

2021年04月2日

今回の症例報告は長年の腰痛が数年で悪化し悩んでいた方の改善報告になります。

慢性的に腰痛があり、年々症状が悪化してきている方は要注意です。
そんな方は一度しっかりとした腰痛の原因を調べ対策していく必要があります。

  • 腰のだるさから痛みに変わり、何年も改善されない腰痛がある方
  • 整体や骨盤矯正に通っているがなかなか改善されない腰痛がある方

上記の方は今回の記事を参考に整体院選びの参考にしてみて下さい。

患者様データ

販売(1日中立ち仕事)
年齢:30代前半
出産経験なし

悩み、来院の経緯

腰痛での悩み

慢性的な腰痛がある。

常にだるさを感じており、仕事の体勢や疲れで痛みに繋がる感じだった。
以前から整体に通い、メンテナンスしていた。
しかし根本的な改善には至っていない。

仕事がここ数年で忙しくなり、痛みが強くなった
寝れば回復していた腰のだるさも抜けなくなって来てしまった。

昨年、結婚し妊娠、出産を考えると体が耐えられない気がしており根本的な改善策を模索していた。

行きつけの飲食店で、鳴尾ぴっと骨盤整体院を紹介され来院を決意した。

問診、検査、施術

腰は前屈、後屈時に痛みが増悪する。
股関節の屈折点を強調することで痛みは軽減される。
股関節の動きが極端に悪いが変形や外傷などの既往もなし。

腰は痛みが強くなり過ぎると、足の裏まで痺れる
立っていることも辛くなり、より腰の痛みを強く感じる。

肩こりもあるが頭痛などの随伴症状はなし。

施術1回目

整体、骨盤矯正

臀筋の緊張と股関節の動きを良くするように整体。
矯正で首のゆがみも確認された。

施術2回目

整体、骨盤矯正

仕事中の痛みはかなり軽減された。
痛みから、張り感や違和感に変わった。

腰痛がマシになったからなのか肩こりを強く感じた。
いつもは右がだるいことが多いが今回は左だった。

施術3回目

インナー検査、骨盤矯正

検査でインナーマッスルの低下がみられた。
体のゆがみはかなりマシになっている。

施術4回目

整体、骨盤矯正、インナートレーニング

インナートレーニングを整体や矯正と併用して行っていくことで
症状の再発防止も視野に治療。

施術5回目

整体、骨盤矯正、インナートレーニング

症状はかなり安定している。
次の状態で治療の間隔を空けていく。

施術6回目

整体、骨盤矯正、インナートレーニング

腰のだるさを感じることはあるが痛みに繋がることは無くなった。
状態が安定しているので2週間に1回の通院ペースに移行。

現在は月に1回体のメンテナンスとして通院されております。

考察

股関節性腰痛の考察

股関節の動きの硬さや、お尻の筋肉の緊張で腰に負担がかかり腰痛に繋がっていたと考察する。

また、元々の姿勢やインナーマッスルの問題もあり腰のだるさに繋がっている。

まとめ

腰痛や肩こりは多くの方が悩む症状です。
しかし、痛みの原因は1つではなく、色々な原因があります。

また、1つの原因ではなく問題が積み重なって痛みに繋がっている場合もあります。

今回の症例の方みたいに、股関節性の腰痛は多くの方に当てはまります。
もし、あなたが腰痛に悩んでいて腰の治療を受けているが改善しないなら股関節に目を向ける必要があるかもしれません。

今回の記事であなたの腰痛改善の整体院選びの参考になればと思います。

20年続く首の痛みが整体と矯正で改善された症例

2021年02月22日

今回は”繰り返し寝違えが起こる”という症例です。

  • 今までで3回以上寝違いの経験がある人
  • 寝違えのたびに治りが悪くなったり症状が悪化している人
  • 首や肩の動きが悪いと感じている人

上記のようなお悩みがある方は、適切な治療を受けることをオススメ致します。
今ひどい痛みに繋がっていなくても後々取り返しのつかない事になる可能性が高いタイプの方です。

患者様データ

40代後半
女性
お仕事:事務
出産経験あり(2人)

初診時のお悩み

首の痛み

元々、肩こりがある。
3日前から首〜背中にかけて強い痛みがある。

疲れが溜まるとよく寝違いが起きる。
以前までは寝違いの頻度は月に1回くらいだったが、最近は頻度が増えてきている。

来院の経緯

以前から、整体や姿勢矯正に興味はあった。
寝違えても2〜3日で痛みが治まるため、治療するまでは考えていなかった。

ここ、半年くらいで症状の変化で、痛みが強くなったり、頻度が多くなってきた。
また痛みの継続も長くなり不安を感じていた。

仕事が遅くまであり、自宅近くでは通院できずにいたが、同僚が当院で10年来の腰痛が改善されたと聞いて、来院を決意したそうです。

初診時の状態

首、肩の可動域制限及び運動痛。
3日前に痛めてから、日に日に悪化している印象とのことです。

首を痛めた影響か大腿後面〜足裏にかけて痺れた痛みがある。

問診、検査の結果

話を聞くと分かったことが、天井を向くことが20年以上できていないとのことでした。

また、仕事での座り方や普段の姿勢などなどで日々負担がかかっている状態とのことです。
首の痛みが1番だが、あと20年痛みなく仕事ができることが目標。

施術内容

治療1回目
整体・ハイボルト
首〜背中の痛みの緩和と可動域回復を中心に施術を行なった。 

治療2回目
整体・ハイボルト
治療後は動きはかなり良くなった。
しかし、前回治療の翌日は痛みが悪化した。
同様に痛みの緩和と可動域の向上を中心に施術。

治療3回目
整体・骨盤矯正・体幹トレーニング
首の痛みは段々軽減している。
常に首の前が張っているような感じが残る。

今回からは症状の緩和だけでなく、根本的な改善と再発防止も視野に入れ施術を行なった。

治療4回目
整体・骨盤矯正・体幹トレーニング
前日、頭重感・首の違和感があった。
初診時にあった、下半身の痺れは解消されたがだるさはある。

治療5回目
整体・骨盤矯正・体幹トレーニング
前日まで首の痛みは完全に消失していた。
当日になり左頚部に痛みを感じたが以前ほど強い痛みはなし。

治療6回目
整体・骨盤矯正・体幹トレーニング
前日くらいから首にだるさのような違和感。
痛みまで発展することはかなり減り、だるく感じることが増えた。

現在は頻繁に起こっていた寝違いも解消されました。
仕事で長時間デスクワークがあると肩こりを感じるが痛みに発展することは無くなりました。
1〜2週間に1回のペースで現在もメンテナンスをしております。

考察

首の痛みの考察

元々、軽い症状だったが悪化し重い症状が継続的に出てしまったパターンと考える。
痛みは人それぞれ感覚や度合いが異なります。

関節・筋肉の可動性は必ず症状に繋がります。
つまり”今は痛くなくても、後々の痛みに繋がる”ということです。

まとめ

痛みは1つの指標となりますのでとても大切です。
しかし、痛みがない=健康というわけではありません。

もちろん健康の指標も人によって異なります。
鳴尾ぴっと骨盤整体院が考える健康は
”痛みやしんどさを自分で治せる体”
これを健康と定義しております。

今回の症例の方は現在は痛みは落ち着いておりますが
疲れやマイナスを溜めないようにメンテナンスしております。

もしあなたが体の痛みから解放されたらどんな毎日を送りたいですか?
どこまで症状が良くなれば嬉しいですか?

ぜひ、その思いを当院に聴かせてください。
また、少しでも早くご自身の健康のゴールを目指したい方は当院にご相談下さい。

骨盤と膝を繋ぐ重要な筋肉の役割とは?

2020年09月17日

皆さま、こんにちは!

 

今週も、太ももの筋肉にある筋肉を

ご紹介致します!

 

今週注目していくのは、

 

  • 様筋(はんけんようきん)
  • 様筋(はんまくようきん)

 

こちらの2つの筋肉になります!

 

一瞬「あれ?」と思うほど、

名前がそっくりの筋肉ですね。

 

これまでに記事にした、

 

  • 大内転筋
  • 大腿筋膜張筋

 

2つの筋肉と同様に

初めて知る方が多いかと思います。

 

半腱様筋半膜様筋も、

日常生活やスポーツ場面で重要な筋肉です!

 

筋肉の役割や、

トレーニング・ストレッチで得られる効果を

まとめておりますので、

是非、チェックしてみてください!

 

前編目次

半腱様筋・半膜様筋てどんな筋肉?
♦️ハムストリングスを構成する筋肉
♦️半腱様筋はココにある!
♦️半膜様筋はココにある!
半腱様筋・半膜様筋の重要な役割
♦️半腱様筋・半膜様筋が担う関節運動
♦️日常生活での役割
♦️スポーツ場面での役割

 

後編目次 *9月19日(土)更新

半腱様筋・半膜様筋がケア不足だと…?
♦️鵞足炎
♦️ハムストリングスの肉離れ
♦️骨盤のゆがみ
半腱様筋・半膜様筋のセルフケア
♦️半腱様筋・半膜様筋のトレーニング
♦️半腱様筋・半膜様筋のストレッチ

 

半腱様筋・半膜様筋てどんな筋肉?

 

まずは、半腱様筋半膜様筋の2つの筋肉の

特徴位置をご紹介致します!

 

ハムストリングスを構成する筋肉

 

太ももの裏にあって

ハムストリングスと呼ばれる筋群

ご存知でしょうか?

 

スポーツの経験がある方は、

ハムが筋肉痛だ…」のように

略して呼んでいたかもしれません。

 

鳴尾ぴっと整体院のブログでも

何回か登場しました!

 

このハムストリングスを構成する筋肉の中に、

半腱様筋半膜様筋の2つとも含まれます。

 

ハムストリングスを構成する筋肉

 

  • 半腱様筋
  • 半膜様筋
  • 大腿二頭筋(長頭と短頭)

 

半腱様筋半膜様筋の2つは

名前がそっくりな上に位置も近いので、

次の項目で1つずつ見ていきます!

 

半腱様筋はココにある!

 

半腱様筋

 

太ももの骨(大腿骨)に沿って

スラッと伸びる筋肉です。

 

ちなみに、半腱様筋が付着する

膝の内側の部分は、

鵞足と呼ばれています。

 

ここには

 

  • 半腱様筋
  • 薄筋(はっきん)
  • 縫工筋(ほうこうきん)

 

の3つの筋肉が付着していて、

その様子がガチョウの足に似ていることから

この呼び名が付きました!

 

半膜様筋はココにある!

 

半膜様筋

 

半腱様筋よりも少し

ふっくらとした筋肉です。

 

実際には様筋の上に

様筋が乗るように位置しています。

 

半腱様筋・半膜様筋の重要な役割

 

では、半腱様筋半膜様筋が持つ

重要な役割についてご紹介致します!

 

半腱様筋・半膜様筋が
担う関節運動

 

半腱様筋半膜様筋

主に次の3つの関節運動で働きます。

 

股関節の伸展

 

股関節伸展

 

伸展という関節運動は、

関節がなす角度を大きくしていく運動です!

 

膝関節の屈曲

 

膝関節屈曲

 

膝関節の内旋

 

膝関節内旋

 

少し難しい関節運動です。

 

実際に試して頂くときは、

無理のない範囲で行ってくださいね。

 

半腱様筋半膜様筋

股関節と膝関節の2つの関節に跨る

「二関節筋」の仲間です。

 

そのため、

股関節と膝関節の両方の関節運動に

関与します。

 

日常生活での役割

 

半腱様筋半膜様筋

実際に関与する日常動作がこちらです。

 

  • 歩行動作
  • 走行動作
  • 走って止まるときのブレーキ動作
  • 階段の昇り降り

 

スポーツ場面での役割

 

半腱様筋半膜様筋

スポーツでも活躍します!

 

その役割が発揮されているのが

こちらです!

 

  • 速く走るとき(スピード)

 短距離走、サッカーなど

 

  • 素早く動くとき(敏捷性)

 バスケットバール、卓球など

 

  • 踏ん張るとき(足腰の強さ)

 野球、格闘技など

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

前編では、

  • 様筋
  • 様筋

について、

筋肉の位置役割をご紹介致しました。

 

半腱様筋半膜様筋のような、

普段あまり聞き馴染みのない筋肉も、

実は重要な役割を果たしています。

 

また、股関節と膝関節に跨る筋肉なので、

 

  • 姿勢の安定
  • 骨盤のゆがみ
  • 膝の安定性

 

にも影響しています。

 

後編では、

半腱様筋半膜様筋に関して、

 

  • けがやお身体の不調について
  • セルフケアの効果や方法

 

についての内容になります。

 

是非、ご覧ください!

 

9月19日(土)の更新です。

 

今回の記事のように

脚の筋肉は体に大きな影響を

与えるものが多いです。

 

あなたが感じている

肩こりや、腰痛の原因が

もしかすると脚にある場合もあります。

 

骨盤のゆがみや

肩こり、腰痛、膝の痛みなどの症状を

少しでも早く根本的に解決したい方は、

鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談くださいませ。

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

 

ご予約、お問い合わせの際は

お電話にてお待ちしております。

 

0798-56-8036

 

大腿筋膜張筋のセルフケアで得られる効果とは!?

2020年09月13日

皆さま、こんにちは!

 

今週は、太ももの外側の筋肉、

大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)】

についての記事になります。

 

先日の前編では、

この筋肉の場所重要な役割

ご紹介致しました。

 

人間が歩くときに、

真っ直ぐに脚を踏み出せているのは、

大腿筋膜張筋のおかげでしたね!

 

また

 

  • 骨盤を安定させる
  • 股関節の運動に関与

 

などもこの筋肉の役割でした。

 

まだ前編をご覧になっていない方、

もう一度詳しく知りたい方は、

こちらのリンクよりお進みください!

 

骨盤や歩行に関係!大腿筋膜張筋の重要性とは?

 

後編では、

 

  • 大腿筋膜張筋のケア不足が招くこと
  • 大腿筋膜張筋のセルフケア

 

についての内容になります。

 

日常生活やスポーツに欠かせない筋肉ですが、

大腿筋膜張筋をご存知ない方も多く、

ケア不足に陥りがちです。

 

是非、この後出てくる

セルフケアを参考にしてみて下さい!

 

後編目次

大腿筋膜張筋がケア不足だと…?
♦️腸脛靭帯炎(ランナー膝)
♦️太もも外側の張り
大腿筋膜張筋のセルフケア
♦️大腿筋膜張筋の簡単ストレッチ

 

大腿筋膜張筋がケア不足だと…?

 

太ももの表側、裏側、内側のセルフケア

 

  • スポーツの準備体操として
  • お風呂上がりの習慣として

 

など色々な場面で行いますよね。

 

では、太ももの外側大腿筋膜張筋

いかがでしょうか?

 

普段の生活などを振り返ると、

「しっかりケア出来ていなかったかも…」

という方が多いかと思います。

 

学校の体育で行う準備体操でも、

太ももの外側を伸ばすストレッチは

なかなか見られません。

 

あまり注目されない大腿筋膜張筋ですが、

ケアを怠ると

 

  • 怪我
  • お身体の不調

 

に繋がってしまいます。

 

実際にどんなことが起きてしまうのか、

今からご紹介致します。

 

腸脛靭帯炎(ランナー膝)

 

まずは腸脛(ちょうけい)靭帯炎です。

 

腸脛靭帯は、前編でも登場しましたが、

大腿筋膜張筋に繋がっている、

細長い組織のことです。

腸脛靭帯

 

イラストを見て頂くと、

腸脛靭帯は膝の外側に付着しています。

 

膝の曲げ伸ばしが繰り返されることで

腸脛靭帯と大腿骨の外側(◯の所)が擦れ合い

この部分で炎症が起こってしまいます。

 

膝の曲げ伸ばし動作が多い、

マラソンランナーによく見られる痛みなので

ランナー膝とも呼ばれます。

腸脛靭帯炎

 

腸脛靭帯のすぐ側の大腿筋膜張筋が

ケア不足柔軟性が足りないと、

腸脛靭帯炎になりやすくなります。

 

痛みの改善方法として、

大腿筋膜張筋のストレッチが有効ですので、

今回ご紹介しているセルフケアを

 

参考にしてみてください!

 

練習後は膝の外側のアイシングも

効果的です!

 

そして、腸脛靭帯炎は

一度発症してしまうと、治りにくい症状です!

 

:大腿筋膜張筋のケア不足の他に、

 

  • 過度な練習
  • 足に合わない靴
  • コンクリートのような硬い地面での練習
  • O脚

 

なども腸脛靭帯の原因として考えられます。

 

太もも外側の張り

 

2つ目は太ももの外側の“張りです。

 

運動していないのに、

太ももの外側が張ってしまうことに

お悩みの方もいらっしゃるかと思います。

 

なかなか解消できず、厄介ですよね。

 

この太ももの外側の“張り”も、

大腿筋膜張筋のケア不足が原因です!

 

運動していなくても、

毎日歩くときにはこの筋肉を使います。

 

また、下半身の筋肉なので、

体重の負担がかかりやすいです。

 

そして、知らず知らず筋肉に溜まった疲れ

筋肉の張りとして現れます。

太ももの張り

 

改善策は、もちろん

大腿筋膜張筋のストレッチです!

 

筋肉をゆっくり解してあげて、

疲労の回復を図りましょう!

 

大腿筋膜張筋は骨盤にも付着する筋肉ですので、

太ももの外側の張りへの効果だけでなく、

 

  • 腰痛の解消
  • 姿勢の改善

 

も期待できます!

 

大腿筋膜張筋のセルフケア

 

では、効果的かつ簡単な

大腿筋膜張筋のセルフケアを

3つご紹介致します!

 

日頃のケアから、

スポーツ前後のストレッチまで

幅広く使って頂けます。

 

是非、試してみてください!

 

大腿筋膜張筋の簡単ストレッチ

大腿筋膜張筋のストレッチ

 

大腿筋膜張筋のストレッチ

 

大腿筋膜張筋のストレッチ

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

前編・後編に渡り、

大腿筋膜張筋について、

ご紹介してきました。

 

大腿筋膜張筋の重要性や

セルフケアの方法はご理解頂けましたか?

 

普段耳にしない筋肉ですが、

日常生活やスポーツには欠かせない筋肉です。

 

そして、ケア不足になると、

怪我や姿勢にも影響してしまう筋肉です。

 

このブログが、

大腿筋膜張筋を知って頂く

きっかけとなれば嬉しいです!

 

  • 肩こりや腰痛
  • 骨盤のゆがみや姿勢のお悩み

少しでも早く根本的に解消したい方は

鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談下さいませ。

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

 

ご予約、お問い合わせの方は

お電話にてお待ちしております。

 

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スポーツ外傷を減らす3つの対策法とは?

2020年08月23日

皆さま、こんにちは!

 

今回のテーマ関節弛緩性は、

 

肩や膝などの関節に、

“一定の関節可動域から

逸脱した関節運動がある状態”です。

 

関節や筋肉の柔らかさを表す

「身体柔軟性」とは異なり、

関節の過度な“緩さ”を表しています。

 

そして、この関節弛緩性の要因には、

 

  • 先天的原因骨格の構造など)→元々のお身体の特徴として関節弛緩性がある
  • 各スポーツが持つ特性→スポーツ動作の継続で関節弛緩性が生じる
  • 怪我による関節支持機構の機能低下→関節を守る靭帯などが緩んでしまう

 

などが挙げられます。

 

前編では、

関節弛緩性の簡単なセルフチェックを

ご紹介致しましたが、

皆さまのお身体の状態はいかがでしたか?

 

まだご覧になっていない方は、

是非下のリンクからお進みください!

気になる関節の緩みを簡単チェック!

 

後編は、

 

  • 関節弛緩性がある場合に気を付けたいスポーツでの怪我
  • 関節弛緩性への対策

についての記事になります!

 

後編目次

関節弛緩性がある方は要注意!
スポーツ中に起こる怪我
♦肩関節前方脱臼
♦膝前十字靭帯損傷
♦足関節捻挫
関節弛緩性への対策
♦筋力アップ
♦テーピングやサポーターでの固定
♦正しいフォームのチェック

 

関節弛緩性がある方は要注意!
スポーツ中に起こる怪我

 

以前は、

身体の柔軟性が乏しいことが

怪我の原因となると言われていました。

 

しかし現在では、

関節が過剰な可動域を持つことも

怪我の原因となる可能性が報告されています。

 

関節弛緩性とスポーツ中の怪我との関係は

前編でもまとめておりますので、

そちらをご覧ください!

 

では、実際にどんな怪我が起こりやすいのか、

ご紹介いたします。

 

肩関節前方脱臼

 

1つ目は、肩関節前方脱臼です。

肩関節前方脱臼

 

肩関節に後方から強い力が掛かったり

腕を無理やり後ろへ引っ張られたりすると、

上腕骨の前方への脱臼が生じます。

 

ラグビーやアメフト、柔道で

よく起こる怪我になります。

 

肩関節はその構造自体が不安定です。

しかも細かい筋肉が多くあり複雑です。

 

その上さらに関節弛緩性が加わると、

関節のストッパー機能が効かず、

脱臼が起こりやすい状態になるのです。

 

膝前十字靭帯損傷

 

2つ目は、膝前十字靭帯損傷です。

膝前十字靭帯損傷

 

多くの場合が

膝関節にねじれが生じたときや

強い力が掛かったとき

膝関節の真ん中にある靭帯の損傷が生じます。

 

サッカーやバスケットボール、格闘技で

多く見られる怪我になります。

 

関節弛緩性があると、

膝関節に掛かるねじれの力が大きくなり、

靭帯損傷のリスクが高まります。

 

ちなみに、

膝前十字靭帯損傷の発生頻度は

男性よりも女性で多くなります。

 

その理由の一つとして、

関節弛緩性が女性に多く見られることも

考えられています。

 

足関節捻挫

 

3つ目は、足関節捻挫です。

足関節捻挫

 

スポーツ動作の中で

滑ったり、ジャンプから着地したりしたとき

足首をひねることで生じます。

 

体操競技や野球、テニスで

よく見られる怪我になります。

 

関節弛緩性があると、

捻挫の重症度が増してしまったり、

2度3度と再発のリスクも高まります。

 

関節弛緩性への対策

 

前編でのセルフチェックで、

点数が4点以上だった方は、

関節弛緩性があるとされています。

 

セルフチェックのおさらい

 

手首を下に曲げたとき、親指と腕がくっ付く

→片手のみは0.5点、両手は1点

 

肘を伸ばしたとき、
 上腕に対して前腕が15°以上下がる

→片腕のみは0.5点、両腕は1点

 

腕を上下から背中に回したとき、指が繋げる

→片方のみは0.5点、両方は1点

 

脚を伸ばしたとき、
 太ももの長軸と下腿の長軸が10°以上開く

→片脚のみは0.5点、両脚は1点

 

足首を最大限に曲げたとき、
 すねとの角度が 45°より小さい

→片足のみは0.5点、両足は1点

 

前屈をしたとき、手のひらが床につく

→当てはまると1点

 

両足の爪先を外に向けたとき、
 間の角度が180°になる

→当てはまると1点

 

詳しい方法はこちらから!

気になる関節の緩みを簡単チェック!

 

 

点数が4点以上で、

スポーツ動作に不安がある方は、

次の対策法を取り入れてみてください!

 

  • スポーツ中の怪我の予防
  • スポーツパフォーマンスの改善

などに効果的です!

 

筋力アップ

 

関節の周りにある筋肉を鍛えて

関節弛緩性による関節の動揺を抑えます。

筋力アップ

 

テーピングやサポーターでの固定

 

関節運動が大きくなりすぎないように、

テーピングやサポーターで制御します。

テーピングやサポーターでの固定

 

正しいフォームのチェック

 

自分では気づかないうちに、

関節に負担のかかるフォームが

身に付いてしまっている場合もあります。

 

鏡や携帯電話のビデオ機能を使って、

フォームを確認することも大切です!

正しいフォームのチェック

 

場面に応じて、

これらの対策を取り入れて、

安全に楽しくスポーツをしましょう!

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

前編、後編に渡り関節弛緩性について、

 

  • 簡単なセルフチェック法
  • スポーツ中に起こりやすい怪我
  • 関節弛緩性への対策法

 

をご紹介致しました!

 

怪我の予防や、

パフォーマンスの向上には、

ご自身のお身体の状態や特徴を

知ることが大切です。

 

是非、今回の内容を参考にしてみてください!

 

スポーツ中の動作で痛みがある方、

その他、お身体の不調でお困りの方は

一度プロにご相談することをお勧め致します。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

 

ご予約、お問い合わせの際は

お電話にてお待ちしております。

 

0798-56-8036

気になる関節の緩みを簡単チェック!

2020年08月19日

皆さま、こんにちは!

 

今まで鳴尾ぴっとのブログ内では、

身体の“柔らかさ(柔軟性)”について

沢山ご紹介してきました!

 

身体柔軟性は高く保たれていると、

 

  • 動作の質が上がる
  • お身体の症状が改善する
  • 体の痛みが出にくい

 

などのメリットがあります。

 

なので、日常生活でもスポーツでも

「身体柔軟性は大事なんだ!」

ということは解って頂けているかと思います。

 

では、この身体柔軟性と似ている言葉で

関節弛緩性(しかんせい)」

という言葉があります。

この言葉はご存知でしょうか?

 

ブログには登場したことはありませんが、

関節の“ある状態”を表す言葉です。

 

そして、スポーツ中の怪我の発生にも

関わってくる要素になります。

 

そこで、今回は

関節弛緩性をテーマにして、

詳しくご紹介致します!

 

前編目次

関節弛緩性とは…?
♦身体柔軟性と関節弛緩性の違い
♦関節弛緩性の要因
♦関節弛緩性があると〇〇!?
関節弛緩性の簡単セルフチェック
♦セルフチェックの方法
♦評価の仕方

 

後編目次 *8月22日(土)更新

関節弛緩性がある方は要注意!
スポーツ中に起こる怪我
♦肩関節前方脱臼
♦膝前十字靭帯損傷
♦足関節捻挫
関節弛緩性への対策
♦筋力アップ
♦テーピングやサポーターでの固定
♦正しいフォームのチェック

 

関節弛緩性とは…?

関節弛緩性とは、

冒頭でも述べましたが、

関節の状態を表す言葉です。

 

ここでは、

 

  • 身体柔軟性との違い
  • 関節弛緩性が持つ性質

 

について見ていきましょう!

 

関節柔軟性と関節弛緩性の違い

身体柔軟性

 

身体柔軟性とは、

 

関節可動域とその範囲内での

筋肉や腱の伸び易さ

 

を意味しています。

 

関節可動域

怪我などの異常がない場合、

関節が生理的に運動できる範囲(角度)

身体柔軟性

 

関節弛緩性

 

関節弛緩性とは、

 

一定の関節可動域から

逸脱した関節運動がある状態

 

を意味しています。

間接弛緩性

 

双方に使われている漢字を見ると

イメージしやすいかと思います!

 

■身体柔軟性の

→どちらもやわらかいを表す漢字

 

■関節弛緩性の

たゆむゆるむを表す漢字

 

関節弛緩性の要因

 

関節に弛緩性が存在している場合、

次のような原因が考えられます。

 

先天的原因(骨格の構造など)

間接弛緩性の先天的原因

 

画像の様に元々の骨格や筋肉が原因になることもあります。

 

 

各スポーツが持つ特性

競技特性による関節弛緩性

スポーツにおける独特の姿勢や使い方が原因で影響するパターンです。

 

 

怪我による関節支持機構の機能低下

怪我による関節支持機構の機能低下

 

怪我によって構造が傷つき影響を受けるというパターンです。

 

ちなみに、

一般に男性に比べ女性の方が

関節弛緩性を有していることが多いです。

 

関節弛緩性があると〇〇!?

 

問題は、

関節弛緩性があると身体にどんな影響か及ぶか?

ということですよね。

 

関節弛緩性とスポーツ中の怪我との関係は

これまで沢山の研究がなされてきました。

 

その結果、

関節弛緩性があると、

スポーツ中の怪我のリスクを高める

可能性があるようです。

 

一見、関節の動く範囲が大きくなるので、

スポーツには適しているように思えます。

 

しかし、

関節弛緩性があるということは、

生理的な関節可動域よりも

大きな関節運動が行われるということです。

 

そうすると、

 

  • 関節に思わぬ力(負荷)が掛かってしまう
  • 関節運動の制御が甘くなる
  • 不安定な関節を庇った動作になる

 

などのことが起こり、

最終的に怪我の発生を助長してしまうと

考えられます。

 

現在でも未知数な事が多く

関節弛緩性とスポーツ中の怪我との関係は

研究が続いております。

 

関節弛緩性の簡単セルフチェック

 

関節弛緩性について見てきましたが、

ご自身の関節弛緩性がどの程度なのか、

気になりませんか?

 

関節弛緩性の簡単なセルフチェック法を

ご紹介致しますので、

是非試してみてください!

 

セルフチェックの方法

手関節

手関節の関節弛緩性

 

親指を前腕方向(手首に向けて)曲げてみましょう。

 

肘関節

肘関節の関節弛緩性

 

肘を伸ばした時の角度で確認してみましょう。

 

肩関節

肩関節の関節弛緩性

 

背中側で指を繋げるかチェックしてみましょう。

 

膝関節

膝関節の関節弛緩性

 

立った状態で膝の角度を見てみましょう。

 

足関節

足関節の関節弛緩性

 

立った姿勢から画像の様にしゃがむことはできますか?

 

脊柱

脊柱の関節弛緩性

 

立った状態から体を前に倒してみましょう。

 

股関節

股関節の関節弛緩性

 

立った姿勢で足の指先が外に向く様に立ってみましょう。

 

評価の仕方

 

上の7項目について、

それぞれ当てはまった場合に

1点ずつ加算していきます。

 

左右がある項目(①〜⑤)に関しては、

片方のみで0.5点、両方で1点となります。

 

7点満点のうち、4点以上有すると

関節弛緩性があると判断されます。

 

注意

元々のお身体の特徴や、

今まで経験されたスポーツの影響で、

得点が高くなることがあります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は、

関節の緩さを表す関節弛緩性について

その性質やセルフチェック方法を

ご紹介致しました!

 

後編では、

 

  • 関節弛緩性があると起こりやすいスポーツ中の怪我
  • 関節弛緩性への対策

 

の記事になります。

 

特に今回のセルフチェックで

点数が4以上だった方、

是非後編もご覧ください!

 

8月22日(土)の更新です。

 

スポーツ中の動作で痛みがある方、

その他、お身体の不調でお困りの方は

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