産後の股関節痛を解消!骨盤ケアと体幹強化で快適な生活を
2025年03月14日
目次
はじめに
産後に股関節の痛みを感じる方は多くいます。
妊娠・出産による骨盤の変化や、育児での姿勢のクセが影響し、
股関節に違和感や痛みが出やすくなります。
放置すると歩行に支障が出たり、腰痛など他の不調を引き起こす原因にもなります。
本記事では、産後の股関節痛の原因と解消法について解説し、
骨盤ケアや体幹トレーニング(楽トレ) を活用して痛みを改善する方法をご紹介します。
産後の股関節痛の原因
1. 骨盤の歪みと不安定さ
妊娠・出産を経て、骨盤は大きく開いた状態になります。
産後に骨盤が正しい位置に戻らないと、左右のバランスが崩れ、股関節の負担が増加します。
この影響で股関節周辺の筋肉が緊張し、痛みが生じやすくなります。
2. ホルモンの影響
妊娠中に分泌される「リラキシン」というホルモンは、関節や靭帯を緩める作用があります。このホルモンの影響が産後もしばらく続くため、
関節の安定性が低下し、股関節に負担がかかりやすくなります。
3. 筋力の低下
産後は腹筋や骨盤底筋、体幹の筋肉が弱くなり、股関節を支える力が不足します。
特に、股関節を安定させるために重要「内転筋(太ももの内側)」や「大殿筋(お尻の筋肉)」
の筋力が低下すると、股関節への負担が増え、痛みを引き起こします。
4. 育児による姿勢の影響
赤ちゃんを抱っこする時間が長くなると、片側の股関節に負担をかけやすくなります。
また、授乳やおむつ替えの際に前かがみの姿勢を続けることで、
骨盤や股関節のバランスが崩れ、痛みが生じることもあります。
産後の股関節痛を解消する方法
1. 骨盤を整えるストレッチ
股関節痛の予防・改善には、骨盤の歪みを整えるストレッチが効果的です。
以下のストレッチを日常的に取り入れましょう。
骨盤前後傾ストレッチ
仰向けに寝て膝を立て、骨盤を前後にゆっくり動かすことで、骨盤周りの筋肉をほぐします。
股関節回しストレッチ
床に座り、両膝を立てた状態で、膝を左右にゆっくり倒して股関節を動かします。股関節の可動域を広げ、筋肉の緊張をほぐします。
太もものストレッチ
立った状態で片足を後ろに引き、膝を曲げて太ももの前側を伸ばします。股関節周りの筋肉の柔軟性を高め、負担を減らします。
2. 体幹を鍛えるトレーニング(楽トレの活用)
股関節を安定させるには、体幹の筋肉を鍛えることが不可欠 です。
しかし、産後は筋力が低下しており、通常のトレーニングでは十分に鍛えられない場合もあります。そこでおすすめなのが 「楽トレ」(EMSトレーニング)です。
楽トレとは?
楽トレ(EMSトレーニング)は、電気刺激を使って深層の筋肉(インナーマッスル)を鍛えるトレーニング方法です。特に、産後の女性にとって重要な 腹横筋・骨盤底筋・多裂筋 などの体幹の筋肉を効果的に鍛えることができます。
産後の股関節痛に楽トレが効果的な理由
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通常のトレーニングよりも深層筋にアプローチ
産後は筋力が低下し、通常の運動ではインナーマッスルを鍛えにくいですが、楽トレなら効率的に強化できます。 -
股関節の安定性が向上する
体幹が強くなると、骨盤が安定し、股関節への負担が軽減されます。股関節の可動域が正常に戻ることで、痛みの軽減につながります。 -
寝たままで簡単にトレーニングできる
産後は体力の回復が遅いため、激しい運動は難しいですが、楽トレなら横になったままできるので無理なく続けられます。
楽トレと組み合わせると効果的な運動
- ヒップリフト:仰向けに寝てお尻を持ち上げることで、骨盤を支える筋肉を鍛えられる。
- クラムシェルエクササイズ:横向きに寝て膝を開閉する運動で、股関節周りの筋肉を強化。
3. 正しい姿勢を意識する
授乳や抱っこの際は、背筋を伸ばし、骨盤を立てるように意識しましょう。
特に、赤ちゃんを片側だけで抱っこし続けると股関節への負担が大きくなるため、左右バランスよく抱っこすることが重要です。
4. 専門家の施術を受ける
股関節痛が長引く場合や、セルフケアだけでは改善が難しい場合は、
西宮の整体院で骨盤矯正を受けるのもおすすめ です。
プロによる施術を受けることで、骨盤の歪みを整え、股関節の負担を軽減することができます。
まとめ
産後の股関節痛は、骨盤の歪みや筋力の低下、育児中の姿勢が原因となります。適切なストレッチや体幹トレーニングを取り入れることで、痛みを改善し、快適な育児生活を送ることができます。
特に、楽トレ(EMSトレーニング)を活用することで、通常の運動では鍛えにくいインナーマッスルを強化し、股関節の安定性を高めることが可能です。
セルフケアだけで改善が難しい場合は、西宮の整体院や骨盤矯正専門の施設でプロの施術を受けるのも有効な方法です。産後の股関節痛を放置せず、適切なケアを行いながら、快適な育児生活を送りましょう。