【産後ママに多い動作時の痛み】抱っこやおむつ替えでお悩みの方へ
2024年10月11日
西宮市の産後ママの5%を整体している鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
今回は産後のママに多い
「おむつを変える動作や子どもをベビーベッドから抱き抱える際の痛み」
この症状に対しての症例報告をさせて頂きます。
このような症状に悩まれている方は
是非、整体院選びの参考にしてみて下さい。
まず「おむつを変える動作や子どもをベビーベッドから抱き抱える際の痛み」の
原因として考えられるのが
- 骨盤(仙骨)
- 大腰筋
- 腸骨筋
など
産後に腰痛の原因になり得る筋肉が考えられます。
では実際の症例を見ていきましょう。
産後の骨盤矯正症例
患者情報
- 20代後半女性
- 産後2ヶ月で来院
- 初産
初診時の症状
- 背部痛(抱っこ時)
- 腰痛(ぎっくり腰のような感覚)
- 骨盤の左右差
上記の症状で悩んでおりました。
当院にきた経緯としてはネットでの検索とクチコミがきっかけとのことでした。
症状としては腰痛が悪化したこと過去のぎっくり腰に症状が似ているとのことでした。
施術経過
初診
問診にて上記のようなお悩みとのことでベッド上の検査では
- ファセットテスト(+)
- 回旋テスト(+)
- 肩関節可動域制限
急性腰痛もあったので検査は可能な範囲で実施。
腰痛自体は20代前半からあるとのことでした。
検査結果から腰は妊娠前の古傷の悪化(出産によるもの)と
大腰筋性の急性痛が際立っていました。
肩関節は可動域制限が著名で抱っこなどで力が抜けず
広背筋が過度に緊張していると想定し、骨格を見たところ自然分娩特有の開きがあり
産後の骨盤の不安定性も関係しているものと考えました。
湿布でも痛みが少し楽になるとのことだったので貼ってもOKとしています。
2診目(検査)
症状がきつかったため3日後に来院。
腰痛が軽快していたのでインナーマッスルの検査を実施しました。
理由として産前からも腰痛があり、姿勢の写真を撮ったところ
インナーマッスルが使えていない座り方が見受けられました。
(膝を胴体側にひき、骨盤が後ろに倒れている)
出産後はインナーマッスルが弱って基礎代謝が下がることが理由です。
結果としてインナーマッスルの筋力は低下していました。
腰痛は回旋テストのみ陽性なので大腰筋性腰痛が原因と考えます。
背部痛は残存。
3診目
歪みなどに変化はなく、腰痛は軽快してきていたが背部痛のみ残存。
肩関節は可動域制限あり。
4診目
肩関節の可動域の増大が確認でき、背部痛もやや軽快。
自宅での抱っこや日常生活動作の指導を行い可能な範囲で実施してほしいと伝えた。
5診目
抱っこやおむつ替えを旦那に任せたことからかなり症状が軽快したとのことでした。
その後感覚を開けたり、調整も踏まえて3回ほど通院し終了となった。
まとめ
今回は「おむつを変える動作や子どもをベビーベッドから抱き抱える際の痛み」
についてお話をしてきました。
特にこの動作で痛みが出る要因は広背筋と大腰筋でしたね。
広背筋は非常に大きい筋肉で巻き肩の原因の1つとも言われています。
広背筋が緊張すると肩が上がって、前に出てしまいます。
抱っこをするとかなり使う筋肉になります。
また大腰筋は腸骨筋と合わせて腸腰筋という上半身と下半身をつなぐ
唯一の筋肉であり、おむつを変えるなど前傾姿勢が続くとしんどくなりやすいです。
1日で何回も変えるオムツや子どもが大きくなるにつれてしんどくなる抱っこ。
ママが痛みなく、育児家事に取り組めること何より母という存在が
健康であることを当院は非常に大事であると考えています。
ぴっと整体院グループでは産後の身体に対しては1,000人を見てきたという経験と
1人1人のママさんに向き合った施術や検査を心がけております。
当院では
- 妊娠中の痛みや頭痛などでお困りの方
- 産後の不調(特に痛みが強い)や体型(ズボンが入らない)
- 仕事復帰に向けて楽な身体を作りたい
そんな方はぜひ当院にご相談ください。