マタニティ整体
- 妊娠初期から、どんどん腰が痛くなってきた
- 足がむくんで重だるい
- お尻の痛み・しびれが気になる
- 肩や肩甲骨の痛みがひどい
- 恥骨が痛く、動くのがつらい
妊娠中に腰痛や恥骨痛が起こってしまう原因
妊娠中には、「リラキシン」と呼ばれるホルモンが増えます。
このホルモンの影響で、骨盤は通常の約３倍ゆるんでしまい、非常に不安定な状態になります。
特に、妊娠の中期や後期になると、骨盤は歪みやすく拡がります。
同時に恥骨も広がり、歪みが生じ、恥骨痛が発生します。
妊娠中は体重が増え、お腹だけが大きくなるため、体の重心は前に傾き、腰の反りも増します。
このような反り腰の状態が続くと、腰痛が悪化してしまいます。
産後も適切なケアをしないと、半年後になっても恥骨の痛みが改善せず、つらい経験をする方もいらっしゃいます。
マタニティ整体の適応時期
妊娠１６週（安定期）からがおすすめです。
また、妊娠初期から出産の直前まで可能です。
身体の痛みや何か不調があれば、自身でマッサージや運動などをする前に、我慢をしないでお気軽にご相談ください！
不調の解消と、安産につなげるためのマタニティ整体
マタニティ整体とは、赤ちゃんに負担をかけない優しい整体のことです。
これを受けるとどのような効果や変化があるのか、大きく３つあります！
- 疲労や痛みの軽減
- ストレスの軽減
- 出産の身体への負担を減らす
それぞれ解説していきます。
疲労や痛みの軽減
妊娠中は、身体が変化していくため、どうしても関節が不安定になり、それに伴って筋肉の状態なども変化していきます。
その状態を許容範囲に収めることで痛みなどが軽減し、身体を少しでも楽に使えるようになります。
ストレスの軽減
妊娠中は様々な場面でストレスを感じます。つわりや痛み、食事制限、禁酒禁煙などもありますね。
発散しようにも、なかなかできずに気分が落ち込んだりされる方もいます。
マタニティブルーと言われるやつですね。
特に、痛みに関しては自分でどうしようもないことが多く、ストレスのレベルは高い方が多いです。
この痛みを妊娠による身体の変化の許容範囲に収めて上げることで、変化する痛みを最小限にして生活してもらえるようにする。
その結果、ストレスを少しでも軽減できると考えています。
妊娠中のお悩みが解消された方の回復例
お客様データ
２９歳 女性 K・I様、第２子妊娠２１週目（７ヶ月）、事務職
お悩みの不調
- 左腰〜お尻の痛み
- 肩、肩甲骨の痛み
- 坐骨神経痛
施術頻度
回数→８回（妊娠中）
頻度→最初は３日に1回から２週間に１回
当院へお越しになる前の状態と、お越しになるきっかけ
第１子妊娠時（２年前）から、腰〜お尻の痛みを感じていた。
産後も症状が改善されることはなかったが、日々の忙しさの中で、そのまま放置し耐える日々を過ごしていた。
そのまま、第２子を妊娠した。
１６週目頃から痛みが急激に悪化した。
なんとか耐える日々を過ごしていたが、足にかけて痺れと痛みを感じるようになり、妊娠中でもできるヨガ教室やストレッチを行うが改善しなかった。
日常生活はもちろん、上の子と遊ぶことも痛みで気分が乗らなくなり、整体院を探し始めた。
以前に整体院で施術を受け逆に症状がキツくなった経験があったため、通院することに二の足を踏んでいた。
しかし、このままだと、流石に不安になり妊娠中に専門的な施術ができる整体院を探し、少し車で距離はあったが、鳴尾ぴっと骨盤整体院に来院することを決意した。
鳴尾ぴっと骨盤整体院での施術と回復への経過
初回
左の腰〜お尻にかけての痛みがある状態。
詳しくカウンセリングすると…
- 普段は重だるい感じ
- 動き出しに痛みが走る
- 起床時が１番痛む
とのことでした。
可動域の検査を行ったところ、痛みは左にあるが、動きが悪いのは
- 右の肩関節
- 右の肩甲骨
ということが分かった。
施術としては、痛みが強くあるため筋膜系の問題を疑い、ラテラルライン（体の側面）の調節を行った。加えて、痛みの期間が長期に渡るため鍼灸も併用して行った。
痛む箇所に鍼をするのではなく、神経系や内臓系の機能回復の目的で行った。
初回の施術後、痛みの強さが１０→２に変化した。
痛みの歴史が長いため、短い期間で経過を見る目的で、３日後にお越し頂くことで初回を終えました。
2回目（初回から３日後）
初回の施術後より少し痛みが戻ったが、痛みの強さは１０→５で痛みは全体的にマシに感じた。
痛みのタイミングもより明確になった。特に、起床時の痛みが残るとのことでした。
セルフケアをお伝えして、次は１週間空けてみて経過を観察する。
３回目（初回から１０日後）
腰〜お尻の痛みは、ほとんど気にならなくなった。
１番辛い症状が楽になった影響か肩こりを強く感じている。
腕や頭蓋骨の調整を加えて施術を行った。
状態が安定しているので２週間ほど空けるように提案し来院して頂く。
４回目（初回から２８日後）
来院される１週間前から、初回時に似た痛みを感じる。
痛むタイミングは寝返りをする際とのことでした。
股関節の検査を行うと、左のお尻の筋肉の緊張で
痛みに繋がっていることが分かった。
１週間以内の来院を伝えて施術を終えました。
５回目（初回から３２日後）
前回から４日後に来院。
痛みはかなり改善されている。
腰やお尻の痛みを我慢する際に
腕の屈筋群（曲げる筋肉）に力が入る癖があるため
その筋肉群に対するセルフケアを指導。
１０〜１４日後に来院を促し施術を終了とした。
６回目（初回から１１日後）
痛みかなりマシで、妊娠の週数は進んでいるにも関わらず
痛みがない状態を継続できている。
出産まで２週間に１回の通院とし、安産で出産できるように
計画を立て施術を終えた。
現在
無事に出産を終え、令和５年５月現在
産後の骨盤矯正でお越しになられております。
※無断での引用や再掲載はご遠慮下さい。お越し頂いているお客様の回復例報告であり効果効能を保証するものではありません。
施術の流れ
妊婦さんに負担の少ない横向きで姿勢で行なっていきます。
まずは、カウンセリングを行いますが、ここでも通常のカウンセリングと聞く項目は異なります。
例えば…
- 妊娠何週目なのか？
- 出産はどこでする予定なのか？
- 出産予定日は？
- 初産なのか？
- 里帰りの予定はあるのか？
- かかりつけの産婦人科はどこなのか？
- 現在の症状・安産・産後のどこをゴールとするのか？
など、他の施術とは違い、項目がこんなにもあります。
かかりつけ医などをお伺いする理由は、出産手前まで施術を続ける場合、万が一体調に変化などがあった時など、迅速に対応できるように、お伺いしております。
その他にも、つわりに対する知識や、安産のためにお家でできること栄養面などもサポートいたします。
施術を受けるお客様側の１番の違い
母子共に無理のない姿勢で施術を受けることができることです。
その他にも、妊娠中の悩みなども気軽にご相談いただくことが可能です。
ただし、妊娠中のお身体は、かなり繊細な状態なので、些細な変化なども伝える必要があります。
施術側の１番の違い
マタニティ整体では、その都度状態が変わるため、柔軟に全ての不調に対応できる必要があります。
痛みだけでなく、妊娠産後に対する基礎知識が必要になります。
- つわりなどで気持ち悪い時はどうすればいいのか
- 安産のために大事な関節はどこか
- 家でどのような運動ができるのか
など、様々な知識を必要としますので、本当に専門のところで受けることをおすすめします。
施術回数については、もちろん症状や状態にもよりますが、平均して１週間に１回か２週間に1回ほど通われている方が多くおられます。
