妊娠中に骨盤矯正ってするの?西宮の妊産婦専門整体院が解説
2024年07月15日
西宮市で妊娠中、産後ママの5%を
整体、骨盤矯正している鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
妊娠中は腰痛や股関節痛、お腹の張りやつわり
逆子など意外と整体や鍼灸で良くなるケースがあります。
そんな妊産婦の専門整体院である鳴尾ぴっと骨盤整体院に
たまにこんな質問の連絡が入ります。
「妊娠中に骨盤や股関節が痛くなり、骨盤が痛いから骨盤矯正をしてもいいのかな?」
というお声を聞きます。
- 骨盤矯正って何?
- 妊娠中骨盤矯正はいいのか?
- 骨盤矯正がベストのタイミングは?
といった内容の解説をさせて頂きます。
目次
骨盤矯正って何?
そもそも骨盤とは?
骨盤矯正の主な目的は骨盤の位置を正常に戻し筋肉のバランスを整えること
とよく定義をされていますが実際は少し違います。
骨盤矯正の目的は「神経系のバランスを正常化する事」です。
つまり脳に影響を与えているという事です。
これはカイロプラクティックの考え方なのですが
歪みが変わったから痛みなどが改善するわけではないのです。
矯正で関節に動きを与えた際に神経の感覚センサーの
誤作動がリセットされ神経が活性化する事で痛みなどが抑えられます。
姿勢が良くなるのも脳機能のアンバランスが修正されるからです。
例えば産後の骨盤は力のベクトルが外に向かって働いています。
しかし骨盤の本来のベクトルは内側に向いていることです。
これを骨盤に刺激を入れて脳に本当は内側に力が働いているということを
気づかせてあげるのです。
このような形が骨盤矯正です
妊娠中骨盤矯正はいいのか?
結論、妊娠中に骨盤矯正はしない方がいいです。
先ほど神経のお話をしましたが簡単にいうと
「脳に刺激が入ると脳が歪みを治す」という事です。
妊娠中の骨盤の変化とは出産に向けて必要な変化なのです。
必要な変化を治してしまうと身体は楽になりますが出産に向けての準備が滞ってしまいます。
もし、骨盤矯正をする場合は妊娠前にしておくことをおすすめします。
赤ちゃんにとって骨盤はベットフレーム、子宮はベッドみたいなものです。
ベッドがどれだけ安定していてもフレームがガタガタだと赤ちゃんが定着しにくいです。
妊娠の準備に向けてベースを作り、身体の痛みを無くしておくと
妊娠率が少しでも上がりやすくなります。
もし妊娠中に症状などに悩まされている場合はマタニティ整体がおすすめです。
必要な変化をしている身体に対して許容範囲を超えている部分だけ
しっかりと修正してあげればいいですよ。
ただ31週を過ぎてくるとママたちの身体が楽になることはもちろんなのですが
赤ちゃんが楽に生まれてくるために調整がメインで必要になってきます。
その辺りはしっかりと専門院に聞いてみてください。
骨盤矯正のベストなタイミングは?
骨盤矯正のベストなタイミングは2つ
- 妊娠前
- 産後(6ヶ月以内)
妊娠前に関しては先ほど述べた通りなので産後について説明していきたいと思います。
産後に骨盤矯正をするメリットは大きく5つ
- 妊娠きっかけの症状をとる
- 体型を戻す
- 婦人科疾患の予防
- 更年期障害の予防
- 着床率の向上
特に来院される方で多いのが症状と体型の部分です。
上記の5つの症状がなくても骨盤矯正はしておくと
2人目や3人目などの妊娠出産時に身体が楽に過ごせたり、産後の育児家事が楽にできますよ。
基本的に産後は1ヶ月検診が終了すると骨盤矯正を受けて頂いて大丈夫です。
可能であれば産後6ヶ月までに受けていただく方がより効果的と言われています。
1ヶ月検診終了してすぐに骨盤矯正を受ける場合は
悪露が出る場合がありますのでお気をつけください。
今回のまとめです。
- 妊娠中に骨盤矯正はしない方がいい!
- 妊娠中で身体の症状に悩まされている方はマタニティ整体がおすすめです。
- 骨盤矯正は妊娠前か産後1ヶ月から6ヶ月までがおすすめです。
より楽なマタニティライフを送ってくださいね。