妊娠中の肩こりはなぜ起こる?優しい整体とセルフケアで体をラクに
2025年03月25日
「肩が重くて眠れない」「首から背中にかけてガチガチ」
――妊娠中、そんな肩こりに悩む方は少なくありません。
妊娠中の肩こりは一時的なものと思われがちですが、
体の変化や姿勢のクセが積み重なると、出産後も不調が残るケースもあります。
西宮でも、妊婦さんから「整体で肩こりをケアしたい」というご相談が増えてきています。
この記事では、妊娠中の肩こりの原因・セルフケア・整体でできる対処法をご紹介します。
目次
妊娠中に肩こりが起こる原因
1. 姿勢の変化
お腹が大きくなるにつれ、バランスを取ろうと無意識に背中を反らせ、肩に力が入りやすくなります。この姿勢が続くと、肩甲骨まわりや首の筋肉が常に緊張し、コリや痛みにつながります。
2. ホルモンバランスの影響
妊娠中はホルモンの影響で筋肉や靭帯がゆるみやすくなり、体の支持力が低下します。これにより、肩や首に負担が集中し、肩こりの原因になることがあります。
3. 血行不良・冷え
妊娠中は血流が滞りやすく、特に冷え性の方は肩周りの血行が悪くなりやすい傾向があります。筋肉が硬くなると、コリや痛みを感じやすくなります。
4. ストレス・睡眠不足
ホルモンの変化や環境の変化により、睡眠の質が下がったり、ストレスが溜まりやすくなります。自律神経のバランスが乱れると、筋肉が緊張し、肩こりが悪化しやすくなります。
妊娠中でもできるセルフケア方法
1. 姿勢を整える
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背中を反らせすぎず、骨盤を立てて座る意識を持ちましょう。
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クッションやバスタオルを使って腰や背中を支えると、肩の負担が軽減されます。
2. 肩周りのストレッチ
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肩に指を当て、ゆっくりと大きく回す「肩回し」
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両手を前で組んで肩甲骨を広げるストレッチ
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背中で手を組んで胸を開くことで、猫背を解消しやすくなります
※妊娠中のストレッチは、体調に合わせて無理なく行いましょう。少しでも張りや不調を感じたら中止してください。
3. 湯船で温める
肩こりがひどいときは、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって血行を促進しましょう。リラックスすることで自律神経のバランスも整います。
妊娠中の整体でできること
妊娠中でも受けられる、お腹に負担をかけない優しい整体があります。
西宮の整体院では、妊婦さん専用のケアを提供しているところもあり、
以下のような効果が期待できます。
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骨盤・背骨のバランス調整
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肩や首の筋緊張の緩和
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血流・リンパの循環促進
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姿勢の指導とアドバイス
※施術を受ける際は、安定期以降(目安:16週以降)であることや、かかりつけ医の許可を得ていることが望ましいです。
まとめ
妊娠中の肩こりは、体の変化とともに起きる自然な反応ともいえますが、適切なケアをせずにいると出産後も不調が続く恐れがあります。
セルフケアで姿勢を整えたり、ストレッチを取り入れたりするだけでも肩の緊張はかなり軽減されます。また、妊娠中でも対応可能な整体院で施術を受けることで、より安心して体を整えることができます。
ママが元気でいることは、赤ちゃんにとっても何よりの環境です。肩こりを我慢せず、できることからケアをはじめていきましょう。