妊産婦に骨盤ベルトは必要なのか?西宮の専門整体院が解説

2024年07月1日

西宮市の産後ママ5%をみている鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
今回は骨盤ベルトについてです。

「気温も高くなってきたので、できれば使いたくない」

そんな声をよく聞きます。
暑いのにいつまでつければいいの?そもそもつけた方がいいのか?

その辺りの疑問にも専門院がしっかりと答えていきます。

具体的に今日お伝えしたい内容は

  1. 骨盤ベルトは何のためにつける?
  2. 骨盤ベルトの正しい付け方
  3. 骨盤ベルトはいつまでつければいい?

といった内容になります。
妊娠中の方にオススメの内容ですので、是非読んでみて下さい。

骨盤ベルトは何のためにつけるのか?

結論、これは「関節を保護するため」です。
よく骨盤ベルトは骨盤を戻すために使うという方をよく聞きます。

これは認識が少し違います。
産褥期に骨盤は少し戻っていくため
骨盤ベルトを着用している期間に戻っているからそう思うのです。

これは覚えておいてくださいね。

骨盤ベルトはした方がいいのか?

関節の保護はしてあげるといいと思います。
特に産後にどうしても動かないといけないことが多い人は着用をオススメします。

産後はリラキシンというホルモンの影響で関節が緩い状態です。
産褥期は安静にできるといいのですが、家庭によってはそうはいかないところもありますので家事や外出の際は着用してみてください。

骨盤ベルトの正しい付け方

皆さま正しくつけられていますか?
腰のコルセットなどとは付け方が異なります。

ポイントになるのは骨盤の恥骨と大転子という太ももの骨です。

妊娠中、産後ともに股関節が不安定になります。
特にこの股関節歩く時は必ず使いますのでこの2つを保護しておくのが正しい付け方です。

実際につける時は寝転んだ状態でお尻の下にベルトをひき、ベルトを締めます。
体重がかかった状態で固定をするより一度負荷がかからない状態で固定をしてあげた方が
よりしっかりと関節を安定させることができます。

場所ですが上は骨盤の1番出ているところで下は大転子という太ももの骨
真ん中に恥骨結合くることを目安にしてあげてください。

キツく絞めすぎたり、緩すぎてもダメです。
立った時に安定感があればOKです。

食事や睡眠の際は外しておくといいですね。
食事中に関してはどうしてもお腹がいっぱいになる過程で苦しくなってきます。

しっかりと緩めておくか外しておかないと気持ち悪くなったりします。
睡眠の際も同様に圧迫感などでかえって苦しいことがあります。

妊娠中も産後も睡眠時はクッションなどがオススメです。
膝の間に挟むことで肩の力を抜くことができます。

厚さは少し厚めで内ももに軽く力を入れても膝同士が当たらないことを
目安にしてあげてください。

骨盤ベルトいつまでつければいい?

妊娠中は初期から着用がすすめられています。
就寝中は着用しなくても構わないのですが

実際には夜間に横になって寝ると痛みが出るようなケースも多いです。
この場合は夜間の着用もいいと思います。

ただ苦しい場合や圧迫感が続く場合は外してしてください。
迷った時には専門医に相談しましょう。

産後は2ヶ月までを目安につけていただければO Kです。

産褥期に関してはあった方がより関節への負担少なく痛みが減るでしょう。
夏の暑い時などのために通気性が高いものを選んで
家事や育児の際、外出時に着用してください。

それでも痛みや不安定感があることがあります。
特に2人目以降の出産の方に多いです。

交通事故ほどの負担があると言われているのでどうしても
体のキャパシティを超える場合があります。

  • 自身でケアしたけど痛い
  • 産後骨盤大丈夫かしら?
  • 膝がかなり痛い
  • 出産が2回目以降である

このような場合妊娠中や産後の整体などをうまく利用するといいですね。
今回は骨盤ベルトについてお話しました。
暑い夏上手く使って生活していきましょうね。

関連記事

この記事に関連するページ