西宮で恥骨痛や恥骨結合離開なら鳴尾ぴっと骨盤整体院

2025年01月9日

西宮で恥骨痛や恥骨結合離開でお悩みの方は
鳴尾ぴっと骨盤整体院へ。

鳴尾ぴっと骨盤整体院は産後の骨盤矯正やマタニティ整体
慢性的な肩こり腰痛や。猫背整体が得意な
専門整体院です。

妊娠や出産は女性の体に大きな変化をもたらしますが
その中でも「恥骨結合離開」は、
多くの方が悩む可能性があるトラブルの一つです。

恥骨の結合部分が過剰に広がることで、強い痛みや動作の制限が生じ
日常生活に支障をきたすこともあります。

本記事では、まず恥骨結合の役割や仕組みを解説した上で
離開によって起こる具体的な症状や原因について詳しくご紹介します。

症状の早期発見や適切な対処法を知ることで
妊娠中や出産後の不安を軽減し、快適な生活を取り戻すためのヒントをお伝えします。

恥骨結合離開とは?

西宮で恥骨痛や恥骨結合離開なら鳴尾ぴっと骨盤整体院

妊娠・出産によって発症することがある「恥骨結合離開」は
日常生活に支障をきたす強い痛みや動きの制限を伴います

ここでは、まず恥骨結合の仕組みを理解した上で
離開による具体的な症状を詳しく解説します。

恥骨結合とは?

恥骨結合は、骨盤の一部であり、左右の恥骨が正中線で結合している部分を指します。
これは、硬い骨同士が軟骨(線維軟骨)でつながっている関節で
通常はほとんど動きがない構造です。

恥骨結合の役割

1.骨盤の安定性を保つ

恥骨結合は、骨盤全体の前方部分を支え、骨盤の安定性を高めています。
骨盤が安定していることで、日常生活の動作や体のバランスが保たれています。

2. 衝撃吸収機能

軟骨部分がクッションの役割を果たし、歩行や動作時の衝撃を和らげます。

3. 出産時の可動性

妊娠中、リラキシンというホルモンの作用で恥骨結合部分が緩むことで
出産時に骨盤が広がり、赤ちゃんが産道を通りやすくなります。

この緩みが適度であれば問題はありませんが、過度に広がりすぎると
痛みや不安定性が発生します。

恥骨結合離開の症状

1. 恥骨部分の痛み

  • 恥骨の中央(おへそから真下に向かった硬い部分)に強い痛みを感じます。
  • 痛みは持続的で、触ると圧痛(押したときに痛みを感じる状態)があるのが特徴です。

2. 歩行困難

  • 歩く際に恥骨がズキズキと痛むため、歩行が困難になります。
  • 特に片足を前に出す動作が辛く
    「ペンギン歩き」のような体勢になることがあります。

3. 起き上がりや寝返り時の痛み

  • ベッドから起き上がる、または横になった状態から寝返りを打つ際に
    恥骨に激しい痛みを感じることがあります。
  • 骨盤や腹筋が動作に連動するため
    恥骨結合部分に負荷がかかるのが原因です。

4. 足を閉じる動作の困難

  • 太ももを内側に閉じる動きで強い痛みを感じます。
  • 恥骨結合部分に付着する内転筋(太ももの内側の筋肉)が
    動作時に引っ張られることで痛みが増します。

5. 姿勢による痛み

  • 横座りや開脚など、骨盤や恥骨に負担をかける姿勢を取ると痛みが悪化します。
  • 特に立ち上がるときやしゃがむときに痛みが増強する場合が多いです。

6. 内ももの痛み

恥骨結合に付着する筋肉が炎症を起こすことで
内ももの付け根付近に痛みを感じることがあります。

7. くしゃみや咳で響く痛み

くしゃみや咳をしたときに、恥骨部分が響くような痛みを感じる場合があります。
これは、腹圧がかかったときに骨盤全体に負荷がかかるためです。

痛みが現れるタイミング

症状が出るタイミングは個人差がありますが、以下の場合に痛みが悪化しやすいです

  • 妊娠15週以降、リラキシンの影響が強くなったとき
  • 妊娠後期に赤ちゃんが大きくなり骨盤に負荷がかかったとき
  • 出産後、骨盤が安定しない状態で無理な動作を行ったとき

恥骨結合離開が起こる主な原因

妊娠・出産に伴う体の変化が主な原因となる「恥骨結合離開」。
その発症にはいくつかの要因が複雑に絡み合っています。
ここでは、さらに詳しくその原因を解説していきます。

リラキシンというホルモンの影響

妊娠中、体内では「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは、妊娠を維持し、出産をスムーズに行うために
骨盤周辺の関節や靭帯を緩める役割を果たします。

リラキシンは、骨盤の前部に位置する「恥骨結合」の周辺組織を柔らかくし
赤ちゃんが産道を通りやすいように骨盤の可動性を高めます。

つまり、妊娠出産においてリラキシンは必要不可欠なホルモンになります。

しかし、リラキシンの作用が過剰になると
骨盤が不安定になり、恥骨結合が必要以上に広がることで
痛みや炎症を引き起こします。

特に以下の条件に当てはまる場合は、リラキシンの影響が強く出やすいとされています。

  • 妊娠後期でリラキシン分泌がピークに達する頃
  • 初産の方で骨盤が初めて大きく広がる場合

恥骨結合離開が発症する方は妊娠中から恥骨痛で悩んでいる方が多いです。
もし、当てはまる場合は注意が必要です。

体型や骨盤の形状

妊婦さんの体型や骨盤の形状も、恥骨結合離開のリスクに影響を与えます。

やせ型・小柄な体型の方

体型がやせている、または小柄な方は骨盤自体が狭い場合が多く
赤ちゃんが骨盤を通過する際に骨盤や恥骨結合への圧力が大きくなりがちです。

骨盤が狭い方

骨盤の広さには個人差がありますが、特に骨盤が狭い場合
赤ちゃんが通過する際の負担が恥骨結合に集中しやすく
離開を引き起こすリスクが高くなります。

赤ちゃんの大きさ

赤ちゃんが標準よりも大きい(巨大児)場合
骨盤全体にかかる圧力が増加します。

赤ちゃんの頭や体が産道を通る際に
骨盤の広がりが必要以上に大きくなり
恥骨結合が過度に引き離されてしまうことがあります

上記の体型や骨盤の形状によっても
骨盤にかかる負担は異なります。

骨盤や姿勢のゆがみ

妊娠前から骨盤や姿勢がゆがんでいる場合
妊娠中にかかる体重増加や胎児の重さが骨盤全体に均等に分散されず
特定の部分に負担が集中してしまいます。

これにより、恥骨結合部分に過剰な力が加わり、離開が起こりやすくなります。

骨盤のゆがみは、以下のような生活習慣から起こる場合があります。

  • 脚を組む癖がある
  • 片側に重心をかけて立つことや座ることが多い
  • 長年の猫背や反り腰などの姿勢不良

筋力低下や運動不足

妊娠中の運動不足や体重増加による筋力低下も、恥骨結合離開の原因の一つです。
特に骨盤を支える筋肉(骨盤底筋群や腹筋、内転筋など)が弱くなると
骨盤全体が不安定になりやすく、恥骨結合に過剰な負担がかかります。

筋力が低下していると、赤ちゃんの体重を支える負担が直接骨盤や
恥骨結合部分に集中するため、痛みや炎症を引き起こすリスクが高まります。

出産時の圧力やストレス

出産時、赤ちゃんが産道を通る際に恥骨結合部分が強く圧迫されることで
離開が起こる場合があります。
特に以下の場合、リスクが高くなるとされています。

  • 分娩時の赤ちゃんの頭の向きや位置が骨盤に負担をかける場合
  • 分娩時間が長引き、恥骨結合に負担がかかり続けた場合

出産後の無理な姿勢や動作

出産後、育児や家事で無理な姿勢や動作を繰り返すことで
恥骨結合離開の痛みが悪化することもあります。
例えば、以下の動作が影響することがあります:

  • 赤ちゃんを抱っこする際に片側に体重をかける
  • 中腰の姿勢が長時間続く
  • 重いものを何度も持ち上げる

上記の連続は恥骨離開はもちろん、腰痛などの悪化にも繋がります。

自宅でできるセルフケア

整体の施術と合わせて、以下のセルフケアを取り入れると効果的です。

1. 骨盤サポートベルトを活用

骨盤周りをしっかりサポートすることで、恥骨結合への負担を減らします。
ただし、正しい着用方法を守ることが大切です。

2. 無理のないストレッチ

産後すぐの激しい運動は避けましょう
股関節周りを優しく伸ばすストレッチや骨盤を
動かす簡単なエクササイズを取り入れるとよいでしょう。

3. 適度な休息

恥骨結合に負担をかけないよう、こまめに休むことも重要です。
無理せず体を労わりながら回復を目指しましょう。

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