【産褥期の痛みや悩み】西宮の整体院が解説

2024年08月23日

産後初期の症状

こんにちは、西宮市で産後ママの5%を診療している鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

当院には、妊娠中にお越しいただいていたママさんが
出産後に再度ご連絡をくださることが多くあります。
そして、その連絡が少し途絶えるのが「産褥期」です。

今回は、産褥期に多くのママが直面する身体の痛みや
美容に関するお悩みについてまとめてご紹介します。
産褥期に入るママさんたちは、ぜひ参考にしてください。

目次としては

  • 痛み編
  1. 身体が元に戻るまでの期間はどれくらい?
  2. 悪露って知っていますか?
  3. 授乳時の痛み
  • 美容編
  1. 抜け毛の問題
  2. 肌の変化
  3. マタニティブルーとは?
  4. 便秘の悪化
  5. 尿漏れについて

痛み編

身体が元に戻るまでの期間はどれくらい?

出産を無事に終えてひと段落。
しかし、ここからは身体を元に戻しつつ
育児に追われる日々が始まります。

産後6〜8週間で身体は急速に妊娠前の状態に戻ろうとしますが
完全に戻るには約10ヶ月かかるとされています。

もちろん、個人差があり、早い方では2ヶ月、遅い方では1年ほどかかることもあります。
症状としては、会陰の傷の痛み、後陣痛、肩こりや腰痛、股関節や膝の痛みなどが
多く見られます。

悪露って知っていますか?

悪露とは、子宮内の胎盤が剥がれ、その部分から出血することを指します。
産後の骨盤矯正後に悪露が出る方もいますが、心配ありません。

悪露は通常、産後4〜6週間ほど続きます。
悪露が気になる方は、1ヶ月検診後に骨盤矯正を受けることをおすすめします。

授乳時の痛み

授乳時に痛みを感じるママさんは意外と多いです。
これは、広背筋の緊張が強い場合に起こりやすく
抱っこや授乳時に負担がかかるためです。

広背筋を緩めるストレッチを行うと
痛みの軽減につながることがあります。

美容編

抜け毛の問題

妊娠中はホルモンの影響で髪が抜けにくくなりますが
産後はホルモン環境が変わり、急に抜け毛が増えることがあります。

長ければ1年ほど続くこともありますが、自然に回復するので心配は不要です。
産前に髪を短くする方も多いです。

肌の変化

産後はホルモンバランスが大きく変わるため、肌質にも変化が現れます。
一般的に、以下の2つのパターンが見られます:

  1. 乾燥肌と痒み
  2. オイリー肌とニキビ

どちらの場合も、肌への刺激を避けることが大切です。
無添加やオーガニックの洗顔料や化粧水を使用し、この時期の日焼けにも注意しましょう。

マタニティブルーとは?

マタニティブルーとは、気分が沈んでしまう状態を指します。
出産後は、赤ちゃんを産んだ達成感や責任感
ホルモンの変化により感情の波が生じやすくなります。

これは産後うつとは異なりますが、もし長く続く場合は
専門の医療機関に相談することをおすすめします。

便秘の悪化

便秘は、妊娠中から悩まされる方が多い症状ですが
産後は会陰の痛みやトイレへの恐怖感が加わり、さらに悪化することがあります。

産後すぐに水分補給をしっかり行い、腸内環境を整えることが大切です。
出産翌日からトイレに座る習慣をつけることも効果的です。

尿漏れについて

出産後はインナーマッスルが弱まり
くしゃみや突然の動きで尿漏れが起こりやすくなります。

これは自然に治ることが少なく、適切なケアや治療が必要です。
お尻を締める体操や腸腰筋を伸ばす体操が効果的です。

また、産後の骨盤矯正により尿漏れが改善することもあるので
整体やインナーマッスルトレーニングを検討してみてください。

まとめ

今回は、産褥期の身体の変化についてお話ししました。
これらの情報を参考に、穏やかな産褥期をお過ごしください。

出産後はどうしても痛みや不調を感じても
後回しにしてしまう方が多いです。

慣れない生活やお子様のことなどで
「これぐらいの痛みなら耐えれる」
となってしまう方がほとんどです。

もし、痛みや不調でお困りでしたら
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談下さい。

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