西宮で産後腹直筋離開なら西宮の骨盤整体院ぴっと整体

2024年11月11日

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は産後の骨盤矯正やマタニティ整体などの
専門的な整体を得意としております。

妊娠・産後の方を多く診させて頂いていますと
色々な症状や不調、痛みの方が整体院にお越しになられます。

お陰様で西宮の経産婦様の5%を診させて頂けております。

その中でも重い症状の1つに
腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)という症状があります。

この症状、実は産後ママの誰もが起こり得ることであり
もしかしたら、あなたの不調もこれが原因かもしれません。

実は、病院などでも腹直筋離開に対する知識が浅く
セルフケアや改善方法を指導できる医療機関は少ないです。

今回は腹直筋離開についての症状の解説や
日常生活での注意点、整体で行えるケアについて
詳しく解説させて頂きます。

あなたが産後の不調に悩んでいたり
周りの方が腹直筋離開に悩んでおられるのであれば
是非今回の内容を教えてあげて下さい。

腹直筋離開の解説

腹直筋離開の解説

腹直筋離開は、妊娠や出産により腹直筋が左右に分かれる状態を指し
多くの妊娠中や産後の女性に見られる現象です。

通常は産後に自然に回復しますが、回復が遅れると
腰痛、肩こり、お腹のたるみなどの症状が残ることがあります。

さらに、将来的に脊柱管狭窄症や臍ヘルニアなどの
深刻な状態に進行することもあります。

腹直筋離開の症状

以下の症状が見られる場合、腹直筋離開の可能性があります。

  • お腹のたるみやぽっこりお腹
  • 出産を終えたのに妊娠中のようなお腹
  • 腹部に力が入りにくい感覚
  • 腰痛や肩こりが妊娠中よりひどく続く
  • 腹部に力を入れるとお腹が不自然に膨らむ
  • 出産後にヘソの形が変わった

上記の1つでも当てはまる場合は
発症の可能性があります。

もし、当てはまっている場合は
次に紹介しているセルフチェックを試してみて下さい。

腹直筋離開のセルフチェック方法
  1. 仰向けになり膝を立て、おへそを覗くように頭を持ち上げる
  2. おへその上下で指を腹直筋の間に入れる
  3. 2本以上入る場合は腹直筋離開の可能性があります

日常生活での注意点と改善方法

腹直筋離開がある場合、通常の腹筋運動(クランチなど)は避け
腹部に負担がかからないようにすることが大切です。

姿勢の維持、腹式呼吸、インナーマッスルを鍛えるドローイン運動をおすすめします。
また、出産後の骨盤矯正や整体も腹直筋の回復を促進し、効果的と言われます。
こちらの内容につきましては後述致します。

腹直筋離開で腹筋をしてはいけない理由

腹直筋というワードがあるので
腹筋運動をされる方がおられます。

これは上記にも挙げたように避けて下さい。
腹直筋離開の状態で腹筋運動を行うと
傷口や損傷部が広がり悪化に繋がります。

またこれに加えて、浅い座り方や背中が丸まった姿勢が
長時間続くことも症状を悪化させる要因に繋がります。

腹直筋離開の主な原因

  1. ホルモンの影響:妊娠中のホルモン分泌(リラキシンやエストロゲン)が
    白線や腹直筋を緩め、広がりやすくします。
  2. 腹圧の増加:胎児の成長や体重の増加が腹部に圧力をかけ
    腹直筋が引き離されやすくなります。
  3. 筋力の低下:妊娠前から腹筋が弱いと、急な体の変化に対応できず
    腹直筋離開が生じやすくなります。
  4. 姿勢の変化:妊娠に伴い重心が前に移動するため反り腰や猫背が生じ
    腹部に圧力がかかり離開が進みます。
  5. 骨盤の歪み:骨盤の歪みがあると腹直筋の広がりに影響し
    回復を妨げることがあります。
  6. 出産回数:複数回の出産によって腹直筋が引き伸ばされ
    弾力が低下し戻りにくくなる場合があります。
  7. 年齢と体質:高齢出産やもともと柔らかい筋質の方は
    腹直筋離開が生じやすい傾向があります。
  8. 帝王切開:帝王切開後は傷口が硬くなるため
    腹直筋が元に戻りにくくなることがあります。
  9. 姿勢や動作:日常的に重いものを持ち上げたり
    抱っこする姿勢が不適切な場合は腹直筋に負担がかかり
    離開が進むことがあります。
妊娠中に気づくことはできるか?

腹直筋離開は妊娠後期に進行するため、妊娠中に気づくこともあります。
おへその周囲で腹部が不自然に膨らんだり、「くぼみ」や「溝」が現れたりすることがあれば
腹直筋離開が起きている可能性があります。

ただし、妊娠に伴う体の変化と見分けにくいため
産後に確認するケースが多くあります。

発症率と重症化の影響

妊娠中の約60~70%の女性に腹直筋離開が見られ
そのうち約30%は重症化して日常生活に支障が出ることもあります。

後述致しますが、重症化した場合は
手術が必要になるケースも存在します。
ただ、これは稀になりますが記載させて頂きます。

重症化した場合の症状と治療

  1. 腹部のふくらみ:腹壁が弱まることで
    お腹が妊娠中のように突き出してしまいます。
  2. 腰痛:腹直筋が弱まり体幹が不安定になり腰痛が慢性化しやすくなります。
  3. 尿漏れや骨盤底筋機能の低下:腹直筋がサポートできないため
    骨盤底筋に負担がかかり尿漏れが発生しやすくなります。
  4. 消化不良や便秘:腹直筋の弱化で腸の動きが鈍くなり
    便秘や消化不良が起きやすくなります。
  5. 運動機能の制限:筋力低下で日常の動作が困難になる場合もあり
    体力の低下が進むことがあります。
手術が必要な場合

以下のような症状がある場合、手術が検討されることがあります。

  • 重症な腹直筋離開:産後も回復せず、腹直筋が大きく離れている。
  • 慢性的な腰痛や姿勢不良:体幹の支持力が低下し
    日常生活に支障をきたしている。
  • 骨盤底筋の機能低下:尿漏れや骨盤の不安定がある。
  • 内臓の突出やヘルニア:腹直筋が支えられず、お腹が突き出すように見える。
手術内容

手術では主に「腹直筋縫縮術」を行います。
手術により離れた腹直筋を中央に引き寄せ縫合し
場合によってはメッシュ補強も行い、腹壁の強化と再発防止を図ります。

術後数週間のリハビリが必要で、体幹の安定性や尿漏れなどの改善が期待できます。
腹直筋離開の治療は、専門の医療機関での相談と適切なリハビリが重要です。
多くの場合、腹直筋離開の理学療法処置は保険適応外になります。

また、手術をしてもその後のケアが上手くいかず
整体にお越しになられる方も多いです。

手術後においても的確な施術と効果的なトレーニングは必要になります。

鳴尾ぴっと骨盤整体院が腹直筋離開に対して行うこと

腹直筋離開に対して整体ができること

 

主に、整体、骨盤矯正、インナーマッスルトレーニング
これらを組み合わせて行います。

骨盤や姿勢を良くすることで体の土台を安定させていきます。
加えて複合高周波を使い、効果的に筋肉に刺激を入れ
強化していきます。

ある程度、バランスや症状が改善傾向になれば
効果的なセルフケアをお伝えさせて頂きます。

この段階で重要になってくる筋肉は

  • 腹横筋
  • 腸腰筋

これらになります。

上記にも挙げたように、離開しているのは腹直筋なのですが
直接的原因になる筋肉はこれらのインナーマッスルの場合がほとんどです。

もちろん、帝王切開や出産回数なども要素の1つですが
妊娠前からの身体の不調や姿勢ななども症状に発展する原因となります、

実際の施術期間としては平均的に
3〜4.5ヶ月ほどの整体期間を頂いております。

お悩みや不調改善にも時間も労力も有します。

もちろん、整体期間を終えてもセルフケアは必要になります。
これらのケアも期間中にお伝えさせて頂き
ご自身で対策できるようにさせて頂きます。

もし、あなたが西宮で産後の腹直筋離開にお悩みでしたら
鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談ください。

あなたの不調や不安をしっかりと改善し
快適なママライフを送れるように全力でサポートさせて頂きます。

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