胸椎を柔らかく保ちましょう!
2020年04月20日
皆さま、こんにちは!
新型コロナウイルスの影響で、
普段よりご自宅で過ごすお時間が
増えたかと思います。
「いつもより動いていないのに、
体に疲れが溜まってしまっている…」
という方はいらっしゃいませんか?
お仕事や学校の後のように
夜に「疲れたなぁ」と感じるのではなく、
一日中疲れているような感覚は、
「運動不足」が原因かもしれません!
運動には、
- 代謝・血行の促進
- 心肺機能の向上
- 免疫力の増強
- ストレスの解消
- リフレッシュ
など沢山の効果がありますが、
「運動不足」になってしまいますと、
逆に疲れを感じやすかったり、
疲労の回復に時間がかかったりします。
しかし現在は、
運動する機会もなかなか得られないですよね。
そこで、鳴尾ぴっとの
トレーニングプログラム、
【ぴっとねす】は如何でしょうか?
当院のトレーニングスペースで
カラフルな道具を使用しながら、
様々なトレーニング、ストレッチを
実践していきます!
お体の調子やご希望に沿って
メニューを組んでいきますので、
運動不足解消はもちろん、
お体の気になる箇所や鍛えたい部位の
トレーニングも可能です!
また、鳴尾ぴっとのインスタグラムにて
当院の先生方によるセルフケアの
動画も配信しております。
どなたでも簡単に、短時間で
行って頂けるものになりますので、
是非、ご覧ください!
@naruo_pit
(こちらがアカウント名になります)
そして、本日は
体の中心を通っている背骨の中の
丁度胸の位置に当たる
「胸椎(きょうつい)」
についてご紹介致します!
背骨をイメージして頂くと、
小さな骨がいくつも連なって、
一番下に骨盤がありますよね。
その小さい骨を上から順番に分けて、
- 1~7個が頚椎(けいつい)
- 8~19個が胸椎(きょうつい)
- 20~24個が腰椎(ようつい)
という名前がついております。
この頚椎・胸椎・腰椎の3つのうち、
胸椎のみ「モビリティ関節」
というカテゴリーに属しています。
「モビリティ関節」というのは、
主に体の動きを生み出す関節で、
胸椎のほかには、肩や股関節のような
大きく動く関節が含まれています。
一方で、胸椎を上下に挟んでいる
頚椎、腰椎は「スタビリティ関節」
というカテゴリーに属しています。
「スタビリティ関節」というのは、
主に姿勢や動作の安定に役立ち、
頚椎、腰椎以外には、
肘や膝が含まれています。
では、改めて
頚椎-胸椎-腰椎を見ていくと、
頚椎⇒スタビリティ関節(安定性)
胸椎⇒モビリティ関節(可動性)
腰椎⇒スタビリティ関節(安定性)
となっていて、
胸椎は安定性の高い頚椎と腰椎に
挟まれております。
この3つの位置関係はとても重要で、
胸椎が滑らかな動作を生み出す
モビリティ関節としての役割が
果たせる状態であれば、
スタビリティ関節の頚椎、腰椎は
いつも通りの働きができます。
しかし、長時間同じ姿勢を取り続けたり、
猫背が習慣化してしまいますと、
胸椎の柔軟性、可動性が失われます。
そしてその結果、
胸椎の上下にある頚椎、腰椎が影響を受け、
本来なら姿勢や動作の安定に働く
頚椎、腰椎が胸椎の代わりになって
無理な動きを担うことで、
首の痛み、腰の痛みに繋がってしまいます。
目次
胸椎のセルフケア方法は?
胸椎の柔軟性を保っておくことは、
首の痛み、腰の痛みの予防に繋がります。
普段、意識して動かすことは
少ないと思いますので、
是非、ご紹介するストレッチを
参考にしてみてくださいね!
★ストレッチPART1
- 四つ這いになります。
- 両手を少しずつ前にずらします。
- 同時にお尻を後ろに引いていきます。
- イラストのような姿勢で30秒ほどキープします。
★ストレッチPART2
- 厚めのタオルをクルクルと丸めます。
- 背中にタオルが来るように両手を伸ばして仰向けになります。(タオルは横向きです)
*胸を張ったような状態になりますので、
タオルを腰より上の位置で
転がして位置を変えながら
30秒程ストレッチしていきます。
首の痛みや腰の痛みが出ると、
どうしてもその部位の筋肉や関節に
不調があると思ってしまいますが、
実は痛みから少し離れた、
胸椎の柔軟性、可動性の低下が
原因になっていることがありますので、
ストレッチをしてみてください!
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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お電話にてお待ちしております。
0798-56-8036
〇ゴールデンウィークのお知らせ〇
鳴尾ぴっと骨盤整体院では、
本年のゴールデンウィークのお休みを、
5月3日(日)から5月6日(水)まで
頂いております。
この期間ご迷惑をお掛けいたしますが、
よろしくお願いいたします。
5月7日(木)から通常通りとなります。