足底腱膜炎についてご紹介致します!
2019年09月2日
皆さま、こんにちは!
先週は雨や雷の日が多く、
外出の準備や洗濯など大変でしたね。
じめじめした天気や低気圧で、
いつもより調子が優れない方も
いらっしゃったと思います。
今週は、比較的安定した天気になるそうなので、
安心ですね!
本日は『足底筋膜炎(そくていきんまくえん)』という
足部の疾患について、書かせて頂きます!
名前の通り、
足の裏にある膜のような組織(足底腱膜)に
炎症が起こるのが特徴です。
目次
足底筋膜とは?
この足底腱膜は、
かかとから指の付け根までピンと張っていて、
土踏まずのアーチが崩れないように
支える役割を持っています。
足底筋膜炎の原因とは?
足底腱膜に繰り返し負荷が掛かり、
炎症を起こしている症状を
『足底腱膜炎』といいます!
では、どんなものが
足底腱膜炎の原因かと言いますと、
以下のようなものが考えられます。
過度なランニング、長時間の立ち仕事等
足底筋膜に繰り返し付負荷が掛かる。
土踏まずの形状異常
偏平足やハイアーチなど、
土踏まずのアーチが崩れると、
衝撃を吸収する力が弱まり、
足底腱膜に負荷が掛かる。
※ハイアーチ:偏平足とは反対に土踏まずが異常に高い状態
加齢による足底腱膜の柔軟性低下
負荷に耐えられなくなり、
炎症が起こりやすくなる。
肥満
土踏まず、足底腱膜に、大きな負荷が掛かる。
ふくらはぎの筋肉等の柔軟性低下
周辺筋肉が硬くなると、
足首を上手く使えなくなり、
足部への衝撃が大きくなる。
どんな人が足底筋膜炎になるの?
足底腱膜炎は、
主に40~50歳代の方に多く発症すると
言われておりますが、
マラソン競技などのスポーツをしている
若い方にも発症する可能性があります。
かかとや土踏まずの中央部に
痛みを感じることが多く、
特に歩き始めの一歩目や、
足が地面に着く瞬間が痛みます。
そして、前回の外反母趾同様に、
痛みをかばいながら生活することで、
姿勢に悪影響を与え、
足の裏の痛みだけではなく
肩こり、腰痛、頭痛などの症状に
繋がってしまいます!
足底筋膜炎のセルフケア方法
足の裏に痛みを感じたり、
症状が悪化してほかの部位にまで
不調をきたす前に、
ストレッチでしっかりとケアしましょう!
ストレッチPart1
- アキレス腱を伸ばすように前後に足を開きます。
- 後ろの足のかかとを上げます。
- 前に出した足に体重を掛けていきます。
- そのまま30秒ほどキープします。
- 足を入れ替えて反対の足もストレッチします。
ストレッチPart2
- 壁の横に小さな段差を用意します。(階段でも大丈夫です)
- 壁や手すりで支えながら段差につま先を掛けます。
- かかと方向に体重を掛けて足裏全体を伸ばします。
- そのまま30秒程キープします。
5週に渡り、足首や足部について
ご紹介致しましたが
足は、日常生活やスポーツ場面で
衝撃を受け易く、負担も掛かり易い部位なので、
ストレッチやマッサージをして
ケアしましょう!
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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