運動の前には準備体操をしましょう!
2019年07月28日
皆さま、こんにちは!
私は先日学校で
姿勢についての講義を受けました!
実は人間はつま先とかかとを合わせて
「気をつけ」の姿勢で静止しているつもりでも、
体のバランスを保つために、
1~2cm程の間隔で前後左右に
揺れ動いているそうです。
実際につま先とかかとを合わせて
「気をつけ」の姿勢で
10秒程測ってみると、
少しですがグラグラする感じがあると思うので、
是非、試して見てください!
普段全く意識しない事ですし、
実感するまでは信じられなかったのですが、
講義の中で実験して揺れを実感した時は
とても新鮮でした!
さて、本日はスポーツ活動中に起こる
膝の怪我について書かせて頂きます!
膝は人体の中で最も大きな関節で、
日常生活、スポーツ活動の両方に
深く関わっています。
そこで、膝の安定性に役立っているのが、
前十字靭帯、後十字靭帯、
内側側副靱帯、外側側副靱帯と呼ばれる
4つの靭帯と、
膝への衝撃を吸収するための
半月板という柔らかい組織です!
靭帯や半月板はとても重要な組織なのですが、
スポーツ活動中、
膝への強いストレスが与えられると、
これらの組織が損傷する怪我が
起こってしまう事があります。
特にこの怪我が発生するスポーツは、
□対戦相手や地面との接触があるスポーツ
(ラグビー、フットボール、柔道など)
□急激なストップやジャンプ動作があるスポーツ
(バスケットボール、バレーボール、陸上、サッカーなど)
になります。
靭帯や半月板の損傷は、
4つの靭帯のうちの1つが損傷する場合もありますが、
複数の靭帯が同時に損傷したり、
半月板の損傷も合併したりする場合があります。
そして、一度損傷してしまうと、
元の競技への復帰までに7~9ヶ月かかる上に、
膝の不安定感が残ってしまう可能性もあります。
スポーツをされる方にとっては、
競技復帰までの長い期間や、
膝の不安定感の残存は重大な問題ですよね。
靭帯や半月板損傷を起こさないためには、
膝以外の部位の柔軟性を高めて、
できるだけ膝に過度な負担をかけない事が
大切になります!
そこで、本日は足首と股関節の柔軟性を高める
ストレッチをご紹介致します。
この部位が柔らかいと、
スポーツ活動中、
膝を正しい位置に保ったり、
膝の不自然な動きを防いだりすることが出来ますので、
準備体操などに取り入れて見てください!
★ストレッチPart1【股関節】
①立った状態で、片脚を後ろに引きます。
②膝を外へ90度に曲げながら体の横まで回します。
③膝を元に戻しながら体の前を通って脚を揃えます。
※片方の股関節で大きな円を描くイメージです。
④反対側も同じように行います。
★ストレッチPart2【足首】
①マットなど柔らかい床の上に正座をします。
②体の後ろに両手をつきます。
③膝を少し上げ上体を後ろに反らします。
④足首の前部分を30秒ほど伸ばしていきます。
今回は、膝の怪我予防のストレッチですが、
スポーツ活動では膝だけでなく
他の部位を怪我してしまう可能性もあります。
全身を満遍なくストレッチすることで、
防げる怪我もありますので、
スポーツをする前には、
準備体操を必ず行うようにしてくださいね!
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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