ロコモティブ症候群を予防しましょう!!

2019年04月14日

皆さま、こんにちは!

【ロコモティブ症候群】という言葉をご存知ですか?

これは、年齢を重ねたり、運動習慣が減ってしまったりすることで、
骨や筋肉、関節などの運動器が衰えてしまい、
「立つ」、「歩く」といった機能が低下してしまう状態のことです。

このような状態を放って置くと、
将来支援や介護が必要となる可能性が高くなってしまいます。

現在、日本にロコモティブ症候群や予備軍の方は、
4700万人もいると言われています。
また、運動器の機能低下とは関係がないように思われる小中学生に、ロコモティブ症候群の兆候が見られることがあるそうです。

全世代で、ロコモティブ症候群に注意が必要です!

ロコモティブ症候群の兆候にはどのようなものがあるのか、
日本整形外科学会が7つの項目を上げています。

(1):片脚立ちで靴下が履けない

(2):家の中で滑ったり、つまずいたりする

(3):手すりを持たないと階段が登れない

(4):掃除機や布団など重いものを持つ家事が困難

(5):2kgくらいの荷物を持つのが困難

(6):15分続けて歩くことが出来ない

(7):横断歩道を青信号で渡りきれない

7つのうち1つでも当てはまる項目がある方は、
ロコモティブ症候群の心配があります!

そして、小中学校では、

(1):片脚でしっかり立てない

(2):手がまっすぐ上がらない

(3):しゃがむとふらつく

(4):投動作ができない

(5):雑巾が固く絞れない

(6):転んだ時に手が出なく、頭を怪我してしまう

(7):両手を同時に骨折してしまう

このような児童、生徒が増えてきているそうです。

いつまでも健康で、元気で丈夫な骨や筋肉を保ち、
ロコモティブ症候群を予防するためには、
食事でしっかりとした栄養を摂ることと、
適度な運動による刺激が必要です!

本日はストレッチではないのですが、
筋力やバランス能力を高めるエクササイズをご紹介致します!

★スクワット
スクワットは太ももの前の筋肉を鍛えることが出来ます!

①両脚を肩幅よりやや広く開き、つま先を外側に向けます。
②両腕を真っ直ぐ前に伸ばします。
③膝がつま先の位置より前に出ないようにゆっくり曲げます。
④できるだけ太ももが床と平行になるまで曲げていきます。
⑤ゆっくりと膝を伸ばして、元の姿勢に戻ります。
【注】足の裏をしっかりと床付けて、親指が浮かないようにします。

 

★フォワードランジ
フォワードランジは下肢の筋力、バランス能力を高めます!

①両脚は肩幅程度に開き、両手を腰に添えます。
②片方の脚を大きく前に踏み出します。
③背筋を真っ直ぐにしたまま、踏み出した脚の膝が90度になるまで腰を真下に下ろしていきます。
④後ろ脚の膝は床につけないようにします。
⑤ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も行います。

 

日常生活でついついエレベーターやエスカレーターを使ってしまう所を階段に変えてみたり、歩幅を広げて大股で歩くことも、筋力維持には効果的です!

いつまでも健康で長生きできる体を目指しましょう!

鳴尾ぴっと骨盤整体院

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