【初産なら知って欲しい】 妊娠中に必須の栄養素
2023年06月17日
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、妊娠中の整体や産後の骨盤矯正が得意な整体院です。
実際に多くのクチコミなどを頂戴しており、西宮のママとプレママに支持されております。
そんなプレママ達からこのような声を頂きます。
「妊娠中ってどんな栄養に気をつけたらいいのか?」
整体院ですから運動のことは答えてもらって当たり前だと思いますが
妊娠中や産後を得意としているからこそ
- 栄養や睡眠
- 睡眠の姿勢
- つわりへの対処法
- 産褥期の過ごし方
- 産後の身体
などありとあらゆるアドバイスができます。
中でも質問の多い妊娠中の栄養素について今回はお話していこうと思います。
妊婦さんで日々の食生活を心がけたい方にオススメの内容です。
目次
妊娠中に必須の栄養素
妊娠中に必須の栄養素を解説させて頂きます。
葉酸
そもそもの大前提として妊娠中に必要ということは
赤ちゃんの成長にも欠かせないということです。
葉酸がなぜ必要なのか?
- 神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減
- 巨赤芽球性貧血という悪性貧血の予防
神経閉鎖障害とは妊娠初期に神経管の形成が障害されることで
無脳症や二分脊椎などになることを言います。
葉酸が認知され出したのは平成12年ごろからです。
意外と日本で常識になるまで時間がかかっています。
葉酸とはビタミンB群の1種で赤血球の産生や細胞分裂が活発な赤ちゃんには欠かせない栄養素で、神経管が妊娠初期から形成されるので初期に必要です。
名前の由来としては「ほうれん草」から発見されたためその名前がつきました。
葉酸が入っている食材としてはほうれん草はもちろんのこと
ブロッコリーなどの緑黄色野菜、イチゴなどにも含まれています。
食材に入っている葉酸は水に溶けやすいのでお気をつけください。
産後にも葉酸が必要?
そしてもう1つ意外と知られていない役割として
産後にもこの葉酸が必要ということです。
なぜなのか?
- 子宮の回復
- 産後うつにも効果的である
このような理由から葉酸が非常に必要な栄養ということがわかりますね。
摂取目安としては1日妊娠初期で400μg
授乳期で340μgです。
亜鉛
役割として遺伝子の発現や多くの生命反応に関わってきます。
例えば味覚などに関わってきますね!
先ほど葉酸でもお話しましたが、赤ちゃんは細胞分裂を多く行いますが
この亜鉛も細胞分裂を促すことがわかっています。
もし亜鉛が足りなければ低体重や低身長などのリスクもあります。
亜鉛は授乳中にも必要と言われております。
特に初乳では多くの亜鉛が含まれ免疫などに影響してきます。
でも普通に摂取するだけではダメなのです。
その理由は小腸による吸収が約30%と低いため
牡蠣などがおすすめですが妊娠中の方はごまやアーモンドなどもおすすめです。
摂取の目安としては8mgに妊娠中は2mg足して10mgをとってください。
鉄
妊娠中の赤血球はブラック労働です。
赤ちゃんにも血液を送らないといけないので
普段の20から30%増員しております。
それでも優先は赤ちゃんですので
鉄が足りなければ母親は貧血になってしまいます。
- めまい
- 立ちくらみ
- 頭痛
などの症状が出てきます。
「私は妊娠前に貧血はなかったから大丈夫」
と思ったそこのママ!
妊娠すると人によってはつわいなどで
思うような食事が取れずに栄養バランスが乱れたりするので油断はいけません。
では何で取ればいいのか
鉄は2種類あります。
- ヘム鉄
- 非ヘム鉄
ヘム鉄は肉や魚、非ヘム鉄は大豆などです。
吸収はヘム鉄の方がいいのですが食品の癖や生魚やレバーを
妊娠中は避ける方が多いのでそのような方は非ヘム鉄をオススメします。
摂取の目安は6,5gに妊娠初期でプラス2,5g
中期後期でプラス9,5gを目安にしてください。
たんぱく質などを一緒にとると良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妊娠中に必要な栄養素についての理解は
深まりましたでしょうか?
身体のお悩みはもちろんのこと
栄養などでもしっかりサポートさせて頂きます。
もしマタニティ整体でお悩みでしたら
1度西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院 藤城