妊娠中にスタバってOK?妊娠中のカフェインや糖の正しい知識を解説
2024年03月10日
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は
産後の骨盤矯正やマタニティ整体が得意な整体院です。
食べつわりを終えたばかりの患者様から
このような疑問を頂くことがあります。
「妊娠前とストレスの発散方法を変えないといけなくなってきた」
果たして本当に全てがそうなのか?
ふと疑問に思い、この方の妊娠前にしていた発散方法を聞いてみました。
それが「スターバックスの新作を飲むのが楽しみ」というものです。
この方は食べつわりも中々に辛く余計にストレスが溜まったとのことです。
産後の方でも同じ質問を受けました。
結論からお伝えすると「大丈夫です」
ただし注意する点もたくさんあるので、3つに要点を絞ってお伝えしますね。
もし、あなたが妊娠中に大好きなものを我慢しているのであれば
今回の記事を参考に快適なマタニティライフの参考にしてみて下さい。
目次
妊娠中のカフェインについて
妊娠中や授乳期間に「カフェインの摂取を控える」
これはよく聞く話ですよね?
では具体的にどのぐらいがO Kでどんなリスクがあるのか?
解説させて頂きます。
摂取基準ですが
- 妊婦さんで200mg~300mg/日
- 授乳中で200mg/日
以上が目安になります。
リスクとしては胎盤を通して羊水に届き
赤ちゃんの発育不全を起こすリスクがあると言われています。
その他にもカフェインを摂取することにより血管が収縮し
赤ちゃんの心拍数を上げてしまうなどのリスクが報告されています。
ではスターバックスの商品は飲めるのか?
基本的には超えるものはほとんどありませんがコーヒーベースの商品やサイズなど
一部の商品ではカフェインを超える場合があります。
その場合はぜひ公式H Pやアプリで確認してください。
妊娠中のカロリー制限って必要?
次にカロリーです。
摂取カロリーは身体を動かすレベルと年齢妊娠時期などが関わって来ます。
(厚生労働省参考)
まずは運動レベルについて
- Ⅰ:生活の大部分で静的な活動が中心
- Ⅱ:座っていることが多いが、買い物や仕事での通勤、軽いスポーツをする方
- Ⅲ:移動や立位が多い方、スポーツも活発に行っている方
年齢に関しては
- 18歳~29歳 Ⅰ:1750kcal Ⅱ:2050kcal Ⅲ:2350kcal
- 30歳~49歳 Ⅰ:1700kcal Ⅱ:2000kcal Ⅲ:2300kcal
ここに妊娠時期を足していきましょう
- 初期(16週未満)+50kcal
- 中期(16~28週未満)+250kcal
- 後期(28週以降)+500kcal
ちなみに授乳期は+450kcal
これらを参考にしていただくと良いと思います。
もちろん栄養バランスもすごく重要になりますが
それは別の記事でご紹介させていただきます。
妊娠糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方は
例外もありますのでかかりつけ医にご相談ください。
糖質って妊娠中はどこまでOK?
糖質の過剰摂取は大前提よくないです。
その理由は病気の引き金になる可能性が高まるからです。
妊娠中の糖質は70~130gが目安になります。
過剰な糖の代謝にはビタミンやミネラルなども浪費され不足します。
では妊娠中はどのような食事が良いのか?
良質な脂肪を摂取し、タンパク質の食べ物を増やすと良いです。
糖質の多い食べ物
- ご飯
- 小麦などの穀物
- いも類
- 甘味料
などが糖質の多い食べ物になります。
糖質が少ないもの
- 大豆や大豆製品
- ナッツ類
- 野菜
などが糖質が少ない食べ物になります。
これらを参考にしてみてください。
でスターバックスの商品はどうなのか?
糖質は基本的にどの商品も高いです。
50g近いものが多い印象ですのでアプリやサイトでチェックして
1日の糖質を管理してあげてください。
たまにご褒美になら良いかもしれませんね。
まとめ
このような点に気をつけていただくと良いですが
ただ食べつわり中の妊婦さんや産後忙しいママは
このような栄養管理難しいですよね?
追記として食べつわり中に少しでも栄養バランスが偏りすぎない
おすすめの食べ方を書いておきますね。
食べつわりは食べれるものや量が固定されたりします。
ポテトチップスや唐揚げなど高カロリー、よくない脂質など取りたくなると聞きます。
下記のことに気をつけてください。
- よく噛んでゆっくり食べること
- 食べたいものを小分けにしてお皿に出してお箸で食べる
まずはよく噛んでゆっくり食べることが大切です。
しっかり噛んで満腹中枢を刺激し、たくさん食べることを防ぎましょう。
次に小分けにしてお皿に出してお箸で食べる。
これは手間を増やすということです。
食べる前に手間を増やすことによって人間はめんどうくさくなります。
その割には量が少ないし「もういいや」となるのです。
忙しいママはまずはしっかりとご飯を噛んでください。
- 子どもたちの残飯もったいないで食べていませんか?
- 自分のご飯早食いしていませんか?
- 何より自分の優先順位を下げすぎていませんか?
もしご自身のお身体に向き合える時間ができたり、つわりの症状が辛い
食事指導や身体の不調を改善したい妊産婦さんぜひ当院にご相談ください。
専門的な知識で産後妊娠中の生活をサポートいたします。
西宮で妊娠中の不調や産後の不調でお困りでしたら
鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談下さい。