大腿筋膜張筋のセルフケアで得られる効果とは!?
2020年09月13日
皆さま、こんにちは!
今週は、太ももの外側の筋肉、
【大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)】
についての記事になります。
先日の前編では、
この筋肉の場所や重要な役割を
ご紹介致しました。
人間が歩くときに、
真っ直ぐに脚を踏み出せているのは、
大腿筋膜張筋のおかげでしたね!
また
- 骨盤を安定させる
- 股関節の運動に関与
などもこの筋肉の役割でした。
まだ前編をご覧になっていない方、
もう一度詳しく知りたい方は、
こちらのリンクよりお進みください!
後編では、
- 大腿筋膜張筋のケア不足が招くこと
- 大腿筋膜張筋のセルフケア
についての内容になります。
日常生活やスポーツに欠かせない筋肉ですが、
大腿筋膜張筋をご存知ない方も多く、
ケア不足に陥りがちです。
是非、この後出てくる
セルフケアを参考にしてみて下さい!
目次
後編目次
大腿筋膜張筋がケア不足だと…?
♦️腸脛靭帯炎(ランナー膝)
♦️太もも外側の張り
大腿筋膜張筋のセルフケア
♦️大腿筋膜張筋の簡単ストレッチ
大腿筋膜張筋がケア不足だと…?
太ももの表側、裏側、内側のセルフケアは
- スポーツの準備体操として
- お風呂上がりの習慣として
など色々な場面で行いますよね。
では、太ももの外側(大腿筋膜張筋)は
いかがでしょうか?
普段の生活などを振り返ると、
「しっかりケア出来ていなかったかも…」
という方が多いかと思います。
学校の体育で行う準備体操でも、
太ももの外側を伸ばすストレッチは
なかなか見られません。
あまり注目されない大腿筋膜張筋ですが、
ケアを怠ると
- 怪我
- お身体の不調
に繋がってしまいます。
実際にどんなことが起きてしまうのか、
今からご紹介致します。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)
まずは腸脛(ちょうけい)靭帯炎です。
腸脛靭帯は、前編でも登場しましたが、
大腿筋膜張筋に繋がっている、
細長い組織のことです。
イラストを見て頂くと、
腸脛靭帯は膝の外側に付着しています。
膝の曲げ伸ばしが繰り返されることで
腸脛靭帯と大腿骨の外側(◯の所)が擦れ合い
この部分で炎症が起こってしまいます。
膝の曲げ伸ばし動作が多い、
マラソンランナーによく見られる痛みなので
“ランナー膝”とも呼ばれます。
腸脛靭帯のすぐ側の大腿筋膜張筋が
ケア不足で柔軟性が足りないと、
腸脛靭帯炎になりやすくなります。
痛みの改善方法として、
大腿筋膜張筋のストレッチが有効ですので、
今回ご紹介しているセルフケアを
参考にしてみてください!
練習後は膝の外側のアイシングも
効果的です!
そして、腸脛靭帯炎は
一度発症してしまうと、治りにくい症状です!
注:大腿筋膜張筋のケア不足の他に、
- 過度な練習
- 足に合わない靴
- コンクリートのような硬い地面での練習
- O脚
なども腸脛靭帯の原因として考えられます。
太もも外側の張り
2つ目は太ももの外側の“張り”です。
運動していないのに、
太ももの外側が張ってしまうことに
お悩みの方もいらっしゃるかと思います。
なかなか解消できず、厄介ですよね。
この太ももの外側の“張り”も、
大腿筋膜張筋のケア不足が原因です!
運動していなくても、
毎日歩くときにはこの筋肉を使います。
また、下半身の筋肉なので、
体重の負担がかかりやすいです。
そして、知らず知らず筋肉に溜まった疲れは
筋肉の“張り”として現れます。
改善策は、もちろん
大腿筋膜張筋のストレッチです!
筋肉をゆっくり解してあげて、
疲労の回復を図りましょう!
大腿筋膜張筋は骨盤にも付着する筋肉ですので、
太ももの外側の張りへの効果だけでなく、
- 腰痛の解消
- 姿勢の改善
も期待できます!
大腿筋膜張筋のセルフケア
では、効果的かつ簡単な
大腿筋膜張筋のセルフケアを
3つご紹介致します!
日頃のケアから、
スポーツ前後のストレッチまで
幅広く使って頂けます。
是非、試してみてください!
大腿筋膜張筋の簡単ストレッチ
まとめ
いかがでしたか?
前編・後編に渡り、
【大腿筋膜張筋】について、
ご紹介してきました。
大腿筋膜張筋の重要性や
セルフケアの方法はご理解頂けましたか?
普段耳にしない筋肉ですが、
日常生活やスポーツには欠かせない筋肉です。
そして、ケア不足になると、
怪我や姿勢にも影響してしまう筋肉です。
このブログが、
大腿筋膜張筋を知って頂く
きっかけとなれば嬉しいです!
- 肩こりや腰痛
- 骨盤のゆがみや姿勢のお悩み
少しでも早く根本的に解消したい方は
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