要注意!肩こりを引き起こすストレートネックの原因とは!?
2020年10月22日
皆さま、こんにちは!
今週のブログでは、
肩こりと関係が深いお身体の症状として
【ストレートネック】
をご紹介致します!
ストレートネックという言葉は、
ご存知でしょうか?
テレビなどでよく特集されていますよね。
- ストレート=真っ直ぐ
- ネック=首(頚椎)
の言葉通り、
元々緩やかなカーブがある頚椎が
真っ直ぐになってしまった状態です。
今や、日本人の約8割が
ストレートネックの症状を抱えている
と言われております。
一方で、
ストレートネックだと自覚がないまま
過ごしている方も多いです。
そんなストレートネックですが、
首の症状なのですぐ近くの肩にも影響を与え、
辛い肩こりの原因ともなってしまいます。
今回の前編では
- ストレートネックについて
- ストレートネックと肩こりの関係
の2つをまとめております。
さらに後編では
- ストレートネック&肩こりに効くセルフケア
もご紹介致します!
ストレートネックや肩こりでお悩みの方、
是非ご覧ください!
目次
前編目次
まずはじめに…
♦️ストレートネックとは?
♦️ストレートネックに繋がる習慣
ストレートネックが肩こりの原因に!?
♦️首・肩周辺の筋肉への負担
♦️血管や神経の圧迫
後編目次 *10月24日(土)更新
ストレートネックを簡単チェック
♦️チェック方法
♦️正しい姿勢との比較
ストレートネックを改善するには?
♦️日常生活の見直しポイント
ストレートネック&肩こりに効くセルフケア
♦️簡単ストレッチ
まずはじめに…
ストレートネックとは?
実は人間の背骨は
横から見ると4つのカーブがあります。
- 頸椎(首)⇒前へのカーブ
- 胸椎(胸)⇒後ろへのカーブ
- 腰椎(腰)⇒前へのカーブ
- 仙椎(お尻)⇒後ろへのカーブ
これらは人間の生活上必要なカーブで、
生理的弯曲と呼ばれています。
しかし、何らかの原因で、
カーブの度合いが極端に変化してしまうと、
お身体にとって悪影響となります。
今回のストレートネックは、
頚椎にあった前へのカーブがなくなって、
頸椎が真っ直ぐになってしまった状態です。
ストレートネックに繋がる習慣
では、どういった習慣が
ストレートネックに繋がってしまうのか
見ていきましょう。
今回は、3つに絞ってご紹介致します!
スマホを長時間使用している
ストレートネックは、
スマホの普及により増加した症状で、
「スマホ首」とも呼ばれています。
普段かかっている頚椎への負荷は、
イラストのようになります。
頭を起こした正しい姿勢でも、
頚椎には約6kgの負荷がかかっています。
イラストの矢印の方へ姿勢が崩れると、
頚椎にかかる負荷が更に大きくなります。
スマホを使うときの姿勢は、
無意識のうちに、
- 頭を前に突き出した姿勢
- 頭を下に下げた姿勢
になっていることが多いですよね。
上のイラストで言うと、
一番右か真ん中の姿勢です。
このような状態が長く続くと、
頚椎への負荷により、
頚椎のカーブが少なくなってしまいます。
デスクワークのお時間が多い
スマホだけでなく、
仕事や勉強で机に向かう時間が長いと、
ストレートネックのリスクも増えます!
集中してパソコンやノートに注目すると、
スマホを使う時と同じような、
- 頭を前に突き出した姿勢
- 頭を下に下げた姿勢
になることが多いです。
ということは、
頚椎への負荷も気づかないうちに増え、
段々とストレートネックになってしまいます。
お身体に合わない枕を使っている
ストレートネックには、
普段使っている枕の高さも関係します。
仰向けで寝た時に、
極端に首が曲がるくらい高い枕で
寝ていませんか?
枕の高さが適切でないと、
一晩中頚椎が不自然な状態のまま
となってしまいます。
その結果、
知らず知らずのうちに、
頚椎のカーブが少なくなってしまいます。
ストレートネックが肩こりの原因に!?
ストレートネックの状態は、
肩こりがとても起こりやすいです。
なぜなら、
ストレートネックによって
- 首・肩周辺の筋肉への負担
- 血管や神経の圧迫
という2つの問題が起こっているからです!
首・肩周辺の筋肉への負担
先ほどイラストでもありましたが、
ストレートネックになるような姿勢では、
頭が前に出ていますよね。
このいつも以上に負荷がかかった姿勢で
無理をしているのが、
首や肩周辺の筋肉になります。
特に、背中側にある
- 肩甲挙筋
- 菱形筋
- 僧帽筋
などの筋肉はずっと緊張したままになります。
今挙げた3つの筋肉は、
肩こりの時に
痛みやだるさを感じる部分になります。
ストレートネックのせいで、
筋肉が常に緊張していると、
肩こりも起こりやすくなってしまうのです。
血管や神経の圧迫
ストレートネックに繋がる習慣を
振り返ってみて頂くと、
頚椎に負荷がかかった状態で固定されています。
固定される時間が長くなるほど、
首や肩周辺の筋肉に柔軟性がなくなります。
そしてその柔軟性のなくなった筋肉は、
周りを走行する
- 血管
- 神経
を圧迫してしまいます!
それによって、
- 血液や老廃物の循環が悪化
- 痛みの増加
が起こり、
辛くて頑固な肩こりが引き起こされます。
まとめ
いかがでしたか?
前編では、
- ストレートネックについて
- ストレートネックと肩こりの関係
の2つの内容でした。
ストレートネックに繋がる習慣に
当てはまるものはありましたか?
ストレートネックや、
肩こりを改善させたい方は是非
後編も引き続きご覧くださいませ!
後編は10月24日(土)の更新です。
肩こりやそれに伴う頭痛
姿勢のゆがみなどでお困りの方は、
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