猫背と顎関節症の関係や原因は?西宮の整体院が解説
2022年07月10日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
イラストのように、あごが前に出て、背中が丸まった“あご出し猫背”の人を見かけたことはありませんか?
あごが前に出ていたり、背中の丸みが酷かったりすると、ひと目で姿勢が悪いと分かるので、目につきやすいですよね。
では、あなたの姿勢は大丈夫でしょうか。
- 日頃からデスクワークをしている方
- 頬杖をつく癖がある方
このような方は、あご出し猫背になっている可能性が高いです。
今回の記事では、
- あご出し猫背によって生じる不調
- あごを引いて正しい姿勢を身につけるためのセルフケア
をご紹介致します。
是非、最後までご覧ください。
目次
あご出し猫背について
猫背がある上に、無意識にあごが前に出てしまっている方によく見られる習慣として、
- 長時間のパソコン作業
- 頻繁に頬杖をつく
が挙げられます。
椅子に座って長時間パソコン作業をするときは、余程意識をしていない限り、猫背になってしまうことが多いですよね。
そして、パソコンの画面に集中するあまり、あごが前に出ている姿勢になりやすいです。
また、頬杖をつく行為は、頭を手で支えるため一見楽に感じますが、結果的に手であごを前に引き出してしまっているので、あご出し猫背に大きく影響します。
上記のような習慣によって、あごが出ている姿勢が身体にとっての“当たり前”になってしまっています。
そのため、
- 鏡に不意に自分の姿勢が映った
- 他人から指摘された
このような出来事から気づく場合もあります。
しかし、正しい姿勢と比較してみると、あご出し猫背は身体の軸から大きく外れた姿勢になります。
放っておくと、身体の至る所に負担がかかるため、とても危険です。
顎関節症の放置はどうなるの?
あご出し猫背によって生じる不調の一つに顎関節症があります。
顎関節症とは、様々な原因によって、
- 食べ物を噛む時に顎関節が痛む
- あごを動かすと骨の音がする
- 口を大きく開けない
- あごを動かす時に違和感がある
などの症状が生じる病態です。
まず、背中を丸めてあごを前に突き出した状態では、あごはうまく動きません。
あご出し猫背によって頭の位置が変わると、あごを動かす筋肉の働きが悪くなり、あごの可動域が狭くなるからです。
さらに、頬杖をつく癖がある場合、あごを前に出した状態で、外部から長時間あごに圧力をかけていることになります。
これは、あごの左右差やゆがみを引き起こします。
あごの動きに違和感を感じていた方、もしかしたらご自身の姿勢が原因になっているかもしれません。
あご出し猫背に効果的なセルフケア
あご出し猫背が“当たり前”の姿勢になってしまっている場合、すぐに正しい姿勢に戻すことは難しいです。
意識的に姿勢や習慣を改善していくことで、身体に負担のかからない正しい姿勢に近づきます。
今回はご自身の姿勢があご出し猫背に当てはまる方におすすめのセルフケアをご紹介致します。
セルフケア①
- 背すじを伸ばして後ろで手を組みます
- 両手を引っ張って胸を張ります
- あごは引きましょう
- そのまま30秒キープします
- これを3セット行いましょう
あごを引く時は、頭頂部を天井に押し出すようなイメージです。
セルフケア②
- 頭の後ろで手を組みます
- 目線が斜め下になるように頭を下げます
- 軽く手で頭を下に押し下げて
頭はその力に負けないように力を入れます - そのまま30秒キープしましょう
首の後ろが伸びるような感じがあると思います。
あご出し猫背についてのまとめ
いかがでしたか?
あご出し猫背は、普段の習慣によって定着してしまう姿勢です。
ご自身では気付きにくい姿勢ですので、この機会に普段の姿勢をチェックしてみてください。
もしも、
- 思ったよりあごが引けていない
- 肩より耳が前にある
と感じた方は、早速今日から先ほどのセルフケアをお試しください。
また、西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、猫背治療を専門としております。
- ご自身の姿勢でお悩みの方
- 肩こり、腰痛によって生活に支障が出ている方
- 西宮で猫背を根本的に治したいとお考えの方
是非一度、当院までご相談ください。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。