猫背や巻き肩の原因の筋肉は?効果的なストレッチを紹介
2022年06月19日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
今回は、猫背や巻き肩に関係する「小胸筋」という筋肉をご紹介致します。
小胸筋は、毎日のデスクワークや運転など多くの日常生活が原因で、短縮します。
その結果、左右の肩甲骨を外側に引っ張ってしまい、猫背や巻き肩を引き起こします。
猫背や巻き肩を予防・改善のためには、小胸筋を使った分しっかりとケアをしてあげる必要があります。
- 猫背や巻き肩の改善策を知りたい方
- お仕事や家事での姿勢が気になる方
是非、今回の記事を参考にして頂けると、嬉しいです。
目次
小胸筋の作用
イラストの筋肉を小胸筋と言います。
小胸筋は肋骨の3〜5本目から肩甲骨の烏口突起という部分に付く筋肉です。
胸の前にある大胸筋よりも骨に近い部分にあります。
主に、肩甲骨の
- 外転(左右の肩甲骨を外に広げる)
- 下制(下に下げる)
- 下方回旋(下向きに回転させる)
という3つの動きに働きます。
猫背・巻き肩と小胸筋との関係
猫背や巻き肩の方は、小胸筋が常に短縮しています。
その原因としては、
- 長時間のデスクワークやスマホの使用
- 長時間の運転
- 台所作業
などが挙げられます。
このような場面での姿勢をイメージして頂くと、肩が体幹より前に出て、丁度小胸筋が縮むような姿勢ですよね。
この姿勢が続くと、小胸筋の作用で、肩甲骨の外転が起こります。
肩甲骨の外転が定着すると、
- 背中が丸くなる=猫背
- 肩が前方に巻き込む=巻き肩
といった姿勢の変化が起きてきます。
小胸筋症候群
小胸筋症候群とは、小胸筋の短縮が続いて硬くなり、小胸筋の下を通る血管や神経が圧迫されて起こる症候群です。
症状として、
- ひどい肩こり
- 手や腕の痺れ
- 手を上げたときの痛み
などが見られるようになります。
猫背や巻き肩の方は、小胸筋が常に短縮しているため、小胸筋症候群になるリスクが高いです。
小胸筋の短縮をセルフチェック
- 平らな床で仰向けに寝ます
- その時の両肩の位置に注目します
- 床に肩の端までしっかり付いた⇒小胸筋に柔軟性がある
- 床から肩が少し浮いている⇒小胸筋が短縮している
小胸筋のセルフケア
セルフチェックで小胸筋が短縮していた方は、日中、猫背や巻き肩になっている場面が多いのではないでしょうか。
これからご紹介する2つのストレッチで、縮まった小胸筋を解してみてください。
小胸筋ストレッチ①
- 壁を横にして少し離れて立ちます
- 片方の手の平を壁につけます
- ゆっくりと上体を前に傾けます
- そのまま30秒キープしましょう
- 反対側も同じように行います
小胸筋ストレッチ②
- 胸の前を軽く抑えます
- 片方の手の平を外側に向けて後ろに伸ばします
- そのまま30秒キープしましょう
- 反対側も同じように行います
猫背・巻き肩と小胸筋との関係についてのまとめ
いかがでしたか?
小胸筋は猫背や巻き肩に関係する筋肉の一つです。
日頃デスクワークや運転を長時間されている方は、小胸筋が短縮して、姿勢に影響を及ぼしている可能性が高いです。
- 鏡で見た姿勢が猫背・巻き肩
- まっすぐ立った時に腕が身体の前にある
- 左右の肩甲骨の間に片手が余裕で入る
こんな時は、本日ご紹介した小胸筋のストレッチを活用してみてください。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、猫背治療を専門としております。
- 長年猫背に悩んでいる
- 肩こりなど猫背による辛い症状を治したい
- 西宮で猫背の治療ができる整体院を探している
このような方は、是非当院まで一度ご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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