【西宮の妊娠・産後専門整体院が解説】妊産婦さん息してる?
2024年06月3日
西宮市で産後ママの5%を整体、骨盤矯正している鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
某YouTuberが冒頭の挨拶で使っていたようなタイトルですが
私藤城はこの言葉がすごく好きで、実はこれ妊娠中や産後にすごく大事になってきます。
当院には妊娠中から産後まで様々なタイミングの方が来院されますが
多くの方の呼吸が浅い印象です。
ただ「息してる?」と聞かれると
「そりゃ生きてるからしてるやろ!」って
返事が返ってきそうですね。
ここでいう呼吸というのは「深呼吸」のことです。
これをみている皆さんは今、深呼吸していますか?
- なぜ呼吸が大事なのか?
- 妊娠中と産後での呼吸変化
- 対策方法
についてお伝えさせて頂きます。
目次
なぜ呼吸が大事なのか?
これはシンプルに細胞の活動維持に不可欠です!
酸素をしっかりと回すということです。
その中でも深い呼吸ができているということが
とても重要になります。
そこで重要になってくるのが
深呼吸ということです。
そもそも深呼吸って何が正解?
まずは一度してみましょう!
- 吸う時は鼻からゆっくり、おへその下あたりに空気を溜めるように
- 吐く時は口から長くゆっくりと
- 吐く時は吸う時の倍の時間かけて吐くイメージ
- 1日20回できると素晴らしいです!
できましたか?
これは腹式呼吸というもので赤ちゃんはこの呼吸だと言われています。
腹式呼吸のメリットとして酸素を1番取り込めると言われています。
平均寿命から見て、生涯6億回近くの呼吸をします。
より酸素を取り込める呼吸を目指しましょう。
日々の忙しい中で「深呼吸」は忘れがちですが
酸素を取り込む以外にもリラックス効果(自律神経に有効)もあります。
ぜひ妊産婦さんは取り入れてみてください。
その他にも呼吸を日常に取り入れるために歩くこともおすすめです。
歩くリズムは呼吸と同じになりますのでゆっくり腕を振って歩きましょう。
妊娠中と産後の呼吸は変化します
妊娠中や出産後は呼吸の量や質も変化することが多いです。
各時期に目を向けて解説させて頂きます。
妊娠中の呼吸
妊娠中は初期から息切れなどが目立つようになります。
これはプロゲステロンというホルモンの影響で
血液中の二酸化炭素の濃度を感知するセンサーが敏感になっているからです。
つわりなどの症状も近年では高山病に類似しているという話もあり
酸素を十分に取り込む必要性があると言われています。
ここで重要になるのが先ほどの腹式呼吸です。
しっかりとやってみてください。
次に呼吸が浅くなるのは妊娠後期です。
31週を過ぎると母体は出産の準備を始めます。
- 骨盤をしっかり開く準備が進む
- 胎児に合わせて子宮を大きくなる
- 横隔膜が上に押し上がり肺が圧迫される
体内ではこの様な変化が起こります。
さらにアキレス腱などの下肢の筋肉機能がうまく使えずに
血流も悪くなるため余計に悪化してしまいます。
貧血も伴うことが多く、胎児に血液をしっかりと送らないといけないですが
血液を作っても作っても酸素が足りなくなります。
そこで深呼吸に加えて、タンパク質や鉄などしっかり取れるといいですね。
産後の呼吸
産後の呼吸が浅い理由もたくさんあります。
妊娠中の呼吸がまだ継続している場合が多いです。
初産の場合だと初めての育児でかっても分からず
自律神経も交感神経が優位になってしまい呼吸が浅くなってしまいます。
肋骨も妊娠後期になると開き胸郭の動きも悪くなります。
産後はしっかりと肋骨も矯正をしておく必要性があります。
そうすることで酸素をしっかりと取り込めます。
女性の体の特徴である元から呼吸が胸式呼吸であることが多いです。
肩に余裕があることが非常に大事ですが
抱っこや授乳などをすると肩に力が入りすぎてしまいます。
そうすると肩に余裕がなくなってきてしまいより呼吸が浅くなってしまうのです。
妊産婦さんへの呼吸についてのまとめ
最後にそれぞれのすすめをお伝えしようと思います。
まずは妊娠中
- しっかり散歩すること
- アキレス腱をしっかりと伸ばすこと
- 意識的に深呼吸をすること
- 栄養をしっかりとること
産後
- 骨盤を正しい位置に戻すこと
- 肩に力を抜くこと
- 肋骨もしっかりと戻すこと
これらを意識していただくとより楽に生活していただけると思います。
それでも呼吸が浅い場合は整体や矯正がおすすめです。
ぜひ産後専門院にご相談ください。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は産後の骨盤矯正やマタニティ整体が得意な専門整体院です。
妊娠中の腰痛や出産後の不調でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。