【産後うつ】西宮の専門整体院が実際のケースや対策を解説

2024年05月13日

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は
産後の骨盤矯正が得意で痛みや不調改善を求め
西宮周辺から多くのママがお越しになられております。

2024年の1月に長野県の大学病院で
育児をはじめたばかりの父親の心の不調などを専門とする
「周産期の父親外来」というものが新設されました。

20〜40代が通い始めているとのことで
「父親は強くあらなければ」としんどさを言えない人も多数いらっしゃるとのこと。

以下記事のリンクを掲載しております。
父親にも「産後うつ」、悩みのよりどころに信大病院医師が専門外来を新設
Yahoo!ニュースから引用

産後うつというとどうしても母親がなる印象が強いですが
父母がなるともう1人もなりやすいのです。

今回は父母ともになる可能性がある産後うつについてお話ししていきます。

産後うつとは?

産後うつはうつ病の一種です。

多くの場合は女性に発生することが多く
産後は脳が一時的に萎縮したり、ホルモンバランスが乱れたり
様々な精神的変化がでます。

発生しやすい期間は産後2〜5日頃と言われています。

症状は

  • 涙もろい
  • 抑うつ
  • イライラ
  • 不眠
  • 興味や喜びの消失

などがあります。

ただ実際に来院される患者様には
産後半年を過ぎても症状がある方もいらっしゃいます。

すごく大事になってくることがご自身で身体の不調に気づくことです。
産後うつは決して珍しくないものなのでこれを機にぜひ知ってください。
ここからは実際にあったケースや症状についてお話しさせて頂きます。

不眠の症状があるケース

初産で産後に想定よりも寝られない方でした。
産後は夜間の授乳など産前の睡眠とはかなり変化が出てきます。

夜間が不定期になる分、日中の昼寝などで補っているとのことでした。
ここでいう不眠とは寝つきが悪いや夜中に授乳で一度起きた後は
なかなか寝ることができないなどです。

授乳で起きてしまうことではありません。

ご自身の優先順位が下がってしまったケース

来院されたのが産後1年経ってからでした。

初産の方で産後から疲労や睡眠不足、腰痛に悩まされていたものの
初めての育児や家事、ご両親は県外で、ご主人も育休をとるのが難しいお仕事のため
かなり不安が大きかったとのこと。

そのため優先順位が子ども1番になってしまい来院までの足が遠のいたとのことでした。
この方のように初産ではどうしてもご自身の優先順位を下げやすくなってしまいます。

そして症状があるのになんとか耐えて悪化してしまうことがあります。

産後からパートナーにイライラしてしまうケース

産後より些細なことでパートナーに対してイライラするようになったという。
子どもを見ておくようにお願いしても携帯を触りながら見ている。

もちろんこれは良くないですが
服を出しっぱなしなど産前はあまり気になっていなかったことにも
イライラするようになったなどお話をよく聞きます。

EPDSという基準

ここからは産後うつに対して診断基準に用いられる
「エジンバラ産後うつ病質問票」について少し説明をしようと思います。

通称E P D Sと呼ばれ、世界各国で使用されています。
スクリーニング(選別)に用いられることが多いです。

内容もすごく簡単で、ネットで検索すると出るのでおこなってみてもいいかもしれませんね。
下にリンクを共有しておきますので確認して見ても良いかもしれません。

EPDS診断

セルフケアや対策法

最後に対策やセルフケアについてお伝えしていこうと思います。

対策としては何個かあります。

  • 出産前にパートナーやご両親とかとしっかりお話をしておくこと
  • 産後パートナーに家事をしっかり手伝ってもらう
  • 頑張り過ぎない
  • 苦しい、辛いは相談する
  • 完璧にこなさなくても良いという考え方
  • 好きなことをする時間を作る

次に身体のセルフケアです。

  • 深呼吸をする
  • 指や腕をマッサージする

深呼吸をすることで身体がリラックスの状態になりますのでオススメです。

また、神経が過敏な状態だと指に症状が出やすくなります。
腕をマッサージすることでリラックスの状態に持っていけるので
30秒ほど優しくやってあげてください。

セルフケアに関しては身体と心の両方が大事になってきます。
ゆっくりと時間をかけておこなってあげてくださいね?
もしそれでも身体に不調をきたすようでしたらご相談ください。

まとめ

産後うつまとめ

いかがでしょうか?
産後うつに対する理解は深まりましたか?

ママだけでなく、周りの家族も出産後は不調を抱えるケースがあります。
特に今回のような産後うつは、気付くまでに時間がかかるケースがあります。

産後はどうしても無理が続きます。
ご自身のお身体に目を向けるのも子育てにおいて
とても大切と当院は思います。

もし、あなたが西宮で出産後の不調を抱えているのであれば
鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談下さい。

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