「膝が笑う」のは何故でしょう!?西宮の骨盤整体院が解説
2020年05月31日
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は
- 産後の骨盤矯正
- マタニティ整体
- 自律神経の不調改善
これらが得意な専門整体院です。
「膝が笑う」
という表現を聞いたことがありますか?
- 長時間歩いたり
- 何段もの階段を昇り降りしたり
- 全力疾走をしたり
膝に力が入らず震えている様子を
膝が笑うと表現されています。
この言葉は膝がガクガク、プルプルと
震えている様子が人間が笑っている様子に似ていることからできた言葉だそうです。
実はこの現象
妊娠中の方や産後の育児、長時間歩いた後などに
感じておられる方が意外とおられます。
この現象に関係している筋肉は
太もも前面の筋肉、「大腿四頭筋」になります!
「大腿四頭筋」は4つの筋肉から構成されております。
膝に対するセルフケアを知りたい方は下の動画をご覧下さい。
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目次
膝と関係が深い大腿四頭筋とは?
前述したように、大腿四頭筋は4つの筋肉から構成されます。
- 大腿直筋
- 外側広筋
- 内側広筋
- 中間広筋
この4つからなります。
主な仕事を簡単に解説させて頂きます。
大腿直筋:股関節を曲げたり、膝を伸ばす筋肉
外側広筋:太腿の外側に付く大きな筋肉
内側広筋:膝を伸ばしたり、膝を安定させる筋肉
中間広筋:4つの筋肉のうち最も深層に付着する筋肉
そして、この4つの筋肉の中でも
特に内側広筋が“膝が笑う”と関係が深いです!
内側広筋の詳しい解説
内側広筋の仕事は
- 立ち上がるときの踏ん張り
- 階段の昇り降り
- 下り道でのブレーキ動作
などの動作をする時になります。
“膝が笑う”現象が出るのは
これらの動作を沢山した時と言えます。
また、膝の安定にも内側広筋は寄与しており
疲労が溜まり、膝の安定機能が低下します
その結果、筋肉との連動も崩れ
スムーズな動きの連動が難しくなってしまいます。
普段何気なく使っていた
“膝が笑う”という言葉には、実はこのような背景がありました!
膝を鍛えるセルフケア方法
- 妊娠中に長時間歩く
- 抱っこしたまま長時間の子育て
- 久しぶりにスポーツをする
などで“膝が笑う”ことが多いです。
前述したように
内側広筋の問題でこの現象は起こります。
根本的な話をすれば
正しい姿勢や歩き方を身につけることが大切です。
しかしこれは、セルフケアが難しいため
今回は下半身の筋力強化に重点を置いて
セルフケアをご紹介させて頂きます。
ワイドスクワット
- 足を肩幅より大きく広げます。(爪先は斜め45度)
- 背すじを伸ばしたまま、腰をゆっくりと下げていきます。
(膝が爪先より前に出ないように) - 太ももが床と平行になるまで下げます。
- ゆっくり下の姿勢に戻ります。
- まずは10回繰り返してみましょう!
サイドランジ
- 足を肩幅より大きく広げます。(爪先は斜め45度)
- 背すじを伸ばします。
- 片方の膝をゆっくりと爪先と同じ方向に曲げていきます。
- できるだけ曲げたら、元の位置まで戻します。
- これも左右10回繰り返しましょう!
その他に日常生活でできることは?
日常生活でもできる事としましては、
- エレベーターやエスカレーターよりもなるべく階段を使う
- 片方に重心を乗せる習慣を少しずつ減らす
などが積み上がることでも
日々の良い習慣に繋がります。
今回ご紹介させて頂いたものは筋力トレーニング種目です。
まずはできる範囲でゆっくりと安全な場所で行ってみてください!
まとめ
いかがでしょうか?
膝に関係する筋肉やセルフケアの方法についてはご理解頂けたでしょうか?
今回の記事のように膝の痛みや辛さでお悩みの方は
1度この記事を参考にセルフケア取り組んでみてはいかがでしょうか?
膝の不調は年齢で起こるものではありません。
どちらかと言えば、全身の不調が蓄積して
膝に負担が増えるケースが多いです。
日々の不調や痛みを抱えたまま生活している場合
我慢せず、鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談下さい。