産後・妊娠中の肩こりを西宮の専門整体院が解説
2024年04月8日
西宮市で産後ママの5%を診ている鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
本日は産後や妊娠中の肩こりについてです。
たくさんのママさんを診てきた統計でいくと
産後妊娠中で多いお悩みの第1位が肩こりです。
ちなみに2位は腰痛ですね。
最近来院されたママさんも
「抱っこをしていると肩こりがしんどい」
とのことでした。
同じ肩こりでも産後、妊娠中で理由は異なります。
ですが原因は同じなのです。
もし、あなたが妊娠中または出産後で肩こりや体の不調にお困りでしたら
今回の記事を是非参考にして頂ければと思います。
目次
妊娠・出産での肩こりの原因
先に結論からお話しすると原因は「反射」です。
反射とは何か?詳しく解説させて頂きます。
妊娠の反射
妊娠中の反射の原因は以下の2つになります。
- 妊娠による骨盤の変化
- 妊娠中の睡眠体勢
妊娠による骨盤の変化
第2子妊娠中の方や、初産でも31週を過ぎた方は特に気を付けてください。
第2子妊娠中の方の多くは上の子の育児をしながらの生活になります。
まだ小さければ抱っこなども伴いますし、少ししんどくても仕事に家事や育児を
休む訳にはいかず無理をしてしまうケースが多いです。
その結果、肩に負担がかかります。
妊娠31週を過ぎると?
この時期からはいよいよ赤ちゃんが生まれてくる準備をしてきています。
産休にも入るとお腹はますます大きくなります。
より身体が不安定(骨盤など)になっていき
肩の筋肉でバランスを取らないといけないのです。
妊娠中の睡眠体勢
妊娠中は横向きで寝ることが圧倒的に多くなります。
その理由はお腹が、大きくなるにつれて
横隔膜を圧迫し上向きに寝ると呼吸が苦しくなるからです。
そのため横向きで寝るのですが、ここで肩がしんどくなる理由が隠されています。
それは足の間にクッションを挟まずに寝ると
肩が上がってしまい力は必要以上に入ってしまうのです。
これは身体の構造上、内腿に力が入っていないと肩が上がってしまうのです。
試しに立った状態で足を広げた状態と閉じて内腿に力を入れて立って
どちらで肩が上がりにくいか確認してみてください!
内腿に力が入っている方は肩が上がりにくかったはずです。
ですからクッションを挟んで寝るのがオススメです。
出産後の反射
出産後に反射がかかる大きな理由が
お子様の抱っこになります。
- 思い描いていた産後の生活でしょうか?
- 想定より抱っこの時間は長くないですか?
このように思ってもみない生活があり、肩がしんどくなります。
その中でも抱っこは本当に肩が辛くなります。
どうしても抱っこしないと寝なかったり、首がすわっていないので手で一生懸命支えたり
抱っこのパターンが決まってきたりで肩こりが出たり
元からあった肩こりが悪化する場合もあります。
元からあった肩こりが悪化した場合は
産前に行っていたセルフケアが効果を発揮しない場合があります。
それはなぜか?
これが冒頭で伝えた「反射」というやつです。
簡単に言うと力を抜くことができません。
人間の脳は非常に優秀で形状記憶をすることができます。
形状記憶とは良くも悪くもその形を覚え、維持する能力のことも言います。
産後も妊娠中も身体に力が入ってしまい、それが普通になります。
それを形状記憶してしまい、マッサージやストレッチをしても元に戻ってしまうので
これをしっかりと上書きし、良い状態を記憶していく必要性があります。
まとめ
いかがでしょうか?
妊娠・出産による肩こりの原因はご理解頂けましたでしょうか?
この反射が取れると俗に言う「自然治癒」が働く状態に近づきます。
ここで我々が定義する「自然治癒」というものは
- 寝れば不調が回復する
- 自分に効果的なセルフケアが選択できている
- 自分の不調に早く気付くことができる
という定義し、日々施術にあたっております。
「反射」があると寝てもストレッチをしてもダメ
子どもの優先順位が高くなり自分のしんどいに気付いてあげることができない
これではママの不調が改善されることはありません。
もし産後や妊娠中にストレッチや睡眠を正しく取っていても回復できない場合は
ぜひ専門院にご相談していただき自身の身体と向き合っていただけると良いと思います。
西宮で妊娠中の不調や産後の骨盤矯正を探している方は
鳴尾ぴっと骨盤整体院にご相談下さい。