扁平足や外反母趾は猫背の原因!?効果的なセルフケアを紹介
2021年10月17日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
皆さまの足の裏には、しっかりと土踏まずが有りますか?
次の方法でチェックしてみてください。
立った状態で、足の裏の内側(土踏まず)にボールペンを入れてみましょう。
- ボールペンが入った⇒土踏まずが有る
- ボールペンが入らなかった⇒土踏まずが無い
となります。
土踏まずが無かった方、足の裏のアーチ構造が崩れて、その機能が低下している恐れがあります。
そしてこの状態を放っておくと、
- 姿勢のゆがみ
- 身体の様々な部位の痛み
これらの原因になってしまいます。
今回は、足の裏のアーチ構造の重要性と姿勢の関係についてご紹介致します。
気になる方は是非最後までご覧ください!
目次
土踏まずを作る3つのアーチ
足の裏には土踏まずを作る3つのアーチが存在します。
内側縦アーチ
足の内側にある一番大きなアーチです。
イラストの赤いラインが内側縦アーチになります。
外側縦アーチ
足の外側にある小さいアーチです。
イラストの青いラインが外側縦アーチになります。
横アーチ
足の横を通るアーチです。
イラストの緑のラインが横アーチになります。
また、これらの3つのアーチは、足部に付着する沢山の筋肉や靭帯、腱によって支えられています。
足の裏のアーチが果たす重要な役割
足の裏にある3つのアーチには、次のような重要な役割があります。
足の裏にかかる衝撃の吸収する
アーチがクッションのように働くことで、地面からの衝撃や足にかかる荷重を吸収します。
その結果、足元だけでなく膝や股関節、腰への負担が軽減されます。
身体のバランスを安定させる
アーチがしっかりと保たれていると、地面との接点は以下の3点になります。
この場合、重心位置が正しい位置で安定するため、歩行時や片脚立ちの時でもバランスが崩れにくくなります。
歩行時の踏み出しをスムーズにする
歩行時にアーチを支える組織が連動して、力強い踏み出しを可能にするバネの役割を果たします。
足の裏のアーチがゆがむと姿勢もゆがむ
重要な役割を持つ足の裏のアーチがゆがむと
- 足の裏の土踏まずが無くなる(扁平足)
- 外反母趾になる
- 足の甲が極端に高くなる(ハイアーチ)
このようなことが起こってきます。
アーチ構造が破綻した状態ですので、もちろん、アーチの機能は低下しています。
この状態が長期間続くと、姿勢のゆがみに繋がります。
その理由としては、
- 足の裏や身体の関節にかかる負担が大きくなること
- アーチが崩れたことで他の部位にもズレが生じること
- 重心位置のズレを補正するために余計な力が働くこと
ということが考えられます。
また、足の裏のアーチがゆがむことは、
- 膝や股関節、腰の痛み
- ふくらはぎのむくみ
- 足の怪我
の原因にもなります。
足の裏のアーチに効果的なセルフケア
- 足首が硬い(しゃがんだ時にかかとが浮く)
- ふくらはぎの筋力不足
- 運動不足
- 肥満
- 足に合わない靴を履いている
- ヒールの高い靴を履いている
どれか1つでも当てはまった方は、足の裏のアーチがゆがんでしまう可能性が高いです。
そんな方には、次のセルフケアをオススメ致します。
継続して頂くことで効果も徐々に出てきますので、日々の習慣として取り入れてみてください。
足首ストレッチ
- 四つ這いになり右足と左足をクロスさせます
- 脚を真っ直ぐにするように膝を伸ばします
- お尻を出来るだけ後ろに引きます(下の足はかかとが浮かないように)
- そのまま30秒キープしましょう
- 反対側も行います
ふくらはぎトレーニング
- 脚を骨盤幅で開きます
- 爪先はまっすぐ前に向けます
- 手を腰に当てて爪先立ちをします
- 目一杯かかとをあげたら床に戻します
- これを10回3セット行いましょう
姿勢と関係が深い足底アーチについてのまとめ
いかがでしたか?
- 立ちながら作業をしている時
- 歩いている時
- スポーツをしている時
地面と唯一接しているのは、足の裏ですよね?
日中は足の裏のみで身体を支えていることが多く、足の裏の構造や機能は姿勢の安定にも関わります。
普段あまり意識を向けることが少ない部位ですが、この機会にご自身の足の裏の状態をチェックしてみてください。
鳴尾ぴっと骨盤整体院では、国家資格を持つプロが患者さまの姿勢や症状を細かく分析し、原因に対して根本的な治療を行います。
- ご自身の姿勢にお悩みの方
- 肩こりや腰痛などお身体の不調を改善したい方
是非一度、当院までご相談ください。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
ご予約、お問い合わせの際はお電話にてお待ちしております。