野球肩の予防に必要なこととは!?
2020年08月16日
皆さま、こんにちは!
今週のテーマ【野球肩】は、
様々な原因によって、
野球選手にとって大事な肩に
疲労や小さな傷が蓄積して、
ボールを投げるときに
「痛み」や「違和感」がある状態です。
水曜日の前編では、
野球肩の原因や、症状をいくつかご紹介致しました。
後編は、
◎野球肩の予防方法
◎練習前後に行えるセルフケア
についての記事になります!
野球をするときは、
肩の痛みに悩まされることなく、
思いっきりボールを投げて
楽しみたいですよね!
そのためには
是非今回の記事を参考にしてみてください!
前編をまだご覧になっていない方は、
下のリンクよりお進みください⇩
目次
後編目次
野球肩の予防方法
♦ケアと休息
♦体幹と下肢の役割
♦肩の柔軟性
野球肩予防のセルフケア
♦投球前のセルフケア
♦投球後のセルフケア
野球肩の予防方法
前編で出てきた、
野球肩の原因となってしまうものは、
- ボールの投げ過ぎ(投球過多)
- 体幹・下肢を上手く使えていない
- 肩の柔軟性不足
でした。
これらの原因を踏まえると
野球肩の予防には、
- ケアと休息
- 体幹と下肢の役割
- 肩の柔軟性
が必要になってきます!
ケアと休息
「早く上手になりたい!」と思い、
毎日たくさん投げ込んでしまうと
肩を痛める原因になります。
肩を休める時間がなかったり、
肩のケアが疎かになってしまったりして、
肩に疲労が蓄積されてしまいます。
一度野球肩になってしまうと、
症状が改善されるまで
投球を休止しないといけません。
練習を“したくてもできない”という状況は
とても悔しいですよね。
「上達する」ための近道は、
思い切って投球をお休みする日を設け、
肩の疲労をとってあげることです!
体幹と下肢の役割
前編でもありましたが、
ボールを投げるときは、
体幹や下肢の役割がとても重要です。
投球フォームは、
脚の踏み出し→体幹の捻り→腕の振り下ろし
の順番で行われているので、
一番最後の「腕の振り下ろし」には
その前の二つの動作が欠かせません!
この投球フォームの過程で、
運動連鎖が途切れて、
肩に負担がかからないように
する事が重要です。
野球肩を防ぐためには
体幹トレーニングやランニングで
体幹や下肢をしっかり強化しましょう!
肩の柔軟性
肩の柔軟性があればあるほど、
投球で生じる大きな力に対応できます。
また、肩が動く範囲を広く使った
パフォーマンスが可能になります。
肩の動きがスムーズにできるので、
肩への負担が少なくなります。
元々身体に備わっている柔軟性を
より高めることも必要です。
しかし、
日々の疲労によって低下した柔軟性を
戻すこともとても大切です!
ちなみに、
大リーグのロサンゼルス・エンゼルス所属の
大谷翔平選手は肩がとても柔らかいです!
今の練習状況やお身体の状態は
野球肩を予防できているかどうか、
チェックしてみてください!
野球肩予防のセルフケア
最後に、投球前後に行えるような
セルフケアをご紹介致します!
投球前のセルフケア
投球前は、
いきなり全力でボールを投げると、
肩への負担になってしまいます。
肩を徐々に動かしながら、
投球の準備を行います!
①と②を10回程度繰り返します。
①と②を10回程度繰り返します。
①〜③を10回程度繰り返します。
投球後のセルフケア
投球後は、
肩にたくさんの疲労が溜まっています。
肩に痛みや熱が残っている場合は、
筋肉に小さな傷があったり、
炎症が起きている可能性があります。
次の練習までに、
疲労や炎症を長引かせないように、
投球後のケアも行いましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
野球選手が気を付けたい肩の痛み、
【野球肩】について、
- 原因や症状
- 予防のために必要なこと
- 投球前後に行えるセルフケア
をご紹介致しました!
楽しく長く野球を続けるために、
肩の疲労回復
体幹や下肢の機能と肩の柔軟性の向上
は欠かせません!
是非、今回の記事を参考にして頂いて、
野球肩を予防しましょう!
また野球肩では、
骨盤のゆがみが問題となる場合もあります。
体のバランスが悪い状態で野球を続けると
肩の負担がかかり過ぎてしまいます。
スポーツ中の痛みがある方、
その他、お身体の不調でお困りの方は
一度プロにご相談することをお勧め致します。
お知らせ
鳴尾ぴっと骨盤整体院では、
ただ今お盆のお休みを頂いております。
ご迷惑をおかけいたしますが、
宜しくお願い致します。
なお、8月17日(月)は第3月曜日ですが、
通常の診療時間で診療致します。
午前診療⇒9:30~12:30
午後診療⇒15:00~20:00
鳴尾ぴっと骨盤整体院
0798-56-8036