腰痛の原因は体の硬さ?西宮の整体院が効果的なセルフケアを紹介
2023年05月22日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
脚を揃えて前屈をしてみてください。
あなたの前屈姿勢は、次の3つのうちどれでしたか?
実は、②番と③番の前屈姿勢だった方は、「腰椎骨盤リズム」と言う、腰と骨盤の連動がうまくいってない状態です。
日常生活で腰の痛みを感じることが多くないでしょうか?
今回の記事では、腰椎骨盤リズムについて詳しく解説していきます。
また②番や③番の前屈姿勢だった方へオススメのセルフケアもお伝えいたします。
是非、最後までご覧ください。
目次
腰椎骨盤リズムについて
腰椎骨盤リズムとは、身体を前屈したり後屈したりするときの腰と骨盤の運動学的な関係性のことです。
前屈する時は、
- 腰椎の屈曲
- 骨盤の前傾
- 股関節の屈曲
の順番で運動が起こっています。
反対に後屈する時は、
- 股関節の伸展
- 骨盤の後傾
- 腰椎の伸展
の順番で運動が起こっています。
このような腰椎骨盤リズムが正常であれば、腰、骨盤、股関節の連動がスムーズに行われます。
しかし、この3つのどこかに異常があると、腰椎骨盤リズムが破綻し、正しい動きができなくなります。
腰椎骨盤リズムの破綻
身体を曲げようとしても、背中が丸くなるだけで床に手がつかない場合は、骨盤や股関節の動きが制限されています。
その原因の一つに、太ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉の柔軟性不足が考えられます。
ハムストリングスの柔軟性不足によって、骨盤が前に倒れにくくなってしまいます。
一方、身体を曲げようとすると、背中が丸くならないまま股関節のみ屈曲する場合、腰椎の動きが制限されています。
原因としては、腰付近の多裂筋や脊柱起立筋の短縮が考えられます。
腰椎の伸展(腰を反らせる動作)に働くこれらの筋肉が短縮すると、腰が曲げにくくなってしまいます。
このように、腰、骨盤、股関節のどこかに運動制限がかかると、腰椎骨盤リズムは破綻します。
その背景には、
- 骨盤のゆがみ
- 運動不足
- 長時間座りっぱなし
- 重労働
これらのことが関わっています。
腰椎骨盤リズムが破綻していれば、身体は正しい動きができず無理を強いられている状態です。
そんな状態を放っておくと、結果的に、
- 腰痛
- 股関節の痛み
- 膝の痛み
などの症状が出てしまうのです。
腰痛予防のセルフケア
今回は、正しい前屈姿勢が取れず、腰椎骨盤リズムが破綻している可能性がある方にオススメのセルフケアをご紹介致します。
ご自身のタイプに合わせて行ってみてください。
骨盤や股関節の動きが悪いタイプ
- 膝の高さ程度の台に片脚を乗せます
- つま先は上を向けます
- 背すじを伸ばして上半身を倒します
- そのまま30秒キープしましょう
- 反対側も同じように行います
ハムストリングスをほぐして柔軟性を高めるためのストレッチです。
膝が曲がらないように注意してください。
腰椎の動きが悪いタイプ
- あぐらをかきます
- 両手を身体の前で組みます
- 手を前に伸ばして背中を丸くします
- そのまま30秒キープしましょう
背中や腰の筋肉を伸ばすストレッチです。
両手で大きいボールを抱えるようなイメージで行ってください。
腰椎骨盤リズムについてのまとめ
いかがでしたか?
腰と骨盤は、通常であれば連動して動き、これを腰椎骨盤リズムと言います。
しかし、姿勢の悪さや生活習慣によって、腰、骨盤、股関節のどこかの運動が制限されると、腰椎骨盤リズムは破綻します。
身体の動きには欠かせない腰椎骨盤リズムが崩れると、身体には負担がかかり、腰痛などの痛みが生じてしまいます。
日頃、腰痛が出やすい方は、腰椎骨盤リズムが破綻しているかもしれません。
今回の記事やセルフケアを、腰痛の改善に役立てていただけますと幸いです。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。
- 骨盤のゆがみや姿勢の悪さが気になる方
- 慢性的な肩こりや腰痛にお悩みの方
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