骨盤矯正と整体で産後の腰痛と腱鞘炎が改善された症例
2021年03月1日
今回は出産後の腰・股関節の痛みと手首の痛みについてです。
当院の産後整体・骨盤矯正で痛みが改善された症例について書かせて頂いております。
- 出産後に痛みが出てきた方
- 家事や育児に支障が出るほどの手首の痛みがある方
- 産後に骨盤矯正に行ったが効果を実感できなかった方
上記のような方は、産後のプロに骨盤矯正を任せることをオススメ致します。
一般的な骨盤矯正と産後の骨盤矯正は全然違います。
もし、あなたが産後の不調を抱えていて
「骨盤矯正に行こうかな?」と迷っているなら、是非参考にして下さい。
目次
患者様データ
20代後半
産後4ヶ月
専業主婦
来院の経緯
西宮周辺で産後で子供も一緒で通院可能という条件で探していた。
過去に子供連れで断られた友人の話を聞いて、子供への対応なども重要視していた。
また、産後専門の施術という点も判断基準となり来院を決意されました。
初診時の状態
腰は前屈みも反るのも痛みを感じる。
骨盤が不安定な感じもある。
股関節は歩くとコクコクと音が鳴る。
妊娠中からあったが、産後より鳴る頻度も増え、音も大きくなって気がする。
手首、膝は抱っこして時が1番痛みが出る。
それ以外はだるい感じで強く出ない状態。
問診・検査・治療
腰椎ヘルニアや坐骨神経の圧迫がないかの検査を実施。
SLR、FNSテストは陰性
この段階で神経症状ではなく筋肉や骨格、インナーマッスルの低下による症状と考える。
腰、股関節は産後だけでなく、産前からの歪みなどと複合して歪みが多数かつズレが大きいと考える。
腱鞘炎の検査も実施。
ファーレンテスト、ドケルバンテスト共に陰性。
抱っこによる使い過ぎによる手首のアライメントのズレによるものと推測する。
膝も抱っこのし過ぎで、関節に負担がかかり炎症反応があるが軽度。
施術内容1回目
施術、矯正、インナートレーニング
腰、股関節の疼痛や不安定感が減少。
手首、膝に関しては痛みが残存するも、来院前よりは軽減している。
施術2回目
施術、矯正、インナートレーニング
1回目より全体的に疼痛は軽減。
ただし、抱っこを長時間したりすると疼痛は出現する。
また、夜泣きがキツくなかなか寝れなくて疲れが溜まってる感じ。
施術3回目
施術、矯正、インナートレーニング
腰、股関節の疼痛は何もしなければ、消失。
抱っこ、家事などをすると手首、膝は軽度の疼痛が出現する。
夜泣きは続いてて、疲れは残る感じ。
施術4回目
施術、矯正、インナートレーニング
腰の疼痛は消失。
股関節、手首、膝は夜泣きの際に抱っこで軽度の疼痛が出現する。
施術5回目
施術、矯正、インナートレーニング
股関節、手首、膝の疼痛もほとんど消失。
痛はないが育児疲れなのか全体的に疲れやすくなってる感じ。
施術6回目
施術、矯正、インナートレーニング
疼痛は消失するも、疲れと寝不足でごくたまに出現する程度まで回復。
現在は体の痛みで困ることは無くなりました。
2週間に1回の施術でのメンテナンスと、当院でのパーソナルトレーニングを継続されております。
妊娠前はハイヒールが多く、今はスニーカーが多くなっているそうです。
1日ハイヒールを履いても全然疲れない体作りを行なっております。
考察
この患者様の場合
- 出産による骨盤のゆがみ
- 妊娠中の症状の延長
この2点の問題で症状に繋がったと考察される。
妊娠〜出産という過程でゆがみだけでなく、インナーマッスルの低下によって体が支えきれなくなり痛みに繋がっていた。
まとめ
妊娠〜出産という過程はさまざまな体の変化が起こります。
骨盤以外にも神経やホルモンバランス、内臓などの内部環境にも影響します。
産後の腰痛や股関節痛はいくつかのパターンに分類されます。
- 産前からの悪化
- 妊娠中からの問題
- 産後の問題
この3つに分けられることが多いです。
腰痛や骨盤周辺の問題はイメージしやすいと思います。
今回の手首の痛みに関しても、このパターンに分類されます。
- 産前から負担がかかるような姿勢が多く妊娠・出産によって悪化したのか?
- 妊娠中のホルモン(リラキシン)の影響によるものなのか?
- 産後の育児や家事によるものなのか?
など様々なパターンが考えられます。
あなたは出産後の痛みや不調で悩んでいませんか?
ひとりで抱え込まずに私たちプロにお任せ下さい。
大変なことが多い産後を少しでも楽に過ごせるようにお手伝いさせて頂きます。