骨盤のゆがみを予防する呼吸法とは?西宮の整体院が解説
2022年09月18日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
呼吸には、
- 姿勢に対していい影響を与える呼吸
- 姿勢に対して悪い影響を与える呼吸
の2種類があります。
そして、人間は1日に約3万回もの呼吸をしていると言われています。
無意識に行っている呼吸ですが、約3万回の呼吸と姿勢が関係しているならば、姿勢に対していい影響を与える呼吸を身につけたくなりませんか。
今回は姿勢と呼吸の関係についてご紹介致します。
特に、
- 普段から呼吸が浅くなりがち
- 気付いたら口呼吸をしている
という方は、最後までご覧ください。
目次
口呼吸が姿勢に与える影響
イラストのような姿勢の時、どちらの呼吸が楽ですか?
- 口呼吸
- 鼻呼吸
おそらく口呼吸が楽だと感じると思います。
まず、頭が下がると、口周りの筋肉が緩んで口が開きやすくなります。
そして、背中が丸くなるとお腹が圧迫されるので、ゆっくりとした深い呼吸が難しくなります。
その結果、無意識のうちに、簡単に酸素摂取ができる口呼吸になってしまうのです。
このような姿勢での口呼吸は、胸式呼吸になっていることが殆どです。
胸式呼吸とは、呼吸に合わせて肋骨が開いたり、肩が上下したりする、小刻みで浅い呼吸です。
胸式呼吸では、正しい姿勢には欠かせない横隔膜や腹横筋があまり動きません。
また、骨盤を下から支える骨盤底筋群も、横隔膜と一緒に動く性質があるので、胸式呼吸では動きが少なくなります。
胸式呼吸が定着すると、このように骨盤や姿勢を安定させるためのインナーマッスルが弱くなり、
- 骨盤のゆがみ
- 姿勢の悪さ
に繋がります。
鼻呼吸のメリット
口呼吸と鼻呼吸を比べると、鼻呼吸の方が呼吸のスピードがゆっくりになります。
そして、呼吸がゆっくりになる分、息を吸い込んだり、吐き出したりする時にお腹の動きが大きくなります。
そのため鼻呼吸は、自然と腹式呼吸になりやすい呼吸です。
腹式呼吸を獲得できれば、
- 横隔膜
- 腹横筋
- 骨盤底筋群
などのインナーマッスルの活性が期待でき、姿勢の改善・安定化に繋がります。
口呼吸から鼻呼吸にする方法
骨盤を立てて座る
骨盤を立てて座ることで、姿勢が崩れにくくなります。
姿勢のせいで口が開いてしまうことを防ぐことができれば、鼻呼吸をしやすくなります。
舌を上顎につける
鼻呼吸に慣れていない方は、「口を閉じる」よりも「舌を上顎につける」ことを意識する方が簡単かもしれません。
舌が上顎についている状態ですと、口が開いていても閉じていても口呼吸はできなくなり、必然的に鼻呼吸しかできなくなります。
腹式呼吸を使ったセルフケア
今回は腹式呼吸を使ったトレーニングを2つご紹介致します。
- 日中はなかなか意識できない
- 腹式呼吸の習慣づけにトレーニングを取り入れたい
という方は、参考にして頂けると幸いです。
エクササイズ①
- 壁に背中をつけて座ります
- お腹を膨らませながら息を吸います
- 息を吸い切ったら3秒息を止めます
- 口をすぼめてゆっくりと息を吐きます
- 10回繰り返しましょう
出来るだけ腰に隙間ができないように注意ながら、呼吸を繰り返します。
息を吸う時よりも時間をかけて息を吐き切ってください。
エクササイズ②
- 仰向けで両手と両脚を伸ばします(両脚の膝は曲げておく)
- 息を吐きながら対角の手脚を下ろします
- 息を吸います
- 息を吐きながら元の場所に手脚を戻します
- 左右交互に10回繰り返します
ゆっくりと息を吐くことを意識してください。
動作中は、腰と床に隙間ができないように注意します。
姿勢と呼吸についてのまとめ
いかがでしたか。
腹式呼吸は、骨盤や姿勢の安定に関わるインナーマッスルの収縮を伴う呼吸です。
腹式呼吸に慣れていない方が、いきなり長時間の腹式呼吸を試してみると、とても大変に感じるかもしれません。
また、男性に比べて筋肉量の少ない女性は、胸式呼吸の傾向があります。
しかし、腹式呼吸に慣れてしまえば、場所や時間を問わず、常にインナーマッスルに刺激を与えながら生活できます。
毎日少しずつでも、腹式呼吸の習慣をつけてみてください。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。
- 骨盤のゆがみが気になる
- 姿勢の悪さを治したい
- 骨盤のゆがみからくる身体の痛みや不調から解放されたい
という方は、是非一度、当院までご相談ください。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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