妊娠中の腰痛!原因とは?マタニティ・産後のプロが解説します
2021年02月28日
皆さま、こんにちは!
今回のブログは、
- 現在妊娠中のお母さん
- 奥様が妊娠中の方
- 身近に妊娠中の女性がいらっしゃる方
に特に読んで頂きたい内容になります!
妊娠すると、女性は約10ヶ月もの間、お腹の赤ちゃんと一緒に過ごします。
お腹の赤ちゃんの成長に伴って女性の身体も変化し、出産に向けての準備を整えていきます。
そして、妊娠中の多くのお母さんを悩ませるお身体の症状の一つに、「腰痛」があります。
このブログでは、
- 妊娠中の女性の身体の変化
- 妊娠中に起こる腰痛の原因と対策法
- 妊娠中でもできる腰痛緩和セルフケア
についてご紹介致します。
是非、最後までご覧ください!
妊娠中の身体の変化
早速、妊娠期間に女性の身体がどのように変わっていくのかを見ていきましょう。
姿勢が反り腰ぎみに
妊婦さんの姿勢で特徴的なのが、大きなお腹をグッと前に出すように腰が反っている姿勢ですよね。
しかし、腰以外にも以下のような変化が起こっています。
- 頭が前に突き出る
- 背中(胸椎の部分)が丸くなる
- 骨盤が前傾(前方へ倒れる)する
- 重心が前方へ移動する
これらは全て、大きなお腹を支えて、身体のバランスを保つために背骨や骨盤が変形することによって起こります。
骨盤が開く
外からは見えない身体の変化ですが、妊娠中のお母さんの骨盤が開いていきます。
骨盤は複数の骨が合体してできていて、子宮を下から受け止める役目も果たしています。
妊娠中は、赤ちゃんの成長や出産に合わせて、骨盤を作る骨同士が少しずつ緩んで、骨盤が全体的に開いていきます。
妊娠中に起こる腰痛の原因
上記のように、妊娠中のお母さんは、身体の内外の変化を経験していきます。
その過程で、「腰痛」が発生してしまう場合がとても多いのです。
今回は、妊娠中の腰痛の原因を4つ解説していきます。
身体の変化
一つ目は、先ほどご紹介致しました、妊娠に伴う身体の変化になります。
妊娠前とは姿勢が大きく変わるので、局所的な負荷が増えたり、筋肉が緊張したりしてしまいます。
特に、反り腰になることで、腰の部分の筋肉がずっと収縮(縮んだ状態)したままになり、腰痛の発生を促します。
ホルモンバランスの影響
妊娠初期から、
- リラキシン
- エストロゲン
- プロゲステロン
という名前の女性ホルモンの分泌が増加します。
これらのホルモンには、妊娠中、骨盤の骨同士を緩める作用があります。
しかし、骨盤が開くことで、骨盤の関節が不安定になる上に、大きなお腹を支える力も弱くなるので、腰への負担が大きくなり腰痛へと繋がります。
血行不良
妊娠後期には、赤ちゃんが成長して、骨盤付近の血管を圧迫するようになります。
その結果、血液の循環が滞ってしまい、腰、膝、足部の冷えや痛みを引き起こしてしまうことがあります。
心理的不安
妊娠中のお母さんは、お腹の赤ちゃんが元気かどうか、出産が無事にできるかどうかなど、心配ごとが増えます。
このような心理的なストレスによって、自律神経のバランスが崩れ、腰痛はもちろん
- めまいやふらつき
- 頭痛
- 関節の痛み
- 便秘
- 冷え
など様々なお身体の不調が引き起こされます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は前編として、
- 妊娠中の身体の変化
- 妊娠中に起こる腰痛の原因
の2つについてご紹介致しました。
来週の後編では、妊娠中少しでも楽に過ごして頂けるようなポイントなどをご紹介致しますので、そちらもご覧くださいませ!
- 妊娠中の腰痛やその他のお身体の痛みなどでお困りの方
- 産後のお身体のゆがみが気になる方
- 妊娠前の体型に早く戻したい方
妊娠中、妊娠後のお身体のケアは是非、当院にご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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