骨盤の歪みが原因で起こる腰痛の効果的なセルフケアとは?
2023年04月16日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
今回は、猫背や反り腰と同じ不良姿勢の一つ、「フラットバック」についての記事になります。
フラットバックは、直訳すると“平らな背中”で、本来あるはずの脊柱(背骨)のカーブがなくなった状態を表します。
壁にかかととお尻をつけて立ったときに、腰と壁の間に隙間が全くない場合は、フラットバックが疑われます。
ご自身の姿勢がフラットバックかもしれない、と感じた方は、是非今回の記事を最後までご覧ください。
目次
フラットバックとは
人間の脊柱は、本来緩やかなS字カーブがあり、これを生理的湾曲と言います。
生理的湾曲は、
- 歩行の際の衝撃
- 頭部の重さ
などの身体にかかる負担を分散させる役割を果たしています。
この生理的湾曲がなくなり、脊柱がまっすぐになった状態が、フラットバックです。
フラットバックでは、生理的湾曲がある時と比較すると、約10倍もの負担が身体にかかると言われています。
フラットバックになると、脊柱のしなやかさが消失し、地面からの衝撃や頭部の重さが分散されなくなるため、
- 肩こり
- 腰痛
- 股関節の痛み
- 膝の痛み
のような不調や痛みが生じます。
フラットバックになりやすい習慣
フラットバックの原因の一つとして、骨盤の後傾が挙げられます。
イラストのように、お尻の上部分が座面にくっつくような座り方をしていると、骨盤が後傾し、フラットバックにつながります。
デスクワーク中やソファに座ってテレビを見るときにこんな座り方になっていませんか?
骨盤の後傾を防ぐ座り方
ついついお尻を前に出して背もたれに寄りかかるような座り方をしてしまう方は、椅子に座る際に以下の点を注意してみてください。
- 椅子に深く腰掛ける
- 膝と股関節の角度は90度程度に保つ
- 骨盤を立てるイメージ
いきなり何時間も姿勢を正して座るのは、大変だと思います。
まずは、5分でも結構ですので、続けやすい頻度やタイミングで、座る時の姿勢を意識してみてください。
フラットバックを予防するためのセルフケア
- 日常生活で座っていることが多い
- 座っているときに姿勢が崩れやすい
という方にオススメの、フラットバックを予防するためのセルフケアをご紹介いたします。
ストレッチ①
- 正座をして正面に両手をつきます
- 右脚を後ろに伸ばします
- 左脚は膝を曲げたまま外に倒します
- お尻を押し出すように30秒キープします
- 反対側も同じように行います
ストレッチ②
- 仰向けで両膝を曲げます
- 右脚を上に伸ばします
- タオルをかけて手前に引きます
- そのまま30秒キープしましょう
- 反対側も同じように行います
骨盤後傾の場合、太ももの裏側が硬くなっていることが多いです。
このストレッチで硬くなった太ももの裏をほぐします。
フラットバックについてのまとめ
いかがでしたか?
骨盤のゆがみの影響で、脊柱の生理的湾曲が真っ直ぐに近づいた状態がフラットバックです。
フラットバックになると、身体への負担が増えるため、肩こりや腰痛などの症状が現れます。
今回の記事でご紹介したフラットバックになりやすい座り方に心当たりのある方は、特に注意が必要です。
フラットバックやそれによる症状を予防するためにも、今回ご紹介したセルフケアを参考にしていただけると幸いです。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。
- ご自身の骨盤のゆがみや姿勢の悪さが気になる方
- 辛い肩こりや腰痛をいち早く改善させたい方
- 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方
是非一度、当院までご相談くださいませ。
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