猫背の姿勢が花粉症を悪化させる3つの理由とは?
2021年04月4日
皆さま、こんにちは!
花粉の影響で一日中続く、鼻水、鼻詰まり、くしゃみなどは辛いですよね。
この辛い花粉症の症状と皆さまの姿勢に関係があるのはご存知でしたか?
実は、普段から「猫背」姿勢の方は、その姿勢のせいで花粉症の症状が酷くなっている可能性があります!
今回は花粉症と猫背の関係についてご紹介致します。
少しでも花粉症の症状を和らげたい方は、最後までご覧ください!
目次
猫背が花粉症を悪化させる!?
花粉症とは花粉を体内に過剰に取り込んでしまった結果引き起こされる、免疫反応です。
症状が出るのは主に、鼻や目などなので、姿勢は関係ないように感じますよね。
しかし、「猫背」による身体の変化は花粉症の症状を悪化させてしまうのです!
猫背による自律神経の乱れ
花粉症では、鼻水の分泌が増加したり、鼻の粘膜が腫れて鼻が詰まったりします。
これらの症状は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れて、副交感神経の働きが強くなることで、起こってしまいます。
猫背の場合、背中が丸くなり、胸部が圧迫されることで、自然と呼吸が浅くなります。
この状態がずっと続くと、
- 疲れが取れにくくなる
- 頭痛が続く
- ストレスを感じやすくなる
- 気分が落ち込む
など様々な不調が現れるようになり、次第に自律神経のバランスも乱れてしまいます。
花粉症の症状を和らげるためには、自律神経を整えてあげることが必要ですが、自律神経の乱れを起こす猫背のままでは、花粉症を悪化させてしまう一方です!
猫背による消化器官の圧迫
消化器官、特に腸内には、人間の免疫細胞の半分以上が存在していると言われています。
しかし、猫背の姿勢では、消化器官を圧迫します。
その結果、消化期間への血流が滞り、十分な栄養が届かないため、腸内環境が悪くなっていきます。
腸内環境が悪くなれば、免疫機能も低下します。
つまり、花粉に対する免疫がどんどん弱くなってしまうのです。
下痢や便秘などが続いている方は、花粉症の症状も出やすくなっています!
猫背による血行不良
猫背の姿勢では、ご自身が思っている以上に首や肩、背中を中心に身体の筋肉が固まってしまいます。
それと同時に血管も収縮してしまうので、身体全体の血行が悪くなります。
血液の流れが悪くなると、身体に不要な物質や老廃物を長時間体内に留めておいてしまうことになります。
花粉のようなアレルギー反応を引き起こす物質も循環されないため、花粉症の症状が悪化したり、長引いたりすることに繋がるのです。
花粉症の症状が悪化すると…
花粉症と猫背の関係はご理解頂けましたか?
猫背によって花粉症の症状が悪化してしまうことで、さらに次のような弊害も生じてしまいます。
酸素不足による頭痛や眠気
普段、鼻が詰まっていない時は、鼻呼吸が可能ですよね。
しかし、花粉症で鼻が詰まっていると、鼻呼吸によって取り込める空気は少なくなります。
また、鼻呼吸の代わりに口呼吸をしても、肺での酸素の取り込み率が下がるので、一度に取り込める空気は少なくなります。
すると、体内や脳内に必要な酸素が不足し、頭痛や眠気を引き起こします。
花粉症の症状による寝不足
花粉症の症状は一日中続くので、夜も気になってしまい、しっかりと眠ることができない場合があります。
花粉症の症状だけではなく、寝不足にも悩まされている方は多いのではないでしょうか?
パフォーマンスの低下
花粉症の症状が酷いときは、
- くしゃみが続いてしまう
- 鼻水が止まらない
このような状態で、とにかく気が散ってしまいます。
また、長時間鼻が詰まっていると、イライラしたり、ぼーっとしたりしますよね。
その結果、日常生活では
- 集中力が欠けてしまう
- 判断力が鈍くなってしまう
など、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。
まとめ
いかがでしたか?
花粉症と猫背の関係は、今まであまり意識したことがない方が殆どかと思います。
猫背は花粉症を悪化させる大きな要因になります。
ということは、猫背を改善させることができれば、辛い花粉症の症状の緩和も期待できます。
辛い花粉症に毎年悩まされたくはないですよね。
ご自身の姿勢を整えて、花粉症に負けない身体を目指しましょう!
来週は、猫背改善に効果的なセルフケアもご紹介致します。
是非、ご覧ください!
今回の記事で、猫背を含むご自身の姿勢の改善に興味を持たれた方は、是非一度当院までご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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