里帰り出産の骨盤矯正。妊娠中からの腰痛が7回で改善した症例

2022年03月23日

患者様(H・K様)について

♢お住まいの地域:兵庫県神戸市(里帰りで西宮に)

♢ご年齢:26歳(初産:緊急帝王切開

♢お仕事:看護師

♢お悩みの症状:腰痛

H・K様が鳴尾ぴっと骨盤整体院に来院された経緯

妊娠中期から腰痛があった。
病院の先生に「出産したら治るよ」と言われていた。

出産(帝王切開)してからも腰痛は一向に改善しなかった。
日に日に痛みが悪化している感じがあった。
育児や毎日朝起きるだけでも痛みがあり不安に感じていた。

ご自身でYouTubeなどをみてセルフケアを試みるが腰痛が改善される兆しはなく整体や骨盤矯正を探していたが

  • 「帰省期間中に改善できるのか?」
  • 「帰ってから探そうかな?」

と考えていたが、この腰痛で子供を連れて行けるかも不安材料の1つでした。

お母様の友人の娘さんが鳴尾ぴっと骨盤整体院で骨盤矯正を受けて産後の腰痛が改善されたと聞き、来院を決意した。

初回の状態やゴール

妊娠中から腰痛は常にダルい感じだった。
出産後の腰痛は上記症状に加えて

  • 起床時
  • 赤ちゃんを抱き上げる時

などの動作開始時に腰痛がある。

「帰省中で母親が赤ちゃんを見てくれている間に痛みを改善したい」とのことでした。

検査の結果

初回時の検査の結果

  • 首(右)
  • 股関節、骨盤(右>左)
  • 腰椎の回旋制限
  • 腹直筋離開(軽度)

の症状が診られた。
腰痛改善や産後のダイエットのため、腹筋をしているそう。
腹直筋離開の所見が診られるため、セルフケアを一旦中止。

施術

1回目

整体と矯正を行なった。
施術後で痛みの軽減や可動域改善が診られた。

首や股関節の歪みは産前からの歪みと考える。
産前は症状に繋がっていなかったが、妊娠・出産を機に悪化したと考える。

2回目

インナーマッスルの検査と矯正を行なった。
検査時に軽度の腹直筋離開が診られた。

1ヶ月半という帰省期間で

  • 腰痛の緩和
  • 自分でセルフケアできる基盤作り

この2点を中心に治療計画。

3回目

整体、矯正、インナートレーニング
腰痛の軽減が診られる。

3回を短いペースで治療できているため、少し間隔を開ける。

4回目

矯正、インナートレーニング
治療間隔を空けての来院。

腰痛もほとんどない為、整体を省き治療の刺激量をコントロール。

5回目

調子かなり良好。
起床時や抱っこ時の痛みや不安もなく症状があったことを忘れるくらい快適に生活が送れているとのこと。

治療も終盤のため、より治療間隔を空け経過観察。

6回目

通院間隔をより空けても再発の気配はなし。

7回目

腰痛もなく、日々の家事や育児が行えている。
本来であれば、関節の動きをつけていく時期ではあるが帰省期間の限度のため終了とする。
必要なセルフケアを伝え、不明点や不安点は都度連絡を頂けることに。

総括

里帰り出産という短い期間での骨盤矯正の症例でした。

  • 帝王切開での出産
  • 腹直筋離開
  • 短い治療期間

難しい症例ではありますが喜んで頂けて何よりでした。

今回の症例に関しては、もう少し長い治療期間を確保できるのがベストです。
その理由は腹直筋離開は経過観察が必要だからです。

幸い、痛みの再発なく制圧できているとの報告をご本人様から頂いております。

妊娠中の症状や痛みが出産を終えて改善されることはあります。
しかし、症状が残ったり、悪化してしまうケースがあるのも事実です。

出産はゴールではなくスタートです。
しかも、出産を終えると暫くは自分のペースで生活することは無くなります。

多くのママが痛みやしんどさを我慢して生活しています。
もしあなたが倒れた時に誰が赤ちゃんの面倒を見ますか?

自分に時間やお金、労力をかけることを躊躇してしまうママが多いです。
あなたの痛みや産後の症状、悩みが解消されるということは赤ちゃんやご家族みんなにとても良い影響を与えてくれます。

毎日、家族のために頑張っているママを少しでも笑顔にすることが私の仕事だと思います。

鳴尾ぴっと骨盤整体院
山本建太郎

関連記事

この記事に関連するページ