毎日たった1分!坐骨神経痛のためのセルフケア方法を解説

2020年09月27日

皆さま、こんにちは!

 

9月は4週に渡り、

太ももや股関節につく筋肉を

ご紹介してきました。

 

最後となる今週は、お尻の下の方にある

大腿方形筋(だいたいほうけいきん)

についての内容です!

 

先週までに登場した筋肉は、共通して

 

  • 太ももや膝を動かす役割
  • 骨盤を安定させる役割

 

この2つの役割を持っていましたよね?

 

今回の大腿方形筋は、

この2つの役割にプラスして、

 

  • 股関節を安定させる役割

 

も持つ、股関節のインナーマッスルです!

 

大腿方形筋についての役割や特徴は、

水曜日のブログにて詳しくまとめております。

 

まだご覧になっていない方、

もう一度チェックしておきたい方は、

下のリンクよりお進みください!

 

注目!股関節のインナーマッスルが担う重要な役割★

 

後編では

 

  • 大腿方形筋が原因となるお身体の痛み
  • 大腿方形筋のセルフケア方法

 

などをご紹介いたします!

 

是非、ご覧くださいませ。

 

後編目次

大腿方形筋がケア不足だと…?
♦️坐骨神経痛
大腿方形筋のセルフケア効果
♦️股関節の可動域拡大
♦️骨盤のゆがみ改善
大腿方形筋のセルフケア
♦️大腿方形筋のストレッチ方法

 

大腿方形筋がケア不足だと…?

坐骨神経痛

 

皆さま、坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

ご存知でしょうか?

 

坐骨神経痛とは、

腰や股関節を通る坐骨神経が、

何らかの原因によって、圧迫・刺激され

下肢に痛みやしびれが生じている状態です。

 

この坐骨神経痛を引き起こす原因の一つが

大腿方形筋ケア不足です!

坐骨神経

 

イラストを見て頂くと分かるように、

大腿方形筋坐骨神経

すぐ近くに位置しています。

 

そのため、

 

  • 運動不足で筋肉の状態が悪い
  • 長時間デスクワークで筋肉が固まっている
  • スポーツで沢山使って筋肉が疲れている

 

大腿方形筋がこのような様子だと、

坐骨神経を圧迫・刺激してしまいます。

 

坐骨神経はつま先に向かって長く走っていて、

症状は股関節周囲だけではなく、

下肢の広い範囲で現れます。

 

  • お尻がしびれたように感じる
  • 太ももやふくらはぎが痛む
  • 下半身の筋肉がビリビリする

 

など症状は様々です。

 

下半身の痛みやしびれは、

スポーツはもちろん日常生活にも

支障をきたしてしまいます。

 

そうなる前に、

「最近デスクワークが続いているな…」

「痛みなくスポーツを続けたい!」

という方はこの後ご紹介する

セルフケアを取り入れてみてください!

 

坐骨神経痛

 

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症・すべり症

 

などの疾患が背景にある場合がございます。

 

大腿方形筋のセルフケア効果

 

続いて、

大腿方形筋をケアすることで得られる効果

をご紹介致します。

 

先ほど出てきた坐骨神経痛の予防以外にも、

嬉しい効果が得られます!

 

股関節の可動域拡大

 

大腿方形筋をケアして柔軟性がアップすると

股関節を動かせる範囲がグンと広がります!

 

これは、大腿方形筋の役割である

股関節の安定

が機能しなくなったわけではありません。

 

疲労などで固くなった筋肉をほぐすことで

正常な範囲内でより動かせるようになるのです!

 

その結果、

 

  • ケガの防止
  • スポーツでのパフォーマンス向上
  • 下半身の血流促進
  • むくみや冷えの改善

 

といったことが期待できます!

 

骨盤のゆがみ改善

 

大腿方形筋のセルフケアは

骨盤のゆがみ改善にも効果的です!

 

大腿方形筋は、骨盤の輪っかの部分に

左右一つずつ付いております。

 

そのため、

脚を組む姿勢は片方の筋肉に負担がかかり、

骨盤のゆがみを引き起こします。

 

骨盤がゆがんでしまうと、

お身体全体に様々な症状が出てきてしまいます。

 

ついつい脚を組んでしまう方

特に意識してセルフケアを行って頂きたいです!

 

正しい姿勢で座って頂くことが一番です!

姿勢ポイント 姿勢ポイント

 

〜姿勢ポイント〜

  • 椅子に座ったら顎を引きます。
  • せすじは真っ直ぐ伸ばします。
  • お尻のは椅子の一番後ろにつけます。
  • 膝が床と平行になるよう調節します。

 

大腿方形筋のセルフケア

 

では、ご自宅でも簡単にできる

大腿方形筋のセルフケアをご紹介致します!

 

大腿方形筋のストレッチ方法

大腿方形筋ストレッチ

 

  1. あぐらの状態から片膝を立てます。
  2. 反対側の腕で膝を抱えます。
  3. 抱えた膝とは逆方向に体を捻ります。
  4. その姿勢で30秒ほどキープしましょう!

大腿方形筋ストレッチ

 

  1. 膝を立てて座ります。
  2. 片方ずつ内側に倒していきます。
  3. できるだけ膝を床に近づけます。
  4. 膝を倒した状態で30秒ほどキープしましょう!
  5. 反対側も同じように行います。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

前編・後編に渡り、

大腿方形筋についてご紹介させて頂きました。

 

股関節のインナーマッスルとして

重要な役割を持つ筋肉です。

 

また、セルフケアによって

お身体の不調を予防することができ、

色々な効果も得られます!

 

是非、覚えて頂けたら嬉しいです。

 

今回のブログを読んで頂き

股関節や下肢の痛みや違和感など

気になる症状がございましたら、

一度当院にご相談くださいませ。

 

また、当院では姿勢を分析することで

股関節や腰の症状は勿論

肩こりや頭痛の根本的な治療を行っております。

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

 

ご予約、お問い合わせの際は、

お電話にてお待ちしております。

 

0798-56-8036

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