肩が痛い!それ猫背が原因!効果的な解消法と正しい姿勢をご紹介
2021年11月8日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
- 最近肩の動きが悪くなってきた
- 肩を大きく動かすと痛みや違和感がある
- 腕を高く上げようとすると引っかかる
このようなお悩みをお持ちの方、その原因を”歳のせい”にして、放っておいていませんか?
実は、肩や腕の動きが悪くなる主な原因として、猫背の姿勢が考えられます。
猫背によって肩甲骨の可動域が狭くなると、肩や腕の運動が十分にできなくなります。
今回は猫背が肩甲骨の可動域に及ぼす影響についてご紹介致します。
肩周りの症状が気になる方は是非、最後までご覧ください。
目次
肩甲骨の可動域
肩甲骨とは、両肩を背中側から甲羅のように覆っている平たい骨です。
肩甲骨は本来であれば6つの方向に動かすことが可能です。
6つの動きにはそれぞれ、
- 挙上
- 下制
- 内転
- 外転
- 上方回旋
- 下方回旋
という名前が付けられています。
猫背の姿勢が肩甲骨に及ぼす影響
現代の日本人は、
- 長時間のデスクワークやスマホの使用
- 長時間の車の運転
- 運動不足
などの生活習慣が原因で猫背の姿勢になってしまう方が多いです。
猫背の姿勢では、背中が丸くなりますので、肩甲骨は本来の位置よりも外側に広がった状態になります。
また、沢山の運動方向を持つ肩甲骨ですが、日常生活では腕を高く上げる時以外、殆ど動きがありません。
そのため、肩甲骨周囲に付着する筋肉は血行不良に陥りやすいです。
また、猫背の姿勢が定着すると、肩甲骨は外側に広がったまま固まってしまいます。
その結果、肩甲骨の可動域が狭くなります。
肩甲骨が固まると腕が上がらなくなる!?
腕を挙げるという動作は肩関節のみではなく、肩甲骨の動きも関係します。
猫背(背中を丸くした姿勢)で次の動作をしてみてください。
- 腕を前から上に挙げる
- 腕を横から上に挙げる
いつもより腕が挙がらなかったと思います。
これは、猫背になることで肩甲骨の位置がずれて、本来の動きが出せなかったからです。
先ほどの2つの動作を背すじを伸ばした状態でしてみてください。
肩甲骨が自由に動かせるようになるので、スムーズに腕が挙がったと思います。
普段から、腕が挙げにくいと感じている方は、猫背の姿勢が関係している可能性が高いです。
- 腕の挙げにくさ
- 腕を挙げた時の痛み
で悩んでいる方、あなたの姿勢を改善することが、症状の緩和につながります。
猫背の解消に効果的なストレッチ
今回は猫背の解消に効果的なストレッチをご紹介致します。
猫背が解消されると、肩甲骨が本来の位置に戻るので、腕の運動もスムーズになります。
今回の記事で、ご自身の姿勢や腕・肩の運動に不安がある方は、是非行ってみてください!
ストレッチ①
- 両手を背中の後ろで組みます
- 肘を伸ばした状態で出来るだけ上げます
- その後元の位置まで戻します
- この上下運動を10回2セット行いましょう
ストレッチ②
- 両手でタオルの端を摘みます
- タオルを頭の上でピンと張ります
- 出来るだけ頭より後ろに腕を伸ばします
- この状態で30秒キープしましょう
猫背と肩甲骨の動きのまとめ
いかがでしたか?
腕を高くあげる動作には肩甲骨の可動域が必要不可欠です。
しかし、猫背の姿勢が原因で肩甲骨は外に広がり、その位置で固まってしまいます。
その状態で肩や腕を動かすと痛みや違和感が生じます。
- 高い位置から物を取る
- 電車のつり革に捕まる
- 久しぶりに運動をした
こんな時、肩や腕の痛みが出たり可動域の狭が狭い場合、普段から猫背の姿勢になってしまっているかもしれません。
ご自身の姿勢や肩周りの症状が不安な方は、是非一度、猫背の治療を専門とする当院までご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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