【骨盤の歪みや腰痛に効果的】腹筋の方法を解説

2023年02月13日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

今回は、腹筋についての記事になります。

腹筋には、

  • 腹直筋
  • 腹斜筋
  • 腹横筋

という腹部にある3つの筋肉があり、3つ合わせて腹筋群とも呼ばれます。

腹直筋以外は、あまり馴染みのない筋肉かもしれませんが、3つとも骨盤や姿勢の安定に関わる重要な筋肉です。

  • 猫背や反り腰などの姿勢の悪さ
  • 腰痛

このような悩みがある場合、腹筋群の機能低下が考えられます。

当てはまる方は、最後までご覧頂き、悩みの解決に役立てて頂けますと幸いです。

 

腹筋群の役割

腹直筋

腹直筋

腹筋群の中で一番よく知られているのが、腹筋群の中で最も表層にある、「腹直筋」だと思います。

骨盤のちょうど真ん中から、肋骨まで真っ直ぐ伸びている筋肉です。

腹直筋は、

  • 体幹の屈曲や回旋
  • 姿勢の維持

に働く筋肉です。

 

腹斜筋

腹斜筋

腹斜筋は、お腹の側面にある筋肉で、

表層→外腹斜筋

深層→内腹斜筋

の2つに分かれている筋肉です。

どちらも肋骨と骨盤の間にあります。

  • 体幹の回旋
  • 体幹の固定

が腹斜筋の主な役割になります。

 

腹横筋

腹横筋

腹筋群の中で最も深層にあるのが、腹横筋です。

腹斜筋と同様に肋骨と骨盤の間にあり、コルセットのようにお腹を囲んでいる筋肉です。

腹横筋は、

  • 骨盤を正しい位置で固定
  • 内臓の支持
  • 背骨の安定

といった、姿勢を保つための役割を果たします。

 

骨盤のゆがみと腹筋群の関係

胸郭から骨盤までは、背骨のみで連結しています。

そのため、体幹の安定には筋肉による固定が重要になります。

  • 腹直筋
  • 腹斜筋
  • 腹横筋

の3つの筋肉は、どれも肋骨から骨盤に付着していて、体幹の安定には欠かせない筋肉になります。

しかし、この腹筋群の機能低下やアンバランスがあると、骨盤のゆがみにつながり、体幹は不安定になります。

体幹が不安定になると姿勢が崩れやすく、

  • 猫背
  • 反り腰
  • ぽっこりお腹
  • 肩や骨盤の高さの左右差

などが生じます。

また、腹筋群が弱いと、背骨(腰椎)への負担が大きくなるため、腰痛も引き起こされます。

 

腹筋群を鍛えるメリット

腹筋群を鍛えるメリットは、

  • 姿勢が良くなる
  • 腰痛の改善・予防ができる
  • 身体が引き締まる
  • スポーツのパフォーマンスが向上する

など、沢山あります。

腹筋群をバランス良く適切に鍛えることで、上記のような効果が期待できます。

 

腹筋のエクササイズ、というと一般的な腹筋運動が思い浮かぶかと思いますが、それだと腹斜筋や腹横筋に刺激が入りません。

今回は、3つの腹筋に対して、それぞれに効果的なエクササイズをご紹介致します。

  • 姿勢を良くしたい
  • 今抱えている腰痛を少しでも改善したい
  • 身体を引き締めたい

という方は、3つとも行って頂くことをおすすめ致します。

 

腹筋群のエクササイズ

腹直筋のエクササイズ

腹直筋エクササイズ

  1. 仰向けになり両膝を立てます
  2. 手を太ももに置きます
  3. 手をスライドさせながらみぞおちを丸めるイメージで頭を上げます
  4. ゆっくり10回繰り返しましょう

肩甲骨が床から離れるくらいまで頭を持ち上げます。

頭を上げる時に息を吐いて、床まで戻す時に息を吸いましょう。

 

腹斜筋のエクササイズ

腹斜筋エクササイズ

  1. 仰向けになり両膝を立てます
  2. 頭を少し床から離します
  3. 上半身を曲げて手でかかとをタッチします
  4. 左右交互に10回2セット行いましょう

 

腹横筋のエクササイズ

腹横筋エクササイズ

  1. 仰向けになり両膝を立てます
  2. お腹を膨らめながら4秒で息を吸います
  3. 2秒息を止めます
  4. お腹を凹ませながら8秒で息を吐きます
  5. 10回繰り返しましょう

 

腹筋群についてのまとめ

いかがでしたか?

腹筋群には

  • 腹直筋
  • 腹斜筋
  • 腹横筋

という3つの筋肉があって、全て骨盤や姿勢の安定には欠かせない筋肉です。

腹筋群は、意識的に鍛えないとどんどん弱っていく筋肉です。

今回ご紹介したエクササイズが、きついな、と感じた方は、腹筋群が弱く、骨盤のゆがみや腰痛のリスクが高い状態です。

是非、3つのエクササイズを、2〜3日に1回程度で取り入れてみてください。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • ご自身の姿勢について気になっている方
  • 姿勢の悪さによる肩こりや腰痛を改善させたい方
  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

【骨盤の歪み予防に効果的】中臀筋のセルフケアを解説

2023年02月6日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
当院は骨盤矯正や猫背矯正などの
専門的な施術が得意な整体院です。

今回は中臀筋という筋肉についてご紹介致します。
中臀筋は生活していく上で、どのような場面においても
非常に重要な筋肉になります。

中殿筋は、歩行中に骨盤を安定させる役割を持っています。
中殿筋の機能低下が起こると、歩行中の骨盤のブレが増加するため
腰痛の原因にもなります。

  • 運動不足
  • 長時間のデスクワーク

といった現代の生活では、中殿筋の機能が低下しやすいです。
中殿筋が弱ってしまい、無意識のうちに、正常な歩行ができてない可能性があります。

  • 歩くときに身体の軸がブレる
  • 家族や知り合いの歩き方がグラグラしている

という方は、今回の記事を参考にして頂けると幸いです。

中臀筋の解説

中臀筋

中臀筋は

  • 大臀筋
  • 小臀筋

と一緒に臀筋群(おしりの筋肉のグループ)に含まれる筋肉です。

骨盤の後ろ側から大腿骨の先端に伸びる筋肉で
脚を外側に広げる(股関節外転)時にメインで働く筋肉です。
また、中臀筋は歩行中の骨盤の安定性を高める上で欠かせません。

歩行の片足支持期

歩行時には、イラストのように片脚支持になる瞬間があります。
このときに骨盤が大きく傾かないように制御しているのが中臀筋になります。

中臀筋の機能が低下していると、片脚支持の時の骨盤が不安定になり
左右のブレが大きい歩行になります。

中臀筋と腰痛の関係

異常な歩行姿勢

右は中臀筋がしっかりと機能している場合の歩行姿勢です。
左は中臀筋の機能が低下している場合の歩行姿勢です。

右の方は身体の中心に引いた線に収まった姿勢ですが
左は身体の中心の線からはみ出したような姿勢になっていますよね。

中臀筋の機能が低下した歩行だと、骨盤が安定しないため
歩くたびに腰にも余計な負担がかかり続けます

結果的に腰痛が発生しやすくなります。

中臀筋の機能回復で得られる効果

腰痛改善

中臀筋の機能が回復すると、歩行中の骨盤の安定性が高まります。
腰への負担が少ない歩き方になるので、腰痛の改善が期待できます。

また、正しい歩行姿勢での歩行が増えると

  • 体幹
  • お尻
  • 太もも

を含む全身の筋肉が効率よく働くため、腰痛の予防にもつながります。

正しい姿勢の維持

中臀筋は歩行だけではなく、普段の姿勢にも関わります。

  • 運動不足
  • 長時間座りっぱなしのデスクワーク

などで中殿筋は硬くなります。
硬くなると、骨盤が後傾して猫背となってしまいます。

普段から身体を動かす機会や、ほぐす習慣を作ることで
機能が向上し、正しい姿勢の維持につながります。

ヒップアップ

鍛えてあげることでヒップアップも期待できます。
中臀筋はお尻の筋肉の中でも、上部から側面にある筋肉です。

そのため、腰からの綺麗なお尻の曲線を作るためには、エクササイズが効果的です。
また、中臀筋を含むお尻の筋肉が活性化されると、下半身の血流がよくなるため
冷えやむくみの解消にも効果的です。

中臀筋のセルフケア

今回は、中臀筋のストレッチを1種類、トレーニングを2種類ご紹介致します。
普段の生活で中殿筋は硬くなりやすいです。
ストレッチでほぐしてから、しっかりと使えるように鍛えていきましょう。

中臀筋ストレッチ

中臀筋ストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 右脚を上げて膝を90°に曲げます
  3. そのまま左側にひねります
  4. 30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

中臀筋エクササイズ①

中臀筋エクササイズ

  1. 横向きで寝ます
  2. 上の脚を斜め上まであげます
  3. ゆっくり戻します
  4. 左右20回ずつ繰り返しましょう

中臀筋エクササイズ②

中臀筋エクササイズ

  1. 上下に脚を開きます
  2. 上半身は斜めに傾けます
  3. 後ろ足を曲げてしゃがみます
  4. 前脚で踏ん張って身体を持ち上げます
  5. 左右10回繰り返しましょう

中臀筋についてのまとめ

いかがでしたか?
中臀筋は、特に歩行時の骨盤の安定に重要な筋肉になります。
また歩行の他にも、姿勢やスタイル維持にも欠かせません。

今回ご紹介したストレッチやエクササイズで

  • 伸ばしたら筋肉が突っ張って痛かった
  • 少しの回数で筋肉が疲れる感じがあった

という方は、中臀筋を上手に使えていない状態です。
今回ご紹介したセルフケアを継続して頂くことをお勧めします。

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方
  • 姿勢の悪さから来る肩こりや腰痛にお悩みの方
  • 正しい姿勢を身につけたい方

是非一度、当院までご相談ください。

【スクワットは骨盤の歪みに効果的?】西宮の整体院が解説

2023年01月29日

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は

  • 産後の骨盤矯正
  • マタニティ整体
  • 自律神経の不調改善

これらが得意な専門整体院です。

体の痛みや不調改善には整体や骨盤矯正も効果的ですが
セルフケアや睡眠、食事などの生活習慣もとても大切です。

今回は、「スクワット」についてご紹介いたします。
スクワットは、体幹や下半身の筋肉を大きく使って行うトレーニングなので

  • 骨盤のゆがみ予防
  • 体幹の強化
  • ダイエット

などの効果が期待できるトレーニングです。
日常的に取り入れている方もいらっしゃるかと思います。

そんなスクワットですが

  • やり方が違っていたり
  • 関節の可動域が狭かったり

このような状態でスクワットを行なっても
トレーニング効果が得られず、身体の痛みにも繋がります。

そこで今回は、

  • スクワットの正しいやり方
  • スクワット中に気をつけるべきポイント

などをお伝えいたします。
興味のある方は、最後までご覧ください。

スクワットの効果と正しいやり方

スクワットは正しく行うことで
下半身の筋力強化や全身の血流促進に効果的です。

スクワットの効果

スクワットは、基本的なトレーニング種目の1つです。

  • デッドリフト
  • ベンチプレス
  • スクワット

これらをBIG3と呼ばれます。
多くの方が一度は見たことがあるかと思います。

スクワットは、下半身にある大きな筋肉や体幹の筋肉が活性化するトレーニングです。
そのため

  • 体幹や骨盤の安定化
  • 骨盤のゆがみ予防
  • 下半身の引き締め
  • ヒップアップ
  • ダイエット
  • 基礎代謝向上

などの効果が得られます。

スクワットは、特殊な機械が必要ないので
どなたでも簡単で安全に行いやすいというメリットがあります。

スクワットの正しいやり方

スクワットの姿勢

  1. 両足は肩幅より少し広めに置きます
  2. つま先は45度程度外に向けます
  3. お尻を引きながら腰を落とします
  4. 膝はつま先と同じ方向に曲げます
  5. 出来るだけ深く曲げたら、元の姿勢に戻ります

※膝がつま先より前に出ないように注意して下さい。

スクワットの姿勢

最初はお尻を後ろに引く感覚がなかなか掴めないと思います。
その場合は、椅子に座るイメージで腰を落としてみて下さい。

無理やり深く曲げたり、負荷を強めたりするとスクワットの姿勢が崩れて
逆効果になります。

今できる範囲で曲げ伸ばしをしてみてください。
ペースはゆっくりで構いませんので、姿勢に気をつけながら行いましょう。

スクワット中に猫背になってしまう場合

スクワット中の上半身の姿勢は、

  • 肩甲骨を寄せる
  • 背すじを伸ばす

が理想的です。

しかし、下半身の動きに気を取られると
無意識に背中が丸くなっていることがあります。

また、足幅が狭いと動きが窮屈になり
無理やり腰を落とそうと猫背になります。

動作中に猫背姿勢になってしまうという方は

  • 目線を前に向ける
  • 足幅をもう少し広くとる

を意識してみてください。
スクワット中の猫背が改善されるだけで、全体的な動きがよりスムーズになります。

スクワット中に腰の張りを感じる場合

スクワット中に腰の張りを感じる場合は

  • スクワット中の姿勢
  • 下半身の筋肉の柔軟性

に問題があるかもしれません。
まずは、スクワット中の姿勢を見直してみましょう。
腰の張りが生じている時は、腰が極端に反っていることが多いです。

肩から骨盤までが一直線になっているかどうか?
確認してみてください。

スクワット中の姿勢に問題がなければ
下半身の筋肉の柔軟性が不足して腰に負担がかかっている可能性が考えられます。

スクワットの実施の前に、下の2つのストレッチを試してみてください。

お尻のストレッチ

殿筋ストレッチ

  1. 椅子に座って片脚を反対の膝に乗せます
  2. 背すじを伸ばして上体を倒します
  3. そのまま30秒キープしましょう
  4. 反対側も同じように行います
太もも裏のストレッチ

ハムストリングスストレッチ

  1. 床に座って片脚を曲げます
  2. 伸びている方の足のつま先に向かって、上体を倒します
  3. 呼吸を止めずに30秒キープしましょう
  4. 反対側も同じように行います
スクワット中に膝が痛くなる場合

スクワットは

  • 股関節
  • 足首

の3つの関節の連動が必要なトレーニングです。
この3つの関節は、常に一直線上で動く必要があります。

しかし、スクワットに慣れていないと膝が内側に入りやすく
膝への負担が多くなり、痛みにつながります。

膝が内側に入りやすい場合は、スクワットの前に
お尻の筋肉のエクササイズをしてあげると、膝の向きが揃えやすくなります。

スクワットをすると

  • 膝が痛くなる
  • 膝が内側に入ってしまう

という方は、試してみてください。

大殿筋エクササイズ

大殿筋エクササイズ

  1. 四つ這いになります
  2. 片脚を膝を曲げたまま蹴り上げます
  3. 10回繰り返しましょう
  4. 反対側も同じように行います
中殿筋エクササイズ

中殿筋エクササイズ

  1. 四つ這いになります
  2. 片脚を膝を曲げたまま横に振り上げます
  3. 10回繰り返しましょう
  4. 反対側も同じように行います

スクワットについてのまとめ

いかがでしたか?
今回は、骨盤のゆがみ予防にも効果的なトレーニング
スクワットについてご紹介いたしました。

スクワットには、トレーニング効果を出すためのポイントがたくさんあります。
正しい姿勢で行えば、その分効果も期待できます。

  • 今まで詳しいやり方を知らないまま行っていた方
  • トレーニング中の痛みを我慢しながら行っていた方

今回の内容を参考にして、ご自身のトレーニングに取り入れて頂ければ幸いです。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方
  • ご自身の姿勢が気になっている方
  • 出産後、妊娠中の不調を改善したい方

是非一度、当院までご相談ください。

【西宮の骨盤整体院が解説】骨盤と猫背の原因とは?

2023年01月22日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

  • 姿勢の悪さを直したい
  • 正しい姿勢を身につけたい

とお考えの方、正しい姿勢がどんな姿勢か、具体的なイメージができますか?

 

今回の記事では、正しい姿勢の基準点をお伝えします。

それをもとに、実際に正しい姿勢をとってみてください。

ご自身の普段の姿勢と、正しい姿勢との違いがわかるかと思います。

 

  • 姿勢が悪くなってしまう原因
  • 正しい姿勢に近くためのセルフケア

もご紹介いたします。

姿勢についてお悩みの方は、最後までご覧ください。

 

理想的な姿勢について

身体への負担が一番少ない姿勢が理想的です。

正しい姿勢

具体的には、身体を横から見たときに、

  • 耳の穴
  • 肩の真ん中
  • 骨盤の真ん中
  • 膝の真ん中
  • 外くるぶし

の5点を一直線で結べる姿勢です。

 

悪い姿勢

例えば、ストレートネックだと、身体の軸から頭部が外れています。

また、多くの人に当てはまる猫背は、身体の軸が全体的にジグザグになります。

 

このような、

  • 身体の軸からある一部分が外れている
  • そもそも身体の軸が崩れている

といった姿勢では、日常生活で姿勢を保ったり、運動したりするときに、身体に余計な負担がかかります。

そして、結果として、肩こり腰痛などの辛い症状を引き起こします。

 

姿勢のセルフチェック

① 鏡に対して横向きに立って、先ほどの5点が一直線に並ぶように意識してみてください。

ポイントは以下の4点です。

  • 頭を少し後ろに引いて顎を引く
  • 両方の肩甲骨を寄せる
  • 腰を反らせるのではなく骨盤を起こすイメージ
  • 土踏まずの中心に体重を乗せる

 

② 姿勢を作れたら、そのまま5秒維持してください。

③ その後、全身の力を抜いて楽な姿勢をとってください。

 

正しい姿勢を維持しているとき、どれくらい違和感を感じましたか?

また、正しい姿勢から楽な姿勢に戻したとき、どれくらい姿勢が変化しましたか?

 

その違和感や、楽の姿勢とのギャップが大きければ大きいほど、普段正しい姿勢を取れていないことになります。

 

骨盤のゆがみと姿勢の関係

姿勢が悪くなってしまう背景には、骨盤のゆがみが存在している場合が多いです。

 

骨盤は、立っている時も、座っている時も身体の中心にあります。

そのため、骨盤は生活習慣に大きく影響されます。

  • 長時間デスクワークで座りっぱなし
  • 脚を組んで座る癖がある
  • 椅子の背もたれ、肘掛けに寄りかかっていることが多い
  • 荷物をかける方の肩が決まっている
  • 片脚に体重をかけて立つ

このような、動きが少なかったり、左右どちらかに偏っていたりする身体の使い方では、骨盤のゆがみが生じやすいです。

 

身体の中心である骨盤がゆがむと、背骨や脚の骨の位置もずれてしまうので、姿勢の悪さにつながります。

 

骨盤のゆがみ改善セルフケア

今回は骨盤のゆがみ改善のセルフケアとしてストレッチを2つご紹介いたします。

簡単に行えるものなので、

  • テレビを見ながら
  • お風呂上がりに

是非、継続して行って頂きたいです。

 

ストレッチ①

骨盤ストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 片脚を抱えます
  3. 膝を胸に近づけるように引っ張ります
  4. そのまま30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

 

ストレッチ②

骨盤ストレッチ

  1. 横向きで寝ます
  2. 上の膝を後ろに曲げます
  3. 手で足首を持ってさらに後ろに引きます
  4. そのまま30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

 

骨盤のゆがみと姿勢についてのまとめ

いかがでしたか?

 

正しい姿勢と今のご自身の姿勢を比べてみて、差が大きかった方は、骨盤のゆがみがあるかもしれません。

もし、今の段階で身体に痛みなどの異常が出ていなくても、放っておくのは危険です。

辛い症状が出る前に、骨盤のゆがみを予防し、姿勢を改善していくことが大切です。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 西宮で骨盤矯正ができる整体をお探しの方
  • 姿勢の悪さを治したいとお考えの方
  • 慢性的な肩こりや腰痛でお困りの方

是非一度、当院ご相談ください。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

【西宮の整体院が解説】骨盤と呼吸の関係

2023年01月15日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

  • しっかり寝ても疲れが取れない
  • 息切れしやすい
  • 肩こりや腰痛が出やすくなった

と悩んでいませんか?

このような症状が出ているのは、普段の呼吸が浅くなっているからかもしれません。

 

浅い呼吸の背景には、骨盤のゆがみによる姿勢の悪さがあります。

 

今回の記事では、骨盤のゆがみと呼吸についてご紹介致します。

気になる方は、是非最後までご覧ください。

 

呼吸の種類

胸式呼吸

胸式呼吸とは、肋骨周辺にある肋間筋の作用で、胸郭が開いたり閉じたりすることによって行われる呼吸です。

  • 息を吸うとき→胸郭が開く(膨らむ)
  • 息を吐くとき→胸郭が閉じる(しぼむ)

 

胸郭の動き、というと少し分かりにくいですが、呼吸に合わせて肩が上下していれば、胸式呼吸になります。

胸式呼吸は、簡単に素早く行えます。

そのため、

  • 日中、活動しているとき
  • スポーツ中

これらの呼吸は胸式呼吸であることが殆どです。

 

腹式呼吸

腹式呼吸とは、胸郭の下にある横隔膜を大きく使って行われる呼吸です。

  • 息を吸うとき→お腹が膨らむ
  • 息を吐くとき→お腹がへこむ

 

胸式呼吸とは違い、呼吸中、肩の動きは見られません。

腹式呼吸は、ゆっくり深く行うので、

  • リラックスしているとき
  • 横になって休んでいるとき

に適した呼吸になります。

 

骨盤のゆがみが呼吸に与える影響

骨盤のゆがみは、

  • 運動不足
  • 長時間のデスクワーク
  • 偏った身体の使い方

などによって生じます。

 

骨盤は、身体の土台として姿勢維持には欠かせない部位です。

骨盤がゆがんで土台が崩れると、現代の日本人に多い「猫背」のような姿勢の悪さにつながります。

 

骨盤のゆがみから発展した猫背は、呼吸に大きな影響を与えます。

猫背の場合、

  • 背中が丸くなり胸郭が圧迫されて呼吸がしにくくなる
  • 横隔膜の動きが小さくなり機能が低下する

こんなことが起こります。

こうなると、安静にしているときでも、横隔膜を使わないで楽に酸素を取り込める胸式呼吸に偏ります。

胸式呼吸では、一度の呼吸で取り込める酸素の量が少ないため、日常的に呼吸が浅くなってしまいます。

 

浅い呼吸のデメリット

浅く短い呼吸の胸式呼吸は、身体を緊張・興奮させる交感神経が優位となります。

一方で、ゆっくり深い呼吸の腹式呼吸は、身体をリラックスさせる副交感神経が優位となります。

 

普段の呼吸が胸式呼吸に偏ると、常に交感神経が働き、副交感神経の働きが抑制されてしまうので、身体がリラックスできない状態が続きます。

  • 肩こりや腰痛が生じやすい
  • 寝ても疲れが取れない
  • 集中力が続かなくなる
  • めまいや頭痛が頻繁に起こる

こんな症状がある場合、呼吸が原因で交感神経と副交感神経のバランスが乱れている可能性も考えられます。

 

骨盤のゆがみと呼吸のセルフケア

胸式呼吸と腹式呼吸のどちらか一方に偏ってしまうことは、よくありません。

しかし、猫背だと普段の呼吸は胸式呼吸に偏りがちになります。

 

今回は、

  • 猫背の元となる骨盤のゆがみ改善のストレッチ
  • 横隔膜を意識した腹式呼吸トレーニング

をご紹介致します。

 

腹式呼吸は、最初は難しいと思いますが、継続していくとしっかり横隔膜が使えるようになっていきます。

 

骨盤ストレッチ

骨盤ストレッチ

  1. 立て膝で両膝を出来るだけ離します
  2. 肘を床にけます
  3. お尻を後ろに引きます
  4. 痛みがでる手前で30秒キープしましょう

 

呼吸トレーニング

呼吸トレーニング

  1. 仰向けでお腹に手を置きます
  2. 8秒かけて息を吸います
  3. 2秒息を止めます
  4. 10秒かけて息を吐きます
  5. これを10回繰り返しましょう

 

慣れるまでは、息を吸うときに胸郭が先に広がったりしてしまいます。

ゆっくりで大丈夫ですので、お腹を大きく動かすことを意識してやってみてください。

 

 

骨盤のゆがみと呼吸についてのまとめ

いかがでしたか。

無意識のうちの呼吸には、

  • 胸式呼吸
  • 腹式呼吸

の2種類があり、どちらも生活していく上では必要な呼吸です。

 

しかし、骨盤のゆがみからくる姿勢の悪さによって、横隔膜の機能が低下すると、胸式呼吸に偏ってしまいます。

その結果、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、身体は肩こりや腰痛、疲労感などの問題を抱えることになってしまいます。

 

そうなる前に、

  • 骨盤のゆがみの改善
  • 腹式呼吸のトレーニング

で、対策することが大切です。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方
  • 正しい姿勢を身につけたいと思っている方
  • 慢性的な腰痛や肩こりでお困りの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

 

【西宮の整体院が解説】反り腰の改善・予防法

2023年01月9日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

今回は反り腰について、ご紹介いたします。

猫背と同様によく知られている、悪い姿勢の代表です。

皆さまの普段の姿勢は、反り腰になっていませんか?

 

  • 反り腰かもしれない
  • 腰を丸めると腰痛が楽になる
  • 背中の筋肉がこっている感じがある

これらに当てはまる方は、今回の記事を最後までご覧頂けますと幸いです。

 

反り腰とは?

人間の脊柱(背骨)はまっすぐではなく、緩やかに弯曲しています。

具体的には、

  • 頸椎(首)→前弯
  • 胸椎(胸)→後弯
  • 腰椎(腰)→前弯

というようになっています。

 

この弯曲があることで、重たい頭を支えられたり、地面からの衝撃吸収ができたりします。

しかし、通常の弯曲の範囲を超えてしまうと、衝撃吸収の機能が低下して、身体には負担がかかることになります。

 

その一つが反り腰になります。

反り腰は、腰椎の前弯が過剰になり、その下に続く骨盤も前に傾いてしまっている姿勢のことです。

  • 日々の偏った身体の使い方
  • 体型の変化
  • 運動不足

などによって、お腹側と背中側の筋肉のバランスが崩れることで反り腰になってしまいます。

 

反り腰セルフチェック

反り腰のセルフチェック

両方のかかとを壁につけて立ってみてください。

この時、腰にこぶし1個以上の隙間があれば、反り腰の可能性が高いです。

 

反り腰になりやすい人ってどんな人?

反り腰になりやすいのは、

  • 肥満体型の方
  • 妊娠中や産後のお母さん
  • ハイヒールをよく履く方

です。

 

お腹が大きいと、お腹の重さで重心が前に移ります。

同じく、ハイヒールを履いている時も、常につま先立ちになるので、重心が前に移ります。

そのままだと前に倒れてしまうので、それを防ぐために腰を反らせて姿勢を保つようになってしまいます。

このような状態が長く続くことで、反り腰が定着してしまいます。

 

反り腰が原因の症状

反り腰の症状としては、

  • 慢性的な腰痛
  • 肩こりや頭痛
  • 下半身のむくみや冷え
  • X脚
  • 扁平足や外反母趾

などが挙げられます。

 

反り腰によって腰椎の前弯が過剰になると、背骨でつながっている上半身や骨盤、さらには下半身にまで影響が及びます。

その結果、腰だけではなく、全身に症状が現れます。

 

反り腰改善のセルフケア

今回は、反り腰改善に効果的なセルフケアとして、ストレッチを2つご紹介致します。

反り腰である以上、腰に必要以上の負担がかかります。

反り腰のセルフチェックで、反り腰が疑われた方は、是非このストレッチを取り入れてみてください。

 

ストレッチ①

反り腰改善ストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 両膝を出来るだけ胸に近づけます
  3. 膝は両手で抱えます
  4. そのまま30秒キープしましょう

 

ストレッチ②

反り腰改善ストレッチ

  1. 両足の裏を合わせます
  2. 背中を後ろに突き出すように丸めます
  3. そのまま30秒キープしましょう
  4. この間呼吸はゆっくり行います

 

反り腰についてのまとめ

いかがでしたか?

 

一度反り腰が定着すると、反り腰による症状で日常生活に支障をきたしてしまいます。

特に、今回ご紹介した

  • 肥満体型の方
  • 妊娠中や産後のお母さん
  • ハイヒールをよく履く方

に該当する方は、辛い症状が出る前に反り腰を改善・予防することが大切です。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 今回の記事をご覧になってご自身の姿勢が気になった方
  • 西宮で骨盤矯正ができる治療院をお探しの方
  • 辛い肩こり、腰痛でお悩みの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

 

【肩こり背中の痛み解消】効果的な方法を西宮の骨盤整体院が紹介

2023年01月2日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

  • デスクワーク中に肩がこって辛い
  • 腰だけでなく背中も痛くなることがある
  • 膝が痛くて階段の上り下りが億劫

こんなお悩み、ありませんか?

身体に痛む箇所があると、生活にも支障をきたしてしまいますよね。

 

慢性的な身体の痛みは、骨盤のゆがみが関係していることが多いです。

今回の記事では、骨盤のゆがみが引き起こす身体の痛みについて、その対処法と共にご紹介致します。

 

日常生活中に感じる

  • 肩こり
  • 背中の痛み
  • 膝の痛み

に対してのセルフケアをお探しの方は是非最後までご覧ください。

 

骨盤のゆがみによる身体の痛み

骨盤は身体の中心にあり、姿勢を支える「土台」としての役割を担っています。

そして、骨盤の周りには、骨盤を安定させるための筋肉が沢山あります。

 

この骨盤周りの筋肉は、

  • 運動不足
  • 普段の姿勢の悪さ
  • 偏った身体の使い方

このようなことが原因で、その機能が低下します。

その結果、骨盤のゆがみにつながります。

 

多くの方が3つのうち1つ以上当てはまるかと思いますが、身近な生活習慣や癖が骨盤のゆがみの元となっているのです。

 

骨盤のゆがみがあると、腰や骨盤の部分だけに限らず全身にその影響が出ます。

今回は、骨盤のゆがみによって引き起こされる症状のうち、

  • 肩の痛み
  • 背中の痛み
  • 膝の痛み

の3つについて、対処法と併せてご紹介致します。

 

骨盤のゆがみと肩の痛み

骨盤のゆがみがあると、骨盤から離れた場所にある肩甲骨の位置にまでズレが生じます。

例えば、骨盤の高さが左右で違うと、肩の高さも左右で違う場合が多いです。

また、骨盤のゆがみによって猫背が定着すると、肩甲骨は外側に広がり、尚且つ、上方に引っ張られます。

 

骨盤のゆがみによって肩甲骨の位置がずれると、肩甲骨を支える筋肉には負担がかかり、肩こりが発生します。

  • 慢性的な肩こりがある
  • 作業中、左右どちらかの肩が痛くなる

こんな症状があれば、骨盤のゆがみが関係している可能性があります。

 

肩こりに効果的なセルフケア

肩のストレッチ

  1. 背すじを伸ばして両手を上に伸ばします
  2. 肘を曲げて身体の横につけます
  3. 再び両手を上に伸ばします
  4. 大きな動作で10回繰り返しましょう

 

手のひらは常に正面を向けて、親指が耳の横を通るように意識してみてください。

 

骨盤のゆがみと背中の痛み

骨盤は、背骨の下にあり、背骨は24個もの骨が連なってできています。

そのため骨盤のゆがみは、背骨の配列にも悪影響を及ぼします。

背骨がゆがむことで、背中の筋肉が緊張し、背中にも肩こりのような鈍い痛みが出てきます。

また、背骨の後ろには神経が沢山通っているので、背骨がゆがんでいると、神経を刺激して鋭い痛みが出ることもあります。

 

背中の痛みに効果的なセルフケア

背中のストレッチ

  1. 両手を組んで前方に伸ばします
  2. この時頭や背中も丸めてください
  3. 次に後ろで両手を組んで後方に伸ばします
  4. この時は胸を張ります
  5. それぞれ30秒ずつキープしましょう

 

骨盤のゆがみと膝の痛み

骨盤は大腿骨(太ももの骨)と繋がっています。

そのため、骨盤のゆがみは大腿骨を経由して、膝の痛みを発生させることもあります。

 

太ももにある筋肉の多くは、骨盤から伸びて膝に付着しています。

骨盤がゆがむと太ももの筋肉が膝を無理に引っ張って、膝の位置を変えてしまいます。

そうすると、膝への負担が大きくなり、

  • 立ち上がり
  • 階段の上り下り
  • しゃがみこみ

など、膝を使った動作をする時に痛みが出ます。

 

膝の痛みに効果的なセルフケア

大腿外側ストレッチ

膝の外側が痛い時

  1. 両脚を伸ばして座ります
  2. 片方の膝を曲げて、イラストのように脚をクロスさせます
  3. 立てた膝の外側へ身体を捻ります
  4. そのまま30秒キープしましょう

 

大腿内側ストレッチ

膝の内側が痛い時

  1. 立て膝をします
  2. 片方の脚を外に広げて、爪先を前に向けます
  3. 少しだけ上体を倒します
  4. そのまま30秒キープしましょう

 

痛む箇所に合わせて、選択してください。

 

骨盤のゆがみと身体の痛みについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、骨盤のゆがみによる症状のうち、

  • 肩こり
  • 背中の痛み
  • 膝の痛み

について、その対処法と共にご紹介致しました。

辛い痛みを少しでも緩和させたい時に、参考にして頂けますと幸いです。

 

また、これらの症状の根本には骨盤のゆがみがあることが考えられます。

骨盤のゆがみに対するセルフケアは、これまでにもご紹介していますのでこちらの記事からご覧ください。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみが気になる方
  • 肩こりや腰痛で生活に支障がでてお困りの方
  • 西宮にお住まいで骨盤矯正をお考えの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。

【猫背解消】再発防止に腹圧を高め方を西宮の整体院が紹介

2022年12月25日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

正しい姿勢の維持に欠かせない「腹圧」をご存知ですか?

簡単に言うとお腹の内側からの圧力です。

腹圧が高いと姿勢維持や骨盤の安定ができている状態です。

反対に腹圧が弱いと、姿勢が崩れやすく骨盤のゆがみが起こりやすい状態です。

 

猫背や反り腰、骨盤のゆがみで悩んでいる方は、腹圧が高めにくくなっています。

どうすれば腹圧を高められるのか、今回の記事でご紹介していきます。

 

腹圧とは?

腹圧とは、腹腔(横隔膜から骨盤底までの空間)の内圧を指します。

腹腔は内臓が収まっていたり、骨盤と繋がっていたりするのでとても大事な部分になります。

しかし、腹腔は周りを筋肉で囲われていて、胸腔(横隔膜より上の肺が収まっている空間)のように硬い肋骨で守られているわけではありません。

腹腔を囲っている主な筋肉は、

  • 横隔膜
  • 腹横筋
  • 多裂筋
  • 骨盤底筋

の4つになります。

これらの筋肉の収縮によって、腹圧が発生します。

 

腹圧が高いことのメリット

先ほど紹介した4つの筋肉は体幹のインナーマッスルになります。

収縮することで腹圧を高め、

  • 正しい姿勢の維持
  • 骨盤の安定化

に働きます。

 

腹圧が高いと、体幹の内部からしっかりと固定されている状態なので、

  • 姿勢の悪さが改善される
  • 動作中のブレが少なく、効率よく身体を動かせる
  • 関節に無理な負担がかからない
  • 骨盤のゆがみが予防できる

などのメリットがあります。

 

猫背や反り腰のような悪い姿勢が定着している場合、姿勢維持に働く4つの筋肉の機能が低下して、腹圧が高まりにくくなっています。

そのため、腰に負担がかかって腰痛が起こったり、骨盤がゆがんだりしてしまいます。

猫背や反り腰での生活が当たり前になっている方こそ、腹圧を高められるような身体を作ることが大切です。

姿勢の安定感や、生活動作のスムーズさが圧倒的に良くなりますし、肩こりや腰痛の予防にもつながります。

 

腹圧の高め方

  • 正しい姿勢を意識する時間を作る
  • 体幹のインナーマッスルを鍛える

を習慣化することで、腹圧を高めた状態を維持しやすくなります。

 

正しい姿勢を意識する

立って歩いている時も、座っている時も骨盤の真上に上半身が乗っているイメージが大切です。

この時、いい姿勢を意識しすぎると無意識に腰が反ってしまう場合があります。

そうなると、お腹に力が入りにくくなるので、骨盤と上半身は同じ軸上にあるようにしてみてください。

 

体幹のインナーマッスルは姿勢維持に働く筋肉なので、正しい姿勢を意識するだけでも、筋肉に刺激が入ります。

 

体幹のインナーマッスルを鍛える
  • 正しい姿勢を5分と保てない方
  • 運動不足が続いている方

このような方は、体幹のインナーマッスルの機能が低下し、腹圧を高めにくくなっています。

今以上悪い姿勢になったり、身体を痛めたりしないためには、体幹のインナーマッスルを鍛えて、腹圧を高められるようにすることが必要です。

 

腹圧を高めるエクササイズ

今回は、腹圧を高めやすい身体を作るためのエクササイズを2つご紹介致します。

  • 正しい姿勢をキープしたい
  • 骨盤のゆがみを予防したい

という方には、このエクササイズをオススメします。

 

エクササイズ①

ドローイン

  1. 壁に背中をつけて座ります
  2. 大きく息を吸ってお腹を膨らめます
  3. お腹を凹ませて息を吐いていきます
  4. 吐き切った状態で5秒キープです
  5. 10回繰り返しましょう

呼吸の時に、肩が上下したり胸が動いたりしないように注意します。

息を吐き切ったら、お腹が硬くなっていることを確認しながら5秒キープしてみてください。

 

エクササイズ②

膝つきプランク

  1. 両肘と両膝をついて身体を支えます
  2. 肩から膝までは一直線に保ちましょう
  3. おへその下に力を入れて30秒キープします
  4. 2セット繰り返しましょう

30秒経ったあとに腰が痛くなった場合は、エクササイズ中に腰が反っている可能性が高いです。

その場合は、正しい姿勢でできる最長の時間でエクササイズを行いましょう。

正しい姿勢で行うことが重要です。

 

腹圧についてのまとめ

いかがでしたか?

腹圧について、ご理解いただけましたでしょうか。

 

  • 脚を組んで背中を丸めた姿勢
  • ソファにもたれかかった姿勢
  • 片脚体重の立ち方
  • 猫背での歩き方

心当たりがある方もいるかと思いますが、どれも腹圧がかかっていない時の姿勢です。

こんな姿勢が続けば、骨盤のゆがみや身体の痛みにつながります。

腹圧は、正しい姿勢を保つために必要です。

猫背、反り腰を改善して正しい姿勢を身につけたい、と思っている方に、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみが気になる方
  • 慢性的な肩こりや腰痛で辛い思いをしている方
  • 西宮で骨盤矯正ができる整骨院をお探しの方

是非一度、当院までご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

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【女性必見】骨盤のゆがみに鍛えるべき筋肉を西宮の整体院が紹介

2022年12月18日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

本日は、

  • 内転筋群
  • 骨盤底筋群

という2つの筋肉についてご紹介致します。

あまり馴染みのない筋肉ではありますが、骨盤の安定に必要なインナーマッスルになります。

 

  • 下半身の冷え
  • ぽっこりお腹
  • 尿もれ
  • 生理痛

などのような、女性の悩みにも関係している筋肉になります。

 

骨盤のゆがみや、身体の不調に悩む女性の方は、是非最後までご覧ください。

 

骨盤のゆがみに悩む女性が鍛えたい筋肉

内転筋群について

内転筋群

内転筋群は、太ももの内側にある筋肉の集団です。

  • 大内転筋
  • 小内転筋
  • 長内転筋
  • 短内転筋
  • 薄筋
  • 恥骨筋

これらの6つの筋肉が内転筋群を構成しています。

 

内転筋群は、太ももを内側に寄せる(股関節の内転)動作で働きます。

また、内転筋群は股関節のインナーマッスルとして、骨盤の安定にも関わっています。

 

椅子に座って両膝を押し付けるように太ももを閉じてみてください。

そうすると太ももの内側が硬くなって、内転筋群が働いているのが実感できるかと思います。

しかし、日常生活ではこのような内転筋を意図的に働かせて太ももを内側に寄せるという動作はあまりないですよね。

そのため、太ももの筋肉の中では弱くなりやすい筋肉です。

 

内転筋群が弱ると、

  • 骨盤のゆがみ
  • X脚やO脚
  • 太ももの外側の張り
  • 足元の冷えやむくみ

などにつながります。

 

骨盤底筋群について

骨盤底筋群

骨盤底筋群は骨盤の下にある筋肉の集団で、

  • 骨盤を下からハンモックのように支える
  • 排泄のコントロールをする

といった役割があります。

また、内転筋群と同じで、骨盤底筋も骨盤周りのインナーマッスルになります。

 

トイレを我慢する感覚で骨盤の下に力を入れると骨盤底筋群が働きます。

女性の場合は、妊娠・出産の経験や閉経に伴う女性ホルモン濃度の低下が、骨盤底筋群の衰えの原因となります。

骨盤底筋群が弱ると、

  • 骨盤のゆがみ
  • 月経前症候群(月経前の体調不良)
  • 尿もれ

などにつながります。

 

内転筋と骨盤底筋を鍛えるメリット

内転筋群と骨盤底筋群は、両方とも骨盤の安定に関わるインナーマッスルです。

ここを鍛えることで、骨盤の安定性が高まります。

また、

  • ぽっこりお腹や下半身太り解消
  • 月経前や月経中の体調不良の緩和
  • 下半身の冷え、むくみ改善
  • 尿もれ防止

など、女性にとって嬉しいメリットがたくさんあります。

 

内転筋と骨盤底筋は筋肉を覆う筋膜同士で繋がっているので同時にアプローチしやすく、効率よく鍛えることができます。

 

内転筋と骨盤底筋エクササイズ

今回は、内転筋群と骨盤底筋群の2箇所を同時に鍛えるエクササイズをご紹介致します。

 

1つ目は、座りながらできるので、デスクワークが多い方でも行いやすいエクササイズです。

2つ目は、1つ目より少し大変になりますが、できる方は是非チャレンジしてみてください。

 

エクササイズ①

骨盤エクササイズ

  1. 椅子に腰掛けて背すじを伸ばします
  2. 膝の間にタオルを挟みます
  3. 5秒間力を込めて、ゆっくり抜きます
  4. これを10回繰り返しましょう

 

エクササイズ②

骨盤エクササイズ

  1. 仰向けになって両膝を立てます
  2. 膝の間にタオルを挟みます
  3. タオルが落ちないようにしながら、お尻を持ち上げます
  4. このまま30秒キープしましょう

 

骨盤のゆがみに悩む女性が鍛えたい筋肉についてのまとめ

いかがでしたか?

 

内転筋群と骨盤底筋群は、どちらも骨盤の安定に必要になる筋肉です。

この2つが弱ってしまうと、骨盤のゆがみが起こりやすくなるだけではなく、身体の様々な不調や女性特有の悩みにつながります。

今回の記事が、女性における骨盤のゆがみや身体の不調の予防に役立つと幸いです。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみが気になる
  • 姿勢の悪さからくる肩こり、腰痛に困っている
  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院を探している

という方は、是非当院まで一度ご相談ください。

 

 

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冷え性改善に効果的な骨盤セルフケアを西宮の整体院が紹介

2022年12月12日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

  • 一年中手先や足先が冷たい
  • 体温が低い
  • お腹が冷えやすい
  • 手袋や厚手の靴下でも手足が冷たいまま

といった冷え性で悩んでいる方も多いかと思います。

 

冷え性は骨盤のゆがみとも関係している症状になります。

もし、骨盤のゆがみによって冷え性になっている場合、骨盤を正しい位置に整えてあげることが、冷え性解決に効果的です。

また、骨盤のゆがみの改善は、冷え性に対する内側からのアプローチになるので、

  • 身体を温めるための道具がいらない
  • 冷え性を根本的に解決できる

など、メリットがあります。

 

今回は、骨盤のゆがみと冷え性の関係についてご紹介致します。

辛い冷え性でお悩みの方は、是非最後までご覧ください。

 

骨盤のゆがみと冷え性の関係

骨盤のゆがみは、

  • 運動不足
  • 悪い姿勢の癖
  • 妊娠や出産

などが原因で引き起こされます。

 

骨盤がゆがんでしまうと、骨盤の周囲にある筋肉や血管、自律神経の機能が低下してしまいます。

これらの組織は、体内での熱産生や体温維持に欠かせません。

そのため、骨盤のゆがみがあると冷え性になりやすいです。

 

冷え性のデメリット

身体が冷えているだけでも辛い状態です。

ですが、それに加えて冷え性によって以下のようなデメリットがあります。

  • 肩こりや腰痛などが余計に酷くなる
  • むくみやすくなる
  • 寝つきが悪く疲れが取れにくい
  • ダイエット効果が出にくい
  • 生理痛が悪化する

骨盤のゆがみ改善で冷え性を解決

下半身の血行促進

骨盤のゆがみがあると、骨盤の近くを通る下半身の循環に重要な血管が圧迫され、血流が滞り、冷え症となります。

 

骨盤矯正や骨盤周囲筋のストレッチなどで骨盤のゆがみが改善されると、

  • 骨盤と周りの筋肉の位置が整う
  • 骨盤のゆがみによる筋緊張が解消される

このような良い変化が起こります。

これらの変化によって血管への圧迫がなくなり循環がスムーズなるため、特に下半身の冷え症の解決に期待できます。

 

自律神経が整う

自律神経は、身体中の血管と関係していて、

  • 交感神経(身体を興奮させる)→血管収縮
  • 副交感神経(身体をリラックスさせる)→血管拡張

となっています。

そのため、冷え性はこの自律神経の乱れも関係しています。

 

身体の調子を整えるための自律神経は、骨盤やその上の脊柱(背骨)に沿って走っています。

自律神経の働きを邪魔している骨盤のゆがみが改善されれば、冷え性の解決につながります。

 

 

基礎代謝がアップ

体内で熱が発生する仕組みは、

  • 基礎代謝
  • 生活活動代謝
  • 食事誘発性熱産生

の3つがありますが、そのうちの約60〜70%を基礎代謝が占めます。

基礎代謝とは、人間が生きていくために最低限必要なエネルギー代謝になります。

この基礎代謝を促進するためには、筋肉量を増やすことが大切になります。

 

骨盤のゆがみを改善する過程で、

  • 姿勢を保つための体幹のインナーマッスル
  • 骨盤や股関節を支えるお尻の筋肉

などの筋肉量が増えると、同時に基礎代謝も促進され、冷え性の解決につながります。

 

骨盤のゆがみ改善・予防のセルフケア

今回は、骨盤のゆがみを改善・予防するためのセルフケアとして、ストレッチを2つご紹介致します。

骨盤のゆがみを整えて、冷え性に悩まない身体を目指しましょう。

ストレッチ①

骨盤ストレッチ

  1. 仰向けになって両膝を立てます
  2. 両膝を左右にゆっくり倒します(両脚で菱形をつくる)
  3. 元の姿勢に戻します
  4. 10回繰り返しましょう

 

ストレッチ②

骨盤ストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 片脚を股関節から大きく回します(時計回しと反時計回し)
  3. 10回繰り返しましょう
  4. 反対側も同じように行います

 

骨盤のゆがみと冷え性についてのまとめ

いかがでしたか?

沢山着込んでも身体があまり温まらない場合、骨盤のゆがみによって「冷えやすく、温まりにくい」状態になっているかもしれません。

辛い冷え性に悩んでいる方は、ご自身の普段の姿勢や生活習慣を振り返ってみてください。

骨盤のゆがみが疑われる場合は、冷え性やその他の症状が悪化することを防ぐためにも、適切骨盤ケアが大切になります。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみが気になる方
  • 肩こりや腰痛、冷え性などにお困りの方
  • 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方

是非一度、当院までご相談ください。

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