産後の腰痛が骨盤矯正で改善した産後3年、40代女性の症例
2022年02月15日
目次
患者様(M・K様)について
♢お住まいの地域:西宮北口
♢ご年齢:42歳
♢お仕事:主婦(以前は営業職)
♢お悩みの症状:腰痛
M・K様が鳴尾ぴっと骨盤整体院に来院された経緯
元々、産前から腰痛で悩んでいた。
過去にぎっくり腰を何度も経験しており、その度に整体と鍼に通いメンテナンスをしていた。
3年前に出産し、産後の影響と日々の育児や家事で腰痛が悪化。
ギリギリまで我慢していたが、産前と違う症状が現れ、不安を感じていた。
- 何をしていてもだるい痛さ
- 周期的に訪れる強い痛み
- 痛みで目が覚める
耐えきれず、以前お世話になった整体院にて整体と鍼を受けた。
しかし、産前と全く同じ施術をされ、疑問を頂いた。
加えて症状の改善もみられなかった。
さすがにこのままでは危険と判断し、自宅から少し距離はあるが、産後専門の整体や矯正ができる鳴尾ぴっと骨盤整体院のことを知り、根本的に腰痛を改善したいと思い来院を決意した。
初回の状態やゴール
腰の重だるさと痛み。
起床時に痛みが強くなり、寝返りのタイミングで痛みが強くなる。
家事や育児で体を前に曲げたり中腰の体勢を取ると痛みが増悪する。
「長年の症状なので、腰痛がない状態をイメージできない」と語るM・K様。
治療のゴールとしては
- 朝を痛みなく起きたい
- 育児や家事をしていても耐えれる体になりたい
- 不安を抱えずに生活したい
とのことでした。
検査の結果
検査の結果
- 右の股関節
- 首
- 腰方形筋
- 腸骨筋
- 臀筋群
これらに反応がありました。
長年の腰痛は腰ではなく、股関節の問題ということが分かりました。
お話を聞くと、学生時代の部活動で股関節を痛めた既往があり、痛みを我慢して部活に取り組んでいた過去があるそうです。
その股関節をかばって生活していたため、腰痛に繋がったと考えられます。
過去の古傷の解消と、産後に悪化した症状や問題を解決して行くという治療計画で初回の施術に入りました。
施術
初回の施術
初回は姿勢分析の後、整体と矯正、鍼治療を行いました。
施術後は前に体を曲げても痛みは出ず、重だるい痛みも消失した状態まで効果がありました。
次回にインナーマッスルの検査を行い、ゴールまでの具体的な距離感を図りつつ、治療計画を再考する。
3回目の施術
「台所での作業が楽にできるようになった」とM・K様。
2回目のインナーマッスルの検査で問題があったため、今回から整体、矯正、体幹トレーニングを治療の中心に施術をスタート。
家事や育児での体を曲げる動きはかなり改善されたとのこと。
起床時の痛みは軽減しているものの残存。
痛みで夜中起きるということは無くなった。
5回目の施術
調子もかなり良く、少し間隔を空けながら経過を見ることを提案。
症状は落ち着いているものの、筋肉の緊張は強いため本日は鍼治療も並行して行った。
今の状態なら間隔を空けて行っても安定すると判断。
1週間に1回のペースを2週間に1回に変更し、予約を取りました。
6回目の施術
その後、調子も良いままM・K様は生活できています。
夜寝る際に常に痛かった腰も気にならないようで、公園で娘と走っても腰の怖さを感じないくらいまでに安定しています。
現在も2週間から1ヶ月程度の間隔でメンテナンスに来られています。
総括
元々産前からの腰痛があり妊娠・出産を経て症状が悪化した症例をご紹介致しました。
初回来院時は痛みをかばうために、より反り腰がキツくなっていた。
加えて股関節の問題やお尻の筋肉の緊張がかなりキツく症状を増悪させる要因になっていた。
出産後に時間が経過していても、骨盤矯正で症状の改善は可能です。
もしあなたが、M・K様のように出産して少し時間は経っているが、産後の症状や出産を機に悪化した症状や痛みを抱えていても改善させることは十分可能です。
「もしかしたら・・・」と思われたなら一度ご相談下さい。
そんなママたちを救うことが自分の天職だと思っております。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
山本建太郎