産後11ヶ月、仕事復帰ギリギリで駆け込んだ骨盤矯正の症例報告

2022年02月28日

患者様(M・Y様)について

♢お住まいの地域:兵庫県尼崎市

♢ご年齢:31歳

♢お仕事:助産師

♢お悩みの症状:肩こり、腰痛、膝痛、お腹周りを引き締めたい

M・Y様が鳴尾ぴっと骨盤整体院に来院された経緯

出産してすぐは、体の痛みなどもなく体重や体型も自然と戻ると思っていた。
産後3ヶ月が経過したところから、腰や股関節、膝に痛みを感じるようになった。

骨盤ベルトや骨盤スパッツを産後初期から使用しており
「これやってるから、痛みも自然と引くだろう」
「産前のズボンも自然と履けるようになるだろう」
と考えていた。

産後11ヶ月経ち、仕事復帰まであと4ヶ月と迫っていた。
しかし、痛みも体型の悩みも解消されず、焦っていた。

産後の骨盤を早く効果的に矯正してくれる整体院はないのか?と思い探していたところ、鳴尾ぴっと骨盤整体院を見つけて来院を決意した。

初回の状態やゴール

肩こりや腰痛は産前から慢性的にある。
産後に悪化した感じがあり、腰はズキズキと痛むこともある。

元々の原因は日々の姿勢の影響とのこと。

膝痛は妊娠中から少しずつ出ており、抱っこした状態でしゃがむと痛みが走る。

ゴールとしては

  • 仕事復帰しても耐えられる肩こりや腰痛にする
  • 職場の制服を産前のサイズで着る

主にこの2つがM・Y様が成し遂げたいゴールでした。

検査の結果

検査の結果

  • 頸椎の右側
  • 右の肩甲骨
  • 右の股関節

この2つに特に問題がありました。

所見は右側に多く出ているのですが、本人が感じる症状は左です。
このパターンで考えられるのは

  • 筋膜の問題
  • 代償(元々、右が悪い)

ということです。

施術

初回

産後の整体と骨盤矯正を行いました。
全体に関節の動きが悪く、常に緊張させた状態で生活していることが考えられます。

整体と矯正後は姿勢の変化や症状の軽減が確認できた。
インナーマッスルの検査を次回行う。

2回目

矯正とインナーマッスルの検査を行った。
インナーマッスルは元々弱く使えていないことが考えられる。

今後は症状の定着やセルフケアを行えるということで矯正と体幹トレーニングでゴールを目指す。

3回目

深層外旋六筋(股関節のインナーマッスル)の問題が考えられる。
追加で調整を行い、経過観察

4回目

「1週間、前の痛みが出ませんでした」と嬉しそうに語ってくれた、M・Y様。
産後の症状は安定しているものの、新たに尾てい骨の痛みを感じる。

長時間の立ち姿勢や座り姿勢で、尾てい骨が痛くなってくる。
少し、ペースを短くして上記の症状の改善を図るように治療計画。

6回目

「先生、尾てい骨の痛み無くなりました。あとズボンも履けました」と大喜びのM・Y様。
状態もかなり安定しているため、間隔を開けつつ経過観察。

現在はご卒業され、痛みもなく仕事や育児に奮闘しているとのことです。
妹さんもご紹介頂き、毎日大変ながら充実してると聞いております。

総括

出産してから1年近く経っても、産後の症状が改善されずにいた方のお悩みが産後の骨盤矯正と体幹トレーニングで改善した症例報告でした。

患者様の中には「出産してから骨盤ベルトずっと巻いてます」と仰る人が居られます。
これは時期や巻き方によっては逆効果になっている場合があります。

骨盤矯正は出産して時間が経っていても遅すぎるということはありません
正しく矯正してあげれば必ず結果は出ます。

とは言っても毎日の子育てで自分の時間を作るのはなかなか難しいですよね。
しかし、痛みや不安を抱えたままの生活は本当に良いものなのか?

ママが元気になれば、赤ちゃんも旦那さんも、あなたの周りの人が笑顔になりますよ。
1人で抱え込まずにまずは相談して頂ければと思います。

頑張っているママを救うことで赤ちゃんやご家族、周りの方が幸せになると私は本気で思いますよ。
そしてそれを叶えるために私がいてるのだと思います。

鳴尾ぴっと骨盤整体院
山本建太郎

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