【西宮の整体院が解説】骨盤と呼吸の関係
2023年01月15日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
- しっかり寝ても疲れが取れない
- 息切れしやすい
- 肩こりや腰痛が出やすくなった
と悩んでいませんか?
このような症状が出ているのは、普段の呼吸が浅くなっているからかもしれません。
浅い呼吸の背景には、骨盤のゆがみによる姿勢の悪さがあります。
今回の記事では、骨盤のゆがみと呼吸についてご紹介致します。
気になる方は、是非最後までご覧ください。
目次
呼吸の種類
胸式呼吸
胸式呼吸とは、肋骨周辺にある肋間筋の作用で、胸郭が開いたり閉じたりすることによって行われる呼吸です。
- 息を吸うとき→胸郭が開く(膨らむ)
- 息を吐くとき→胸郭が閉じる(しぼむ)
胸郭の動き、というと少し分かりにくいですが、呼吸に合わせて肩が上下していれば、胸式呼吸になります。
胸式呼吸は、簡単に素早く行えます。
そのため、
- 日中、活動しているとき
- スポーツ中
これらの呼吸は胸式呼吸であることが殆どです。
腹式呼吸
腹式呼吸とは、胸郭の下にある横隔膜を大きく使って行われる呼吸です。
- 息を吸うとき→お腹が膨らむ
- 息を吐くとき→お腹がへこむ
胸式呼吸とは違い、呼吸中、肩の動きは見られません。
腹式呼吸は、ゆっくり深く行うので、
- リラックスしているとき
- 横になって休んでいるとき
に適した呼吸になります。
骨盤のゆがみが呼吸に与える影響
骨盤のゆがみは、
- 運動不足
- 長時間のデスクワーク
- 偏った身体の使い方
などによって生じます。
骨盤は、身体の土台として姿勢維持には欠かせない部位です。
骨盤がゆがんで土台が崩れると、現代の日本人に多い「猫背」のような姿勢の悪さにつながります。
骨盤のゆがみから発展した猫背は、呼吸に大きな影響を与えます。
画
猫背の場合、
- 背中が丸くなり胸郭が圧迫されて呼吸がしにくくなる
- 横隔膜の動きが小さくなり機能が低下する
こんなことが起こります。
こうなると、安静にしているときでも、横隔膜を使わないで楽に酸素を取り込める胸式呼吸に偏ります。
胸式呼吸では、一度の呼吸で取り込める酸素の量が少ないため、日常的に呼吸が浅くなってしまいます。
浅い呼吸のデメリット
浅く短い呼吸の胸式呼吸は、身体を緊張・興奮させる交感神経が優位となります。
一方で、ゆっくり深い呼吸の腹式呼吸は、身体をリラックスさせる副交感神経が優位となります。
普段の呼吸が胸式呼吸に偏ると、常に交感神経が働き、副交感神経の働きが抑制されてしまうので、身体がリラックスできない状態が続きます。
- 肩こりや腰痛が生じやすい
- 寝ても疲れが取れない
- 集中力が続かなくなる
- めまいや頭痛が頻繁に起こる
こんな症状がある場合、呼吸が原因で交感神経と副交感神経のバランスが乱れている可能性も考えられます。
骨盤のゆがみと呼吸のセルフケア
胸式呼吸と腹式呼吸のどちらか一方に偏ってしまうことは、よくありません。
しかし、猫背だと普段の呼吸は胸式呼吸に偏りがちになります。
今回は、
- 猫背の元となる骨盤のゆがみ改善のストレッチ
- 横隔膜を意識した腹式呼吸トレーニング
をご紹介致します。
腹式呼吸は、最初は難しいと思いますが、継続していくとしっかり横隔膜が使えるようになっていきます。
骨盤ストレッチ
- 立て膝で両膝を出来るだけ離します
- 肘を床にけます
- お尻を後ろに引きます
- 痛みがでる手前で30秒キープしましょう
呼吸トレーニング
- 仰向けでお腹に手を置きます
- 8秒かけて息を吸います
- 2秒息を止めます
- 10秒かけて息を吐きます
- これを10回繰り返しましょう
慣れるまでは、息を吸うときに胸郭が先に広がったりしてしまいます。
ゆっくりで大丈夫ですので、お腹を大きく動かすことを意識してやってみてください。
骨盤のゆがみと呼吸についてのまとめ
いかがでしたか。
無意識のうちの呼吸には、
- 胸式呼吸
- 腹式呼吸
の2種類があり、どちらも生活していく上では必要な呼吸です。
しかし、骨盤のゆがみからくる姿勢の悪さによって、横隔膜の機能が低下すると、胸式呼吸に偏ってしまいます。
その結果、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、身体は肩こりや腰痛、疲労感などの問題を抱えることになってしまいます。
そうなる前に、
- 骨盤のゆがみの改善
- 腹式呼吸のトレーニング
で、対策することが大切です。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正が得意な整体院です。
- 西宮で骨盤矯正ができる整体院をお探しの方
- 正しい姿勢を身につけたいと思っている方
- 慢性的な腰痛や肩こりでお困りの方
是非一度、当院までご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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