骨盤の歪みはヘルニアに関係?西宮の整体院が解説

2022年10月2日

皆さま、こんにちは!

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。

 

腰痛の原因の一つとして、腰椎椎間板ヘルニアが挙げられます。

腰痛以外の症状としては、

  • お尻から脚にかけての痛みや痺れ
  • 下半身の筋力低下
  • 座ったり腰を動かしたりした時の痛みの増加

などがあります。

腰椎椎間板ヘルニアは比較的身近な疾患で、骨盤のゆがみや身体に負担をかけるような生活動作によって発症する場合があります。

 

今回は、腰椎椎間板ヘルニアについての記事になります。

  • 現在腰痛をお持ちの方
  • 最近腰に違和感を感じるようになった方

普段の姿勢で腰への負担が蓄積されているかもしれません。

是非、今回の記事を最後までご覧いただき、参考にしていただけると幸いです。

 

腰椎椎間板ヘルニアとは

一つ一つの椎骨(背骨)の間には、クッションの役割を持つ「椎間板」と呼ばれる軟骨があります。

椎間板は、外側の線維輪と中心の髄核という組織から構成されています。

 

  • 骨盤のゆがみ
  • 腰に負担がかかる動作
  • 長時間の座位姿勢
  • 加齢

などによって、腰椎の椎間板が圧迫され、椎間板内の髄核が外に飛び出した状態腰椎椎間板ヘルニアと言います。

外に飛び出した髄核が腰椎の後ろにある神経を刺激するため、腰・下半身の痛みや痺れというような症状が現れます。

腰椎椎間板ヘルニア

 

姿勢によって椎間板にかかる圧(負担)が変わる!?

椎間板は日常的に圧がかかっているのですが、姿勢によって、圧力の大きさが違います。

 

普通に立っている時の圧力を100とすると、

  • 座っている時の圧力は140
  • 前傾姿勢で座っている時の圧力は185

と言われており、座っている時の方が椎間板への負担は大きくなります。

椎間板に負担をかける姿勢

長時間このような姿勢でいる、という方は要注意です。

 

骨盤のゆがみと腰椎椎間板ヘルニアの関係

腰椎の下には、身体の土台である骨盤があります。

この骨盤のゆがみも、腰椎椎間板ヘルニアと深い関係があります。

 

猫背や反り腰で骨盤が前後に傾いていた場合、腰椎の湾曲の角度が変わり、椎間板にかかる圧が偏ります。

また、より複雑な骨盤のゆがみがあれば、身体は無理やり姿勢のバランスを取ろうとするため、腰椎の椎間板への圧力も大きくなります。

 

このように、骨盤のゆがみがあると、全ての生活動作で腰椎への負担を増大させ、腰椎椎間板ヘルニアのリスクとなります。

 

腰椎椎間板ヘルニアの予防法

お尻・太ももの筋肉をほぐす
  • 骨盤がゆがんでいる
  • 日中はずっと座ってデスクワーク
  • たまに腰痛が出る

という方は、お尻や太ももの筋肉が硬くなっていることが多いです。

この部分をほぐしてあげることで、腰や股関節の動きに余裕が出るので、腰椎への負担が軽減されます。

 

腹圧を高める

横隔膜から骨盤までの空間を腹腔と言います。

腹腔の圧力(腹圧)を高めることは、骨盤や脊柱の安定性が増し、腰椎椎間板ヘルニアの予防に有効です。

 

腹圧は、

  • 横隔膜
  • 腹横筋
  • 多裂筋
  • 骨盤底筋

などの腹腔を囲む筋肉を鍛えることで高めることができます。

 

腰椎椎間板ヘルニア予防のセルフケア

腰椎椎間板ヘルニアを予防するためのセルフケアとして、

  • お尻・太ももの筋肉をほぐすストレッチ
  • 腹圧を高めるエクササイズ

をご紹介致します。

 

ストレッチ①

ハムストリングスのストレッチ

  1. 膝の高さ程度の段差にかかとをかけます
  2. 背すじをまっすぐに伸ばします
  3. 足の親指に向かって上体を倒します
  4. そのまま30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

 

太ももの裏を伸ばすストレッチです。

股関節、膝、つま先の向きを揃えて行ってください。

 

ストレッチ②

殿筋群のストレッチ

  1. 仰向けになります
  2. 片方の膝を直角に曲げ内側に倒します
  3. 膝を床に近づけるように手で押さえます
  4. そのまま30秒キープしましょう
  5. 反対側も同じように行います

 

お尻の筋肉を伸ばすストレッチです。

腰は捻らず、お尻が浮かないように注意して行ってください。

 

エクササイズ①

腹圧トレーニング

  1. 仰向けになります
  2. 両脚を天井に向けて伸ばします
  3. 息を吐きながら両脚揃えて床に下ろします
  4. 勢いをつけて元の位置に戻します
  5. 10回2セット行いましょう

 

腹圧を高めるエクササイズです。

両脚を揃えた時に腰が反らないよう注意します。

もし、腰が反ってしまう場合は、腰の下にタオルを置いて、そのタオルを押しつぶすように意識して行ってみてください。

 

腰痛椎間板ヘルニアについてのまとめ

いかがでしたか。

普通に立っているだけでも椎間板には圧(負担)がかかっています。

いろいろな動作が含まれる、

  • 家事
  • 仕事
  • 運動

をする時に、骨盤のゆがみがあると、椎間板には余計な負担がかかることになります。

 

腰椎椎間板ヘルニアは特殊な疾患ではなく、姿勢の悪さや生活習慣によって、どなたにでも発症する可能性がある疾患です。

予防のためには適切なケアと正しい姿勢を身につけることが大切です。

 

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院骨盤矯正が得意な整体院です。

  • 骨盤のゆがみが気になる
  • 辛い腰痛や肩こりに悩んでいる
  • 正しい姿勢を身につけて痛みのない生活を送りたい

という方は、当院まで是非一度ご相談くださいませ。

 

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

ご予約、お問い合わせは、お電話にてお待ちしております。

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