骨盤のゆがみ予防に効果的な寝方を解説します
2021年09月5日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
突然ですが、皆さまはご自身の寝ている時の姿勢について、考えてみたことはありますか?
どんな姿勢で寝ることが多いのか、一度思い出してみてください。
大きく分けて次の3通りの寝方があるかと思います。
- 仰向け
- うつ伏せ
- 横向き
いかがでしょうか?
実は、この3通りの寝方の内、
- うつ伏せ
- 横向き
の2つは、骨盤のゆがみを引き起こす可能性があります。
今回は、寝ている時の姿勢が骨盤に与える影響について詳しく解説していきます。
うつ伏せ、または、横向きで寝ていることが多いな、と感じた方は、是非最後までご覧ください!
目次
うつ伏せで寝る場合の骨盤への影響
うつ伏せで寝る場合、枕によって頭部は若干持ち上がり、身体は布団に沈みこみます。
身体は真っ直ぐではなく、頭から背中にかけて反るような姿勢になりますよね?
このとき骨盤は正しい位置から前に傾いた状態が続くので、うつ伏せで寝ることは反り腰の原因になります。
また、うつ伏せの時は、呼吸をするために、必ず首を左右どちらかに捻ります。
この首の捻りも、
- 日中の姿勢の左右差
- 骨盤のゆがみ
に繋がる原因の1つです。
横向きで寝る場合の骨盤への影響
寝返りの過程で横向きになる程度でしたら、お身体への影響は殆どありません。
むしろ、
- 体重の負荷を分散させる
- 長時間の血管の圧迫を防ぐ
などの目的で寝ている時に身体の向きを変えることはとても大切です。
気をつけたいのは、長時間横向きで寝てしまっている場合です。
- 寝た時と起きた時で左右同じ方向を向いている
- 左右決まった方向を向いて寝ると楽
という方は、要注意です!
横向きで寝る場合、左右の骨盤にかかる負担が違います。
また、両脚はずっと重なっているのではなく、前後にずれていることが多いと思います。
この状態が続くと、骨盤の左右のゆがみや捻れに繋がります。
骨盤のゆがみが起こりにくい寝方は仰向け
骨盤に負担をかけない理想的な寝方は「仰向け」です。
仰向けになる場合、身体の圧が全身に分散されるため、一箇所に極端な負担がかかりにくくなります。
さらに、うつ伏せや横向きとは違い、身体の捻れがない状態です。
これらのことから、仰向けは骨盤のゆがみが起こりにくい寝方です!
睡眠中に骨盤のゆがみを予防する2つのポイント
眠る前は仰向けを意識する
寝ている間、ご自身の姿勢を意識することはできません。
そのため、眠りにつく前は仰向けの姿勢を意識してみましょう。
身体全体を布団に沈めてリラックスするようなイメージです。
仰向けは寝返りをうちやすい寝方でもあるので、睡眠中の姿勢にも効果的です。
寝返りの回数を増やす
睡眠中の適切な寝返り回数は、30回前後です。
寝返りが少ないと、長時間同じ姿勢をとり続けることになり、身体の負担になります。
寝返りが少なくなる理由は、筋肉の過度な緊張によって身体の可動域が狭くなってしまうからです。
特に、
- 肩こり
- 腰回りの筋肉の緊張
がある方、上手に寝返りができていないかもしれません。
意識して寝返りの回数を増やすことは難しいですが、寝る前に身体をほぐして寝返りをうちやすくしてあげることは可能です。
心当たりのある方は、この後お伝えするセルフケアを寝る前に試してみてくださいね。
就寝前にオススメのセルフケア
日中の家事やお仕事によって緊張した筋肉をほぐすセルフケアをご紹介致します。
寝返りをうちやすくするために、就寝前に行ってください。
簡単なセルフケアですので、毎日の習慣として取り入れて頂けると幸いです。
肩をほぐすセルフケア
- あぐらをかいて背すじを伸ばします
- 右耳の後ろに左手を添えます
- 斜め下へゆっくり倒します
- そのまま30秒伸ばしていきましょう
- 反対側も同じように行います
腰回りをほぐすセルフケア
- 横向きに寝ます
- 下の手で上の脚の膝を押さえます
- 胸を開くように手を水平に伸ばします
- ゆっくりと5回繰り返しましょう
- 反対側も同じように行います
寝ている時の姿勢についてのまとめ
いかがでしたか?
寝ている時の姿勢が骨盤に与える影響について、ご理解頂けましたでしょうか?
普段あまり気にすることのない部分ではありますが、寝方によっては骨盤のゆがみの原因になってしまうことがあります。
骨盤や姿勢について気になっている方は、この機会にご自身の寝ている時の姿勢もチェックしてみてください。
また、鳴尾ぴっと骨盤整体院は、骨盤矯正を専門としております。
- 骨盤や姿勢のゆがみに悩んでいる
- 肩こりや腰痛などの不調をいち早く治したい
という方は、是非一度当院までご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。