産褥期の無理は産後うつに繋がる?

2023年12月22日

西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は産後の骨盤矯正や
マタニティ整体が得意な専門整体院になります。

産後の骨盤矯正は原則、産後1ヶ月以降に行って頂くことを
当院では推奨しております。

その理由は産褥期(さんじょくき)という期間を大切に考えております。
この時期に目一杯自然治癒力で回復をして頂きたいからです。

出産後の産褥期という時期は
内臓や骨盤内、ホルモンバランスや神経の修復を行う
大事な期間です。

この産褥期の過ごし方は産後初期だけでなく
あなたの人生を大きく左右する時期かもしれません。

産褥期の無理は

  • 免疫力が低下し、細菌感染のリスクが高まる
  • 更年期障害や婦人科疾患のリスクが高まる
  • 筋肉や関節への負担が悪化する
  • 貧血や眩暈などの体調不良に繋がる

上記の様な症状に発展する危険性があります。
実はそれ以外にも、メンタルとの関係が深い時期と言われております。

今回は産褥期に無理するとメンタル面にどのような影響があるのか?
について解説させて頂きます。

もしあなたが、出産後に気持ちの浮き沈みが激しくなっていたり
不安な気持ちや悲しい気持ちが以前よりも増えた気がするのであれば
この記事を参考に日々の生活に活かしてみて下さい。

産褥期におけるメンタルへの影響

冒頭にも挙げたように、産褥期の無理は
心身に悪影響になる可能性が高いです。

その中でも、最近の研究で産褥期の過ごし方が
産後うつに繋がる要因という研究もあるそうです。

出産は命懸けです。
子供を産むということは、それだけ心身のダメージになります。

産後うつと産褥期

産後うつは少しずつ増加傾向にあります。
出産後のママの10〜15%が産後うつを発症していると
報告されております。

その中でも特に興味深いのは、経産婦の実母が産褥期に
家事介入(食事や掃除などのサポート)が入ることで
産後うつの発症を抑えることができるとのデータもあります。

産褥期は筋肉や骨格だけでなく、ホルモンバランスや自律神経などの
内部環境への負担も大きくなりやすい時期です。

産後うつは乳幼児の発達障害の引き金になるという
研究報告もあります。

以上のことから、可能であれば出産後は
サポートを手厚く受けることができる体制を
家族が一致団結して作る必要があると言えます。

産褥期は無理をせず、自分のできることを必要最低限することが
ママの健康や赤ちゃんの健康を考える上ではとても大事かもしれません。

まとめ

いかがでしょうか?
産褥期の無理がどういった状態に発展するのか?
については理解できましたでしょうか?

産褥期の理想は授乳などの
ママにしかできなことに専念して頂くことがベストです。

しかしなかなか、そういう訳にはいかない場合が多いです。
今回の記事を参考に、日々の育児や生活が
少しでも負担なく健やかになって頂けることを願うばかりです。

もしあなたが西宮で産後の不調を改善したいと思っていたり
産後の骨盤矯正をしたいと整体院を探しているのであれば
鳴尾ぴっと骨盤整体院にまず初めにご相談下さい。

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