身体のゆがみは足元から!?姿勢に影響する足部の症状とは?

2021年01月28日

皆さま、こんにちは!

 

姿勢に影響を与える症状として、

 

  • 骨盤のゆがみ
  • 背骨の変形

 

の2つがイメージしやすいかと思います。

 

この他にも足に現れる症状が姿勢に深く関係していることをご存知でしょうか?

 

普段、座ったり横になったりする時以外は

 

  • 歩く
  • 走る
  • 階段を上がる
  • ジャンプする

 

などの場面で必ず足を動かしていますが、それでも足に意識を向けることは少ないですよね。

 

足は最も体重がかかる場所であり、

 

  • 身体を支える
  • 身体のバランスを保つ
  • 地面からの衝撃を和らげる

 

などの重要な役割を持っています。

 

しかし、様々な原因によって、足の骨や筋肉に変化が起こり、正常な足の状態が崩れてしまうことがあります。

 

後ほどご説明致しますが、

 

  • 外反母趾
  • 偏平足

 

が代表的な例になります。

 

そうすると、足の役割が十分に果たされないだけではなく、普段の姿勢にも悪影響となります。

 

そこで、今回のブログでは、足と姿勢の関係について詳しくご紹介致します。

 

ぜひ、最後までご覧ください!

 

前編目次

足跡から見る足の状態
♦️正しい足跡は?
♦️こんな足跡は要注意!
足と姿勢の関係について
♦️足の異常で重心が変わる
♦️足裏の姿勢維持センサー

 

後編目次 *1月30日(土)更新

様々な足の症状を予防する
♦️生活の中で気を付けるポイント
♦️歩き方のポイント
足元を整えてきれいな姿勢を維持
♦️足部のエクササイズ
♦️足部のストレッチ

 

足跡から見る足の状態

 

足の状態は足跡から判断することができます。

 

皆さまは、ご自身の足跡をじっくり見てみたことはありますか?

 

この機会に、一度チェックしてみましょう。

 

正しい足跡は?

 

足部が正常な状態で、しっかりと使えている場合、歩行時にはイラストのような足跡ができます。

正しい足跡

 

  • 足の指
  • 土踏まずの反対側
  • かかと

 

に跡が残っていることが理想的です!

 

靴を履いた状態では本来の足跡が見えないので、安全な場所で裸足になって確認してみてくださいね。

 

こんな足跡は要注意!

 

続いて、注意が必要な足跡の中から、特によく見られるものを3つご紹介致します。

 

以下の足跡であった場合、足部に問題が発生しており、普段の姿勢にも影響している可能性があります。

 

外反母趾

 

外反母趾の足跡

イラストのように、親指が極端に外側に向いた足跡が残っていた方、外反母趾かもしれません!

 

  • ハイヒールをよく履く
  • サイズの合わない靴を履いている

 

などが原因で生じる症状です。

 

扁平足

 

扁平足の足跡

土踏まずがしっかりあれば、土踏まずの部分には跡が残りません。

 

しかし、イラストのように足裏全体の跡が残ってしまった方、土踏まずがなくなった状態、つまり扁平足かもしれません。

 

  • 歩行習慣が少ない
  • 肥満
  • 歩行のための筋力が低下している

 

などが原因になります。

 

浮き趾

 

浮き趾の足跡

少しイメージしにくいかもしれませんが、イラストのように足の指の跡が薄いまたは消えていたという方、浮き趾という状態が考えられます。

 

  • 足の指が上手に使えていない
  • サイズの合わない靴を履いている
  • 正しい立ち方ができていない

 

などが原因となってきます。

 

皆さまの足跡はいかがでしたか?

 

是非、これまでのイラストと見比べてみてください!

 

足と姿勢の関係について

 

では、足がどのように姿勢に関係しているのかを見ていきましょう。

 

足の異常で重心が変わる

 

身体を横から見た時に、

 

  • 耳たぶ
  • 大転子(太ももの付け根あたり)
  • 膝のお皿の後方
  • 外くるぶしの前方

 

の5箇所が直線で結ぶことができれば正しい姿勢となります。

 

足が正常な状態で、しっかりと役割を果たせている場合、身体の重心は足のほぼ中央にきます。

 

そして、重心位置が安定することで、上記のような正しい姿勢をとることが可能になります。

 

しかし、

 

  • 外反母趾
  • 扁平足
  • 浮き趾

 

のような症状がある場合、足にかかる体重が偏ったり、足をうまく使えてなかったりするので、重心がずれてしまいます。

 

足元での重心のズレは

 

  • 股関節
  • 胸椎

 

といった足よりも上にある関節のゆがみを生みます。

 

その結果、姿勢のゆがみが引き起こされることがあります。

 

足裏の姿勢維持センサー

 

足裏には地面からの刺激を感知して身体のバランスを保つメカノレセプターというセンサーが存在します。

 

このセンサーが特に多いのが、イラストの色がついている部分です。

足裏 メカノレセプターの場所

 

正しい足跡で跡がつく場所と類似していますよね。

 

足の状態が良く、しっかりと使えている場合、このセンサーが働き、身体のバランスを整えてくれます。

 

しかし、足に異常がある場合、メカノレセプターの機能が低下するので、身体のバランスが崩れやすくなります。

 

崩れたバランスを元に戻すために余計な筋肉が働くと、姿勢のゆがみが生じてしまいます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は、

 

  • 足跡から見る足の状態
  • 足と姿勢の関係

 

についてご紹介致しました。

 

普段、足元に意識を向けることが少ないかとは思いますが、ご自身の足跡から足の状態がわかります。

 

今回ご紹介したような症状があれば、姿勢への影響も考えられます。

 

是非、足跡に注意を向けてみてください!

 

お身体のゆがみや、肩こり・腰痛などの不調でお困りの方は、是非一度当院にご相談くださいませ。

 

鳴尾ぴっと骨盤整体院

 

ご予約、お問い合わせの際はお電話にてお待ちしております。

 

0798-56-8036

 

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