【骨盤が原因の腰痛】仙腸関節痛を西宮の骨盤整体院が解説
2022年08月28日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
現在、腰痛でお悩みの方、あなたの腰痛の症状はどのようなものですか?
- 仰向けで寝ると痛む
- 長時間座っていることが辛い
- 腰だけではなくお尻も痛い
- 動き始めに痛みが出る
これらに当てはまる場合、「仙腸関節性腰痛」の可能性があります。
仙腸関節とは、骨盤にある関節です。
この関節の異常は腰痛を引き起こします。
今回の記事では、仙腸関節性腰痛についてご紹介致します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
仙腸関節について
仙腸関節とは、骨盤にある関節の一つです。
骨盤は、
- 腸骨
- 恥骨
- 座骨
- 仙骨
- 尾骨
の5つの骨で構成されています。
そのうちの腸骨と仙骨の間にある関節が、仙腸関節です。
仙腸関節は、身体の土台となる骨盤の関節で、靭帯で頑丈に固定されているため、関節の割には動きの少ない関節です。
実際には、3~5mm程度しか動かない、と言われています。
仙腸関節の役割は、
- 上半身と下半身をつなぐ
- 上半身の重さを支える
- 地面からの衝撃を吸収する
などがあり、身体の中でもとても重要な関節です。
仙腸関節と腰痛
仙腸関節は、靭帯で固定されてはいるものの、仙腸関節に負担をかけるような行動があると、関節機能が低下し、腰痛を引き起こします。
例えば、
- 中腰での力作業
- 身体を大きく捻るスポーツ
- 同じ方の肩で荷物を持つ
- 脚を組む
- 女性の妊娠・出産
このようなことが仙腸関節への負担となります。
仙腸関節由来の腰痛は、仙腸関節部分(背中を丸めて骨盤が出っ張っている部分)に痛みを感じることが多いです。
また、そのほかに痛みが発生する部位としては、
- お尻
- 股関節
- 太ももやすね
があります。
仙腸関節性腰痛への対処法
骨盤矯正
仙腸関節を含む骨盤を骨盤矯正によって整えることで、仙腸関節にかかる負担を軽減します。
緊張している筋肉のストレッチ
普段の習慣や癖で硬くなった腰や下半身の筋肉をほぐすことで、仙腸関節や骨盤周りの筋肉に柔軟性が戻り、腰痛が緩和されます。
仙腸関節の安定性を高めるトレーニング
仙腸関節を取り囲む筋肉をトレーニングすることで、生活動作に対する仙腸関節の安定性が高まり、腰痛が起こりにくくなります。
仙腸関節性腰痛改善のためのセルフケア
仙腸関節性腰痛を改善するためのセルフケアとして、今回は3つのトレーニングをご紹介致します。
仙腸関節付近の
- 腹横筋
- 殿筋群
を鍛えるトレーニングです。
ドローイン
- 仰向けになり両膝を立てます
- 8秒かけてゆっくり息を吸います(※お腹を膨らませる)
- 10秒かけてゆっくり息を吐きます(※お腹をへこませる)
- 10回繰り返しましょう
呼吸の時に、肩が動いたり、胸が上下したりする場合は、上手くトレーニングできていない証拠です。
ゆっくりとお腹で呼吸するように意識してみてください。
ヒップアップ
- 仰向けになり両膝を立てます
- お尻とお腹に力を入れて身体を持ち上げます
- そのまま30秒キープしましょう
- 2セット繰り返します
肩から膝までが一直線になるようにしましょう。
腰が反ったり、お尻が落ちたりしてしまわないように注意してください。
トレーニング中、腰が痛む場合は、無理に行わず中止してください。
クラムシェル
- 横向きに寝ます
- 両膝を曲げて前に出します(肩、お尻、かかとが一直線)
- かかとは付けたまま上の膝を持ち上げます
- 10回繰り返しましょう
- 反対側も同じように行います
上の膝を持ち上げるときは、身体が外に開かないように注意してください。
背中を壁につけて行うと、正しい動きでトレーニングできます。
仙腸関節性腰痛についてのまとめ
いかがでしたか?
普段の何気ない習慣でも、仙腸関節への負担となり、腰痛を引き起こしている場合があります。
今回の記事をご覧になって、痛みの部分や痛む動作など、ご自身の症状と似ているな、と思った方は要注意です。
少しでも早くケアをして、痛みのない生活を送りましょう。
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院は骨盤矯正を得意としております。
- 今回の内容とご自身の症状が当てはまった
- 骨盤のゆがみを直して綺麗な姿勢になりたい
- 辛い腰痛からいち早く開放されたい
という方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
ご予約、お問い合わせの際は、お電話にてお待ちしております。