猫背解消!正しい姿勢に必要な肩甲骨のセルフケアを整体院が解説
2021年08月22日
皆さま、こんにちは!
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院です。
正しい姿勢を維持するために必要な条件として
- 骨盤のゆがみが少ないこと
- 体幹のインナーマッスルがしっかりと機能していること
この二つがよく挙げられます。
実は、それ以外にもまだまだ沢山あり、「肩甲骨が正しい位置にあること」もそのうちの一つです。
皆さま、ご自身の肩甲骨の位置を気にしたことはありますか?
なかなか普段意識しない部分かと思いますが、残念ながら肩甲骨の位置が正しくない方は意外と多くいらっしゃいます。
今回は、皆さまの姿勢維持に役立つ情報として、
- 肩甲骨の正しい位置
- 肩甲骨の位置が崩れてしまう要因
- 効果的なセルフケア
これらについてご紹介致します。
姿勢について、特に猫背が気になる方は是非最後までご覧ください!
目次
正しい姿勢時での肩甲骨の位置とは?
肩甲骨の一番下の尖った部分を結んだ直線が、両方の耳から垂直に下ろした直線と直角に交わると肩甲骨が正しい位置にあると言えます。
これを正確に測ることは難しいですよね。
肩甲骨の位置を簡単に確認できる方法がこちらです。
- 普段と同じように立つ
- 肩甲骨と背骨の間に指を4本置く
(指を閉じた状態で)
肩甲骨と背骨の間に丁度指が4本入ったor少し狭かった⇒肩甲骨が正しい位置にある
肩甲骨と背骨の間に指4本以上の隙間があった⇒肩甲骨が正しい位置にない
正しい肩甲骨の動き
肩甲骨は鎖骨としか繋がりを持たず、胸部を覆う肋骨の上に浮いているような状態です。
そのため、周りには肩甲骨を安定させる筋肉が沢山付いています。
肩甲骨周りの筋肉は、肩甲骨が持つ
- 挙上
- 下制
- 外転
- 内転
- 上方回旋
- 下方回旋
という六つの動きを可能にしています。
肩甲骨の位置がずれてしまう要因
実際に肩甲骨の六つ全ての動きを普段から使っているかというと、そうでもありません。
スマホの普及や長時間のデスクワークが増えたことで、私たちは肩甲骨の動きが少ない生活を送っています。
スマホやデスクワークの時の姿勢は、猫背になりがちですよね。
猫背だと背中は丸くなり肩甲骨は中心(背骨)から外側に離れていき、やがてその位置に固定されてしまいます。
肩甲骨と背骨の間に指4本以上の隙間があった方、猫背でお悩みではないでしょうか?
また、このような場合、肩甲骨の可動範囲は狭くなります。
その結果、
- 肩周りの血流不足による肩こり
- 無理な動作による肩の痛み
といった症状も出てきます。
肩甲骨を正しい位置に戻すためのセルフケア
肩甲骨を正しい位置に戻して、
- これまでの姿勢を改善する
- 正しい姿勢を維持する
そのためには、肩甲骨を適切に動かして筋肉をほぐしてあげることが大切です。
今回はセルフケアを二つご紹介致します。
どちらも簡単ですので、是非ご自宅やお仕事先で実践してみてくださいね。
セルフケア1
- 顔の前で掌と肘を合わせます
- 肘を離さないようできるだけ上に挙げます
- 限界まで挙げたら胸を大きく開きます
- 両肘を身体の横につけます
- 1の姿勢に戻します
- これを10回繰り返しましょう
セルフケア2
- 背中で指を組みます
(掌は内側をむける) - 胸を張り背すじを伸ばします
- そのまま両腕を上下に動かします
- これを10回繰り返しましょう
肩甲骨の正しい位置についてのまとめ
いかがでしたか?
ご自身の肩甲骨がしっかりと正しい位置にあるかどうか、この機会に試してみてください。
- 肩甲骨が正しい位置にない
- 肩甲骨の動きが小さい
という方は今回のセルフケアを継続して頂き、肩甲骨を正しい位置に戻しましょう!
また、今回の記事をご覧になり
- ご自身の姿勢について気になる点があった方
- 猫背や身体のゆがみをいち早く解消したいと思った方
西宮の鳴尾ぴっと骨盤整体院までご相談くださいませ。
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