歩行姿勢を簡単チェック!正しい歩き方のポイントを解説!
2020年11月15日
皆さま、こんにちは!
水曜日に引き続き
普段の「歩行姿勢」についての内容です!
前編では
歩行に欠かせない重要な筋肉を
ご紹介致しました。
その筋肉とは…?
「中殿筋(ちゅうでんきん)」でしたね!
骨盤や股関節付近には
沢山の筋肉がくっついています。
その一つである中殿筋は
“歩行時の骨盤の安定”
という大事な役割を持っていました!
そのため歩行時に中殿筋が働かないと
骨盤が左右に大きく傾いた歩行姿勢に
繋がってしまいます。
皆さまの普段の歩行姿勢は
大丈夫でしょうか?
今回の後編では
歩くときに注意したいポイントを
ご紹介致します!
気になる方は是非ご覧ください!
尚、前編にて
- 中殿筋の働き
- 骨盤が安定していない歩行姿勢
について詳しくまとめております。
まだ、ご覧になっていない方は
下のリンクよりお進みください。
目次
後編目次
歩行姿勢をチェック!
♦️正面から見た歩行姿勢
♦️横から見た歩行姿勢
♦️足跡もチェック
正しい歩行姿勢のためのセルフケア
♦️中殿筋エクササイズ
歩行姿勢をチェック!
それでは早速
歩行時に気をつけたいポイントを
ご紹介していきます。
ご自宅にスタンドミラーがある方は
そちらを使ってチェックしてみてください!
正面から見た歩行姿勢
上半身のポイント
歩行または自然に足踏みした時に
頭や肩が左右に大きく振れていませんか?
- 目線⇒まっすぐ前を見ましょう
- 肩⇒左右の肩を結んだ線はなるべく
地面と並行に - 腕⇒歩行に合わせて軽く前後に振ります
お腹と腰のポイント
歩いているときは
お腹を意識すると背すじがピンと伸びます。
- お腹⇒お臍を上に向けるイメージです
- 腰⇒腰(骨盤)が左右に傾いていないか
チェックしましょう
下半身のポイント
歩いている時の足の動きには
気づかないうちに身についてしまった
“癖”が潜んでいます!
- 膝⇒膝のお皿の向きは真っ直ぐです
- 爪先⇒膝同様に、
爪先の向きも真っ直ぐです
直立の姿勢では
重心が身体の半分より少し上にある
と言われています。
正しい歩行姿勢の場合
歩行時の重心の振り幅は左右約3cmです。
骨盤や肩がグラグラしたような歩行姿勢では
重心の振り幅がもっと広くなります。
その結果
- 効率の悪い歩行
- 身体に負担のかかった歩行
の原因となります。
左右の“ブレ”が少ない歩行姿勢を
目指しましょう!
横から見た歩行姿勢
横からの歩行姿勢は
お店のウィンドウでも確認できるので
覚えておいてください!
上半身のポイント
- 頭⇒顎を軽く引きます
- 肩⇒耳たぶの下に肩が来るように
胸を張りましょう
お腹と腰のポイント
- 腰⇒少しお尻を前に引き出します
下半身のポイント
- 膝⇒前方の膝はしっかり伸ばします
- 足部⇒踵から地面につけましょう
頭の上から糸が出ていて
上から引っ張られているような感覚で
歩いてみてください!
足跡もチェック
足跡をチェックして
爪先の向きを見直しましょう!
爪先の向きが外側または内側だと
足首より上の関節(膝や骨盤)のゆがみも
考えられます!
今回ご紹介致しましたポイントを
全て意識するのはとても大変です。
まずは一つずつ
姿勢の意識を取り組んでみてくださいね!
また、チェックしてみて
気になる点がございましたら
是非当院にご相談くださいませ。
正しい歩行姿勢のためのセルフケア
では最後に前編でも登場しました
歩行に欠かせない中殿筋のエクササイズを
ご紹介致します!
正しい歩行姿勢に一歩近づくために
取り入れてみてください。
中殿筋エクササイズ
- 腕で上半身を支えて脚を横に伸ばします
- 上側の脚を真上になるべく大きく広げます
- 下側の脚に当たらないように下げます
- この上下運動を繰り返します
- 目標は左右とも20回です!
- 四つ這いになります
- 片方の脚の膝を曲げたまま外側に開きます
- 床と平行になる高さまであげましょう!
- その後元の位置まで戻します
- この運動を左右20回行いましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「歩行」は
生活の中の基本的な動作だからこそ
その「姿勢」に意識が向きにくいです。
その結果
左右に傾いたり身体に負担のかかる
歩行姿勢になってしまいます。
習慣的に今回のポイントを思い出して
歩行姿勢のチェックをして頂ければと思います!
また
- 歩行時、骨盤の傾きやゆがみが気になる方
- 腰や膝、足首に痛みや違和感がある方
一度当院までご相談くださいませ。
鳴尾ぴっと骨盤整体院
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